黒江とは、テレビアニメ『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の登場人物である。
CV:花澤香菜(ゲーム版では物語シリーズコラボにおいての千石撫子役を務めている)
概要
宝崎市に住む魔法少女。
いろはと一緒に魔女と戦うこともあるが、定期的に情報交換をする程度の仲。
命がけで戦うことに恐れを抱き、魔法少女であることから救われたいと感じている。
とある噂をきっかけに、神浜市へと執着し始める。
テレビアニメ版において初めて登場した新たな魔法少女、いわゆるアニメオリジナルキャラであり、原作であるゲーム版には当初登場していなかった。
元々は「好きな人と付き合いたい」と軽い気持ちで契約してしまい、その結果魔法少女となったのだが、その好きな人とは既に別れてしまっており、残ったのは魔女と命がけで戦うことのみ。そのことにしんどさを感じるようになっていた。
第1期第1話において「神浜市に行けば魔法少女は救われる」と告げる少女の夢を見て神浜市へ向かうことを決め、それを環いろはへ伝えた時に乗っていた電車ごと魔女結界に入ってしまい、その魔女の移動先である神浜市についてしまうが、七海やちよからはいろはと共に神浜に近づかないことを忠告された。
…が第1期での彼女の大きな出番である。
そこからはいろはが電話しても出ない程度の言及のみで、ストーリー構成がゲーム版から少し変わりつつも大筋自体は沿った展開がなされ、黒江が出ることもなく、最終的には第13話のED前に一瞬だけマギウスの翼の黒羽根として登場しただけであった。
※この出番の少なさからは視聴者はもちろんのこと、ゲーム公式サイトで連載されているPAPAによる漫画『マギア☆レポート』においてもネタにされている(しかもこっちの方がアニメよりも登場回数が多い)。
その後の第2期では第1話Cパートより登場し、柊ねむよりいろはのことを知っているかと問われ、どう返したかは不明であるが最終的には万年桜のウワサの捜索と環いろはの保護を内密に任せられた。その後は暴走状態のやちよに追われたり、共にドッペルに飲み込まれたりと、第1期での扱いから考えられないほど出番が増えている。
いろはが元に戻って以降は彼女と行動を共にするのだが、第5・6話で死亡フラグを散々立てまくったあげく、いろはを先に送り出して夜鷹のような漆黒の翼を持つドッペルを使い羽根達を圧倒。しかし戦う中でドッペルからのささやきを聞き、恐れおののいてしまう。そしてみかづき荘の面々と近づこうとするとドッペルに飲み込まれることに。どうやら黒江本人の過去に何かあるようなのだが……?
最終章ではドッペルに飲み込まれながら歩き続ける黒江の姿。それを助けようとするいろはだったが、黒江としてはそのいろはの優しさがまぶしすぎる、自身の惨めさを一層痛感することになってしまう。というのも、かつて「くろ」という魔法少女を救ったことがあるのだが、この時互いにソウルジェムが限界になっているにもかかわらず、グリーフシードの手持ちがないと嘘をつき、連絡先の交換も行わずに分かれたという経緯があった。その時の自分と今自分を助けようとするいろはと対比してしまっていたのである。
一層のドッペルによる浸食が進むなか、ついには破れた結界の外へと出てしまい、黒江はあえなくヨダカの魔女へと姿を変えてしまう。いろはを乗せて高く飛ぶもいろはは決死の思いで手持ちの短剣で刺し殺すこととなる。残ったグリーフシードは最後の戦いでいろはがコネクトして力の一つとなった。
ちなみに、アニメ版での主要キャラクターのうち、フルネームではないのは彼女のみである。というのも「彼女の名前は名字なのか下の名前か分からない」と設定されているためである。
ゲーム版での黒江
アニメ版オリジナルキャラクターという特殊な扱いであるため、ゲームにおける実装の可否が不明であったが、ようやく放送のアニメ最終章の連動イベント開催に合わせる形で、期間限定キャラとして実装される運びとなった。
ただし、アニメでは既にいろはとは面識があるのに対し、イベント内では戦っているいろはの姿を見たことがあるだけで後に神浜で知り合う形に変更されており、一種のパラレル的な扱いとなっている。
アニメ版総監督である劇団イヌカレーの泥犬氏も「今後もアニメとは違う道を歩んでくれます。たぶん(f4さん次第)。」と語っており、これを酌む形で2022年の夏イベントでは水着バージョンが実装されると共に、第2部準拠のかたちで自らが主人公となっていろはたちと交流するストーリーが設けられている。悲劇的な最後だったアニメ版と比べると、元の性格に大差は無いとは言え、待遇面ではかなり良くなっている。
- 実装日:2022年3月28日(★4~5)
- 年齢:不明
- 誕生日:不明
- 身長:不明
- 出身地:宝崎市
- 学校:宝崎市内の学校(校名不明)
- 初期レアリティ:★4
- 属性:闇
- タイプ:サポート
- 武器:柄付き手榴弾(両手に1本ずつ所持)
- 能力:幻覚
- ソウルジェムの位置:右足太股
- ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×3 | ×1 | ×0 | ×1 |
- コネクト「見捨てることはできないし…」
コネクト先のダメージ量増加とともにMP獲得量を増やし、さらにアクセル時のMP増加量も増やす。
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 与えるダメージUP[Ⅶ] & Accele MPUP[Ⅴ]& MP獲得量UP[Ⅴ] |
★5 | 与えるダメージUP[Ⅸ]& Accele MPUP[Ⅶ]& MP獲得量UP[Ⅶ] |
- マギア「カラミタス・ガーラ」
敵のいずれかに対しランダムで属性強化ダメージを4回与える。その上で味方には闇属性攻撃力をアップ、デバフと状態異常も解除させつつ、自らのMPも回復させる。
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | ランダム4回 属性強化ダメージ[Ⅴ]& 闇属性攻撃力UP(味全/3T)& デバフ解除 & 状態異常解除(味全)& MP回復(自) |
★5 | ランダム4回 属性強化ダメージ[Ⅶ]& 闇属性攻撃力UP(味全/3T)& デバフ解除 & 状態異常解除(味全)& MP回復(自) |
逃避のドッペル。その姿は、ヨダカ。
この感情の主は、一度は自らの過去を悔やんで足を止めたものの、光を見出した今は羽ばたこうとするのをやめようとしない。
涙を流し続けるドッペルは、主を楽にするために重い泥の翼で身動きを取り辛くし、空を目指すことも駆けることも否定しながら真逆の道を示し続ける。
対峙する者があれば、その翼を活かして攻撃をしかけるものの、その挙動ひとつひとつは、何をしても光に辿り着けないことを主に示すための行動でもある。
このドッペルに浸食され尽くしたあとは、地上に佇む黒い星になるしかない。
黒江のドッペル。解説文と真名の「Ichizo(市蔵)」から、モチーフ元は宮沢賢治の童話『よだかの星』であることが分かる。上述の通りアニメ版でも姿を見せているが、羽織っているケープが大きな鳥の顔と巨大な翼へと変化。これによって空高く飛び上がり、翼で攻撃する。
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | ランダム5回 属性強化ダメージ[Ⅸ]& 闇属性攻撃力UP(味全/5T)& デバフ解除 & 状態異常解除 & MP回復(味全)&MP回復(自) |
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