桂木綾音単語

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桂木綾音とは、1996年に発売された恋愛シミュレーションゲームである『トゥルー・ラブストーリー』及び
リメイク版である『トゥルー・ラブストーリー～Remember My Heart～』のメインヒロインである。

概要

誕生日：6月10日
星座：双子座
血液型：AB型
身長：163cm
スリーサイズ：B81cm W58cm H82cm
進路希望：大学進学
趣味：熱帯魚・ピアノ・料理
クラス：2年A組
部活：音楽部（楽器班）　　中学の時はテニス部
好みの食べ物：スパゲッティ
通学手段：バス通学
好みのパラメータ：勉強5、運動5、センス5、性格4、態度4
男性の好み：優しい人
将来の夢：作曲家
好きな季節：春

青空高校に通う高校2年生で学園のアイドル的存在であり男子生徒だけでなく女子生徒からも人気がある。
メインヒロインらしく成績優秀、運動万能、ピアノも弾けて性格は優しく控えめで主人公（プレイヤー）のことを
初めから一途に想う気持ちなど男性が女性に求める究極の理想像として作られた。
ここまで聞くと完璧超人っぽいが実際には実力テストの点数で柳沢修一や春日千晴に負け運動では後藤育美に
敵わず本多智子もピアノが弾けるなど全体的に高スペックだがどのジャンルにおいても一番ではない。
またキャラクター付けの為か少しおっちょこちょいという設定があり主人公の写真入りの生徒手帳を落としてしまい主人公に拾われてしまう（中身は見られてない）、主人公とぶつかってしまう（これはわざとだが）、カミナリが怖くて思わず主人公に抱き付いてしまう、小学校低学年の時に溺れて水恐怖症になってしまう、水恐怖症を克服する為に父親と一緒にお風呂で洗面器の水に顔をつける練習をしていたことを喋ってしまい主人公に弱みを握られ口止めをお願いするなど主人公に対してのみドジっ子キャラの面がある。
 ただ完璧超人過ぎるキャラクターは『ときめきメモリアル』の藤崎詩織のように熱狂的なファンも多い反面
アンチも多くなるが桂木綾音はアンチファンがほとんどおらず公式ファンクラブ会報誌で行なわれた1と2の全キャラを合わせた人気投票で人気キャラ一位を獲得している（二位は2の七瀬かすみ）。
すでにシナリオやシステムが洗練された2の発売後の投票であり、さらに没個性になりがちなメインヒロインにも
関わらず一番人気だったことは驚嘆に値する。
血液型は性格も控えめでおとなしい典型的なA型ヒロインっぽいが意外にもゲーム設定でありがちな
二面性を持つAB型ヒロインである。
主人公のことを貶されたり転校のことを教えてくれなかったことに対し「・・・・・」（無言）の選択肢を選んだ時に
普段の綾音からは考えられない感情を露にするところなどが普段秘めているB型の部分なのかもしれない。
バストサイズは81というちょっと控えめな数値ながら水着になるとかなり大きく描かれており公式イラストの
ビキニではバストサイズ88の天野みどりと変わらないくらい谷間があり着やせするタイプなのかも。
趣味のピアノは小学2年生の時からやっておりテニスも続けていたが手にマメが出来てピアノに差し支える
との理由で中学卒業でテニスを止めたが偶にプレイしており最初のデートの時に一緒にプレイ出来る。
（リメイク版のみ）。
なお、このデートでは綾音のアンダースコート姿が拝めるので一見の価値あり。
（当時のソニーチェックでは下着の表現はダメだったがスタッフが「これはアンダースコートだから問題ない！」と
言い張って表現OKになった逸話を持つ）。
春のデートや夏のデートで父親の話が出てくるなど少しファザコンの気があるっぽい。
小学生の時にこの街に引っ越してきた（転校経験あり）。
攻略には最低でも一度はデートをしてデートでの印象を良くし彼女に高台に連れて行ってもらい
最後の選択肢で高台を選ぶことが必要。
（高台に連れて行ってもらってないと最後の選択肢で高台が選べない為にバッドエンドになってしまう）。
演じた菊池志穂によるとプロデューサーの杉山一郎（現在は杉山イチロウ名義）氏から役を演じる上で
「話しかけるのではなくて語りかけるように」という指示を受けたという。
（彼女が他の攻略キャラと違い主人公に対し語り口調なのはこの為）。
菊池曰く桂木綾音は杉山プロデューサーの思い入れが凄く強いキャラだったと語っている。
彼にとってプロデュース初作品であり作品の顔であるメインヒロインの桂木綾音に力を入れるのは
当然であり彼女を含め魅力的なキャラを作り出しヒットさせたことがトゥルーラブストーリー初代
発売20周年に「レコラブ」というゲームをプロデュースしていることに繋がっている、
もし彼が作品の顔である桂木綾音を魅力を引き出せなければプロデューサー失格で以降の「TLSシリーズ」や
「キミキス」「フォトカノ」は生まれていなかったかもしれない。
シナリオを担当したたからやすり氏の話では女の子らしい女の子を目標にシナリオが作られたとの事。
また綾音という名前は中々決まらず彼が名前を決めた後からも周りから変だとか言われて制作現場では思ったより不評だったらしい。
勿論そんな心配は杞憂に終わり上記で書かれているように人気投票で一位になり（桂木）綾音という名前はトゥルー・ラブストーリーを代表する名前となり彼もいい名前だと語っている。
 ニコニコ市場にあるつれゲー Vol.4では声優の佐藤聡美と三上枝織がトゥルー・ラブストーリー～Remember My Heart～をプレイして初挑戦ながら見事に桂木綾音のトゥルーエンドをクリアしており比較的難易度が低いヒロインとも言える。
サンプル動画はこちらとこちら（完全版を見たい方はＤＶＤを購入してください）

桂木綾音というキャラクターは上記で書いた『ときめきメモリアル』の隠しキャラである
館林見晴を非常に意識したキャラクター作りになっている。
当時を含め長い間『ときめきメモリアル』を発売していたコナミは隠しキャラクターである館林見晴の存在を公式では認めなかった為、既に人気キャラクターになっていたにも関わらずほとんど情報やグッズも出ずこちらから狙って攻略出来ないなどファンの間で館林見晴の不完全な扱いに対する不満が溜まっていた。
そして声を演じた菊池志穂も『ときめきメモリアル』の大ヒットで他の出演声優が各種イベントや
キャラソンCD発売などで引っ張りだこだったにも関わらず自分が演じたキャラクターの存在を公式が認めないので
イベントやキャラソンCDに参加してファンを獲得しなけばならない大事な時に出演者とファンが盛り上がっている
イベントへの参加が出来ず『ときめきメモリアル』関連のキャラソンCD収録の仕事もほとんどなく
あせりと疎外感を感じていた。
それに対し『トゥルー・ラブストーリー』のスタッフは容姿も完璧で成績優秀、主人公のことを一途に想い
更には出会いイベントで（わざと）ぶつかって知り合い、声も同じという館林見晴のパクリ非常に良く似た
桂木綾音というメインヒロインを誕生させた。
これにより『トゥルー・ラブストーリー』は『ときめきメモリアル』の一部ファン取り込みに成功、菊池志穂にはライバル
ゲームでのメインヒロイン担当という大役が与えられた。
彼女はこれに応え『トゥルー・ラブストーリー』関連イベントの司会進行、天野みどりを演じた池澤春菜との
ラジオパーソナリティー、キャラクターソング3曲、みさきとのデュエット曲、天野みどりとのデュエット曲、中の人名義でリメイク版の『トゥルー・ラブストーリー～Remember My Heart～』のOP＋ED曲そしてキャラクターとして出演していない『トゥルーラブストーリー2』のOP＋ED曲の合計9曲を歌うという快挙を成し遂げ彼女の代表作の一つとなった。
（1で本多智子を演じた久川綾や2で風間こだちを演じた岩男潤子が諸事情により一曲も歌ってないことを考えると如何に多いかが分かる）。
なおコミックマーケット92にて個人サークルで参加していた岩男潤子さんに大百科作成主が
キャラソンを歌ってなく残念であることを伝えたら御本人はキャラソンを歌うつもりだったとの事。
少なくとも岩男さん自身は歌いたかったが既に歌手デビューしていた為、契約上の関係で
歌えなかったと推測される。

関連動画

関連項目

• トゥルーラブストーリー
• ギャルゲー
• メインヒロイン
• パッケージヒロイン
• 青空高校
• 森下茜
• 蒼月たかね
• 楠瀬緋菜
• 有森瞳美（公式HPで桂木綾音から（恋愛要素を抜いて）年上にした感じのキャラと述べられている）
• 菊池志穂
• 館林見晴（別ゲームのヒロインだがキャラ設定が非常に似ている）
• ハーフアップ（彼女の髪型の名称　別名お嬢様結びとも呼ばれる）

外部リンク

• 夏ドキッ！放課後通信（公式サイト）←閉鎖された為か現在は閲覧不可

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