しし座 |
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略符 | Leo |
象徴 | the Lion |
起源 | 古代 プトレマイオス |
概略位置 | 赤経:11 赤緯:+15 |
正中日時 | 4月15日21時 |
広さ | 947平方度(12位) |
3.0等以上の恒星数 | 3 |
最輝星 | レグルス(1.40等) |
メシエ天体数 | 5 |
隣接する星座 |
おおぐま座 こじし座 かに座 うみへび座 ろくぶんぎ座 コップ座 おとめ座 かみのけ座 |
しし座とは、黄道十二星座の一つ。トレミーの48星座の一つでもある。
勇者ヘラクレス(ヘルクレス座)に退治されたネメアの獅子とされる。
概要
春を代表する星座である。
黄道十二宮の5番目・獅子宮にあたり、だいたい7月23日(大暑)から8月23日(処暑)頃まで太陽が留まる。
しし座の尾に位置するβ星デネボラは、うしかい座アルクトゥルス、おとめ座スピカとともに春の大三角形を形成している。
また、α・η・γ・ζ・μ・εからなる、「?」を反転させたような部分をししの大鎌と呼ぶ。
しし座流星群はγ星アルギエバ付近を輻射点とする。
11月14日から11月19日頃に出現する流星群で、極大日は11月18日。
母彗星はテンペル・タットル彗星であり、33年周期で大出現が見られる。
主な天体
恒星
- α:レグルス(Regulus)
-
β:デネボラ(Denebola)
- しし座の尾の位置にある2等星。
- γ:アルギエバ(Algieba)
- δ:ゾスマ(Zosma)
- ε:ラス・エラセド・アウストラリス(Ras Elased Australis)
データ
名称 | 視等級 | 絶対等級 | 距離(光年) | スペクトル型 | 変光星型 | 変光幅 | 備考 | |
α | レグルス | 1.40 | -0.529 | 79.26 | B8IVn | ― | ごく僅か | 多重連星 高速自転 |
γ | アルギエバ | 1.98 | -1.024 | 130.04 | K0 | なし | ― | 2重星 太陽系外惑星あり |
β | デネボラ | 2.13 | 1.923 | 35.86 | A3Va | 脈動変光星 たて座δ型 |
ごく僅か | |
δ | ゾスマ | 2.56 | 1.29 | 58 | A4V | たて座δ型? | ― | |
ε | ラス・エラセド・アウストラリス | 2.97 | -1.46 | 251 | G0II | 輝巨星 | ||
θ | ショルト | 3.33 | -0.35 | 178 | A2V | |||
ζ | アダフェラ | 3.43 | -1.08 | 260 | F0III | |||
η | しし座η星 | 3.48 | -5.60 | 2131 | A0Ib | |||
ο | ズブラ | 3.53 | 0.43 | 135 | A5V+ | |||
μ | ラス・エラセド・ボレアリス | 3.88 | 0.83 | 133 | K0III | |||
λ | アルテルフ | 4.32 | -0.75 | 336 | K5IIIvar | |||
κ | アル・ミンリアル・アル・アサド | 4.47 | 0.39 | 213 | K2III |
星団・星雲・銀河
しし座周辺には明るい銀河が数多く存在する。
その他
ギリシャ神話
12の冒険を行うことになった勇者ヘラクレス(ヘルクレス座)の最初の冒険が、ネメアの谷の化け物ライオン(ネメアの獅子)の退治であった。
ヘラクレスは最初弓を使ったが有効でなく、棍棒で叩いたのちに首を絞めて殺した。ヘラクレスの12の冒険では、殺された者はすべて星座になることになっていたので、化け物ライオンは天にあげられてしし座となった。
関連コミュニティ
関連項目
黄道十二宮 |
白羊宮 - 金牛宮 - 双児宮 - 巨蟹宮 - 獅子宮 - 処女宮 - 天秤宮 - 天蝎宮 - 人馬宮 - 磨羯宮 - 宝瓶宮 - 双魚宮 |
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