オクト・エキスパンションとは、Splatoon2にて配信された有料DLCである。
概要
ゲーム情報 | |
---|---|
ジャンル | アクションシューティング |
開発元 | 任天堂 |
販売元 | 任天堂 |
機種 | Nintendo Switch |
発売日 | 2018年6月14日 |
価格(税別) | 1,800円 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
その他 | -- |
ゲームソフトテンプレート |
2018年3月9日のニンテンドーダイレクトにて発表された、Splatoonシリーズとしては初となるDLC。同年6月14日に配信された。
内容としてはヒーローモードを発展させたような1人用コンテンツであり、タコのプレイヤーキャラ化、本編とは趣を異にする多数の楽曲、テンタクルズやイカ世界の過去など世界観の掘り下げとなる要素が相互に絡み合う形で構成されている。プレイヤーはタコである「8号」を操作し、地上を目指すため地下世界からの脱出を試みる。
以前から「タコを操作したい」「テンタクルズについてもっと知りたい」といった声は多く、このDLCでその要望が叶う形となった。
特徴
80のミッション
地下世界には、地下鉄で駅の路線のように繋がれた80ものステージがあり、さまざまなテクニックを駆使するミッションをクリアしていく。ヒーローモードとは異なり、ステージ毎に様々なクリア条件が設定されており、多様なステージが存在する。ブキはステージ毎に用意された1~3種類の選択肢から選ぶ。一部のステージは難易度が著しく高かったり、人によって得意不得意が大きく分かれるようなものも用意されているが、上手く路線を選んでいけば、全てのステージをクリアせずとも地上へ脱出できるようになっている。また、どうしてもクリアできない場合、イイダのハッキングによって「ステージをクリアしたことにする」というNewスーパーマリオブラザーズ以来お馴染みのヘルプ機能も存在する。
なお、全ステージ自力クリア達成特典として裏ボスも用意されている。勝てれば自慢してよいだろう。
収集要素
本DLCを進めていく中で色々なものを回覧できるようになる。ゲーム的な意味はないが、Splatoonの世界観をより掘り下げるものとなっている。
チャットログ
路線をクリアしていくと解放され、ヒメ、イイダ、アタリメ司令が8号を待っている間、携帯で行っていたチャットの記録を読むことができる。中にはテンタクルズの結成秘話や、イイダの過去についての話なども…?
ネリメモリー
ステージクリアごとに手に入る8号の記憶の欠片。ブキや人物などの見た目と共に8号が詠んだ短歌が書かれている。
登場人物
8号
本作の主人公。記憶を失って倒れているところで、アタリメ司令に発見された。アタリメ司令が言うには、本編の開始直前までは3号と戦っていたのだが別の何者かに襲撃・拉致され、深海メトロに連れてこられたらしい。
2年前の3号とDJタコワサ将軍との戦いで「魂にシオカラ節のグルーヴを宿したタコ」の一人となり、地下世界のミッションに挑みつつ「4つのアレ」を集めることになる。ちなみに、名前は約束の地を目指すチャレンジャーの番号からアタリメ司令が名付けたもの。
アタリメ司令
前作のヒーローモードで登場した「新カラストンビ部隊」のひとりで、シオカラーズの祖父。
8号と共にシンカイメトロに連れてこられてしまう。タコと激戦を繰り広げた戦った先の大戦の英雄であり、オクタリアンの動きを監視していたのだが、「シオカラ節が好きな者に 悪い者はおらん」という人生の鉄則から、8号と協力して地下世界からの脱出を試みる。
テンタクルズ
若者の間で人気急上昇中の二人組ユニット。ナンタイ山で3号の無線を拾ったことがきっかけとなり、8号たちの地下世界からの脱出をサポートすることになる。
NAMACO端末では、テンタクルズとアタリメ司令の微笑ましいチャットの様子を見ることができる。
3号
前作のヒーローモードにおけるプレイヤーであり、新カラストンビ部隊のメンバーのひとり。
アタリメ司令曰く、直前までふたりで共に行動しており、8号とタコツボバレーで戦っていたとのこと。先述の通り通信機を落としてしまったため連絡が取れず、助けを求めることはできそうにない。
デンワ
深海メトロ中央駅のプラットフォームに佇む、いかにもピクミンで出てきそうな喋る電話。約束の地へのツアーアドバイザーであり、8号に10008番目のチャレンジャーの資格を与えた。
ナマコ車掌
名前の通り、深海メトロの車掌を務めるナマコ。口調は丁寧で、見た目もかわいらしいが、ミッションに失敗するとプレイヤーを容赦無く爆殺する鬼畜な一面も持つ。
グソクさん
深海メトロの乗客のひとり。内気な性格だが優しく、ミッションをクリアした時に貰えるネリメモリーを集めるとお礼を貰える。なお、「グソクさん」という名前は本名ではないらしい。
クリア特典
地下世界を脱出した8号はそのままハイカラスクエアで生活することになったらしく、タコの姿でイカ達に交じり、ナワバリバトルやサーモンランに参加できる(システム上は見た目の変更という扱いで、プレイヤー情報は原則としてイカと共有される)。
また、地下世界でグソクさんからもらったギアも使えるようになる。
元ネタ?
地下世界には、現在は使われていないもの(特に80年代を思わせるもの)が多くあることや、駅名、楽曲、ラスボスの姿などから、vaporwaveとの関係性が指摘されている。そのほかにも、様々なジャンルの様々なネタがとっちらかっており、多くの考察が為されている。
その一方、公式のインタビューによれば、地上の「最新の町」に対する「最新ではなくなった場所」という対比としての側面や、8号が記憶喪失であることから、プレイヤーに忘れていたものを思い出す感覚を呼び起こすことで、8号への没入感を高めることが狙いであり、色々な人に懐かしいと思えるものを用意していった結果であって、元ネタになったものには深い意味はないとしている。
関連動画
関連静画
関連商品
ピコカキコ
♪フライ・オクト・フライ ~ フルスロットル・テンタクル (Octo) オクト・エキスパンションを語るスレ#203 より |
関連リンク
関連項目
- 9
- 0pt