ぼくのフレンドとは、みゆはんによる楽曲である。
概要
2017年1月から放映開始されたアニメ版『けものフレンズ』のエンディングテーマ曲。1話はオープニング曲のみであったため、実際に流れたのは2話からとなる。
みゆはんは歌のほか作詞・作曲も担当しており、またアニメ内では4話にて「スナネコ」役で出演。鼻歌でこの曲を歌うシーンもあった。編曲はR_Men_Soulが担当する。
明るい雰囲気に終始したアニメ本編やオープニング曲「ようこそジャパリパークへ」とは対照的に、爽やかながらも不思議と切ない気持ちになるマイナー調のメロディが特徴的。歌詞やCD付属リーフレットのイラストから、卒業ソングをイメージした曲だと思われる。
もともと「ぼくのフレンド」はタイアップありきで制作された曲ではなく、「ようこそジャパリパークへ」と対照的なバラードのような曲をアニメプロデューサーである福原慶匡がオーダーしたところ、音楽プロデューサーから提案されたのが「ぼくのフレンド」だったと言う[1]。これが結果的に『けものフレンズ』の内容とマッチし、同時にオープニングテーマとは「出会い」「フレンズ達のジャパリパークの成り立ち」と「別れ・旅立ち」「ヒトの社会の崩壊」で対になることになった。
アニメエンディングでは世界各国の廃遊園地(一つだけ水道橋があるが)に登場キャラクターのアクリル板のようなシルエットが立つ映像が流れる。作中舞台との親和性の高さもあり、作中で「ヒトはもう居ない」「絶滅した」と語られた理由を想像させる曲と映像の組み合わせとなっている。
けものフレンズV 1stLIVEにて
2022年12月18日にテレ朝動画で開催された、「けものフレンズVぷろじぇくと」メンバー勢ぞろいのイベント「けものフレンズV 1stLIVE」にて、コヨーテとカラカルが揃って歌った。
CD情報
CDは奇しくも猫の日、2017年2月22日に発売。同日0時よりiTunes Storeでも配信開始された。シングルではなくみゆはんのメジャーデビューミニアルバム『自己スキーマ』に収録されている。
通常版、初回限定版、1,000セット完全限定特装盤が存在し、いずれも収録楽曲に違いはないが特典として初回限定版にはオリジナルラバーストラップが2種中1種、1,000セット完全限定特装盤にはラバーストラップ2種中1種とみゆはんデザインのTシャツが封入されていた。
収録曲
関連動画
公式ミュージックビデオ(TVサイズ)
ミュージックビデオではアニメ「けものフレンズ」サーバル役・尾崎由香と舞台「けものフレンズ」(2018年公演)ホワイトタイガー/サーベルタイガー役・野口真緒が学生役で共演する。みゆはんの2ndミニアルバム『リスキーシフト』の初回限定版と2222セット完全限定盤には、特典としてこのミュージックビデオのフルサイズが収録されたDVDが付属している。
アニメ『けものフレンズ』
左は当曲が初めて流れる2話、右はみゆはん演じるスナネコが登場し当曲を鼻歌で歌う4話。いずれも有料動画である(入園料200円)。
別バージョン
みゆはん本人によるacoustic ver.。みゆはん初のオリジナルアルバム『ひきこもり情報弱者』に収録。
どうぶつビスケッツのデビューアルバム『さふぁりどらいぶ♪』にも「ぼくのフレンド」が収録されたが、こちらはサーバルとかばんちゃんとアライさんとフェネックの4人によるカバー曲。ラストで4人が会話した最後にスナネコが一言「まんぞく」と呟く。
『TVアニメ「けものフレンズ」ドラマ&キャラクターソングアルバム「Japari Café」』のCDに、アニメの4話でスナネコが鼻歌で歌った当曲が「スナネコのはなうた(ろんぐばーじょん)」として収録された。なお、これはCD版のボーナストラック扱いであるため、iTunes版及びAmazon MusicのストリーミングやMP3のダウンロードには収録されていない。
関連商品
公式ではないカバー曲
楽譜
アレンジ
関連チャンネル
関連項目
- みゆはん
- けものフレンズ
- スナネコ(けものフレンズ)
- ようこそジャパリパークへ
- 大空ドリーマー
- けものフレンズの楽曲一覧
- アニメソングの一覧
- 卒業ソング
- TVアニメ「けものフレンズ」ドラマ&キャラクターソングアルバム「Japari Café」
関連リンク
脚注
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