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銃とは、火の燃焼ガス、または空気などの圧縮ガスの圧により弾丸を飛ばす武器である。

大体銃刀法で「拳銃小銃機関銃猟銃その他金属性弾丸を発射する機を有する装及び空気銃圧縮ガスを使用するものを含む」と定義されている「銃」のうちより小さいものをいう。

概要

明の小銃がどうたら言う初めてものがたりには深く立ち入らない。実用的な銃の始祖は15世紀前半に登場したマスケット、いわゆる火縄銃とされている。
そこからハッテンライフル(銃身に刻むらせん状のみぞ)や莢が発明され、反動や燃焼ガスの利用方が確立され現代の突撃銃拳銃に至る。

分類

 一口に銃といってもその使用弾薬や構造、用途により大きく異なる。詳細は各項の当該記事を参照。また、どんな物にでも言える事ではあるが、ここでの分類方法はあくまで安とされたい。その銃の運用者や開発者が「この銃は○○という分類になるのだ」といえばその分類になるし、後付で分類が変更されることも多々ある。結果、例外も多数あるので注意。
意訳すると「ここは違うだろヴォケ」とかあまり突っ込まれると編集者がヘコみますよ、ということ。
それでもこだわってしまうのがオタクの性ではあるのだが・・・

小銃ライフル
 長い銃身を持つ個人携行火器。歩兵の持つ銃としては最もポピュラーである。狩猟にも広く用いられる。一般的には小銃弾(どうでもいいけどすっごい鶏と卵な表現だ)と分類される、口径の3~4倍ほどの長さを持つ弾丸にそれを音速2弱~まで加速させる程の装を組み合わせた弾薬が用いられる。
 装填方法により中折れ式や機関部を動作させるレバーを動かすレバーアクション式、ボルトに直接接合されたレバーで動作させるボルトアクション式、反動利用の自動式(後述の突撃銃とは異なる)などに分類される。
 ちなみに「ライフル」とは本来は発射された弾丸に回転を加え、ジャイロ効果により弾道を安定させる為に銃身内に刻む溝のことである。
 また、こだわる人は「ライフル銃」の表記に拒否反応を示すので注意。通常「ライフル」だけで「銃」の意味を含む。
騎兵銃(カービン)
 小銃に乗る騎兵が取り扱うのに有利にするため大幅に短銃身に設計したもの。騎兵が衰退した後は単に短い小銃や専用設計の軽量な銃をす。軽量で取り回しがよいことから、部隊特殊部隊いは通常の歩兵部隊でも使用されることがある。単に短い小銃は短小銃と呼ばれることがある。
突撃銃アサルトライフル
 現代歩兵の基本装備。小銃ガス圧や反動利用によるフルオート引き金を引き続けるだけで連射される)射撃の機構を組み込んだものである。あくまでフルオート射撃な銃であり、フルオート射撃の常用は故障や弾薬の浪費につながるため、セミオート(単射)やバースト(2・3発ずつの点射)での使用が通常である。セミバーストのみの機種もある。全般的に第二次大戦以前の小銃よりも弱めの弾を用いているのが特徴。また、7.62mm×51級の弾薬を使用するものをバトルライフルと呼んで区別する場合がある。
狙撃銃スナイパーライフル
 遠距離からの精密な射撃で敵を制圧する為の小銃。通常狙撃専用に設計されたものをこう呼ぶ。そもそも小銃自体の運用方法が数メートル先の標をよく狙って撃つというものであった第二次大戦頃までは、専用設計の狙撃銃はほとんどなかった。
 狙撃といっても状況によって射程は数十mから果ては2Kmというような場合まであり、バトルライフル突撃銃スコープを乗せただけのものや重機関銃スコープを乗せた物などで行われることがある。こうした銃を狙撃銃と呼ぶ事もあるため、結局は運用しだいである。
拳銃ハンドガン
 小軽量で携行性重視のもの。威や精度は低いが、常に携帯して必要な時にいつでも使用できるのが強み。小化しつつ近距離で殺傷を得る為、拳銃には短くて太い弾薬拳銃弾)が用いられる。隠し持つことが可なためその所持・携帯は厳重に規制されていることが多い。
機関拳銃マシンピストル
 拳銃フルオート機構を持たせた物。短機関銃でも特に小なものはこちらに分類される場合もある。
 フルオート射撃による高い制圧を持つが、反動を制御しづらく弾切れしやすい。若干使い勝手の悪い銃である。携帯火器やバックアップにそこまで火力めてどうすんだという話である。
短機関銃サブマシンガン
 拳銃弾をフルオート射撃することが可な銃。同じフルオートの銃器としては上述の突撃銃があるが、反動を制御する技術や弾薬の問題から実用化は半世紀ほどこちらの方がい。
 元は塹壕などの至近距離で弾をばら撒き相手を制圧する為に生まれたが、高精度の物(ぶっちゃけて言うとHK MP5)はその反動の少なさを生かし近距離で精密な射撃を行える銃器として捉えられるようになり、室内戦を行う特殊部隊などが多用するようになった。基本は拳銃弾なのでボディアーマーは苦手。
個人防衛火器PDW
 (短機関銃突撃銃)/2的なコンセプトのもの。発射火拳銃弾と同程度ながら、小口径で高速な弾を利用することでボディアーマーを貫通させられるようにした弾を利用するのが特徴。従来の短機関銃拳銃を置き換える的で開発された。あんまり普及はしていない。
機関銃マシンガン
 大で分厚い銃身や機関部を持ち、小銃弾、または重機関銃専用の弾を大容量の弾倉、もしくはベルトリンクで給弾しフルオート射撃することを的とした銃。
 重たくてでかい為、複数人での運用が基本である。艦艇、車両航空機に搭載して使用されることも多い。
散弾銃ショットガン
 筒状のケース内に多数の粒状の弾丸(散弾)と火、そして弾丸を押し出す台を詰めた散弾(ショットシェル)を使う銃。ある程度の範囲に弾が散らばるため、対に命中する可性が高い。ゲームなどでは相当広範囲に散らばるように描かれるが、実際は銃身長弾薬により異なるが数十メートル先で4~50cm四方といったレベルである。

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最終更新:2024/06/07(金) 05:00

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