オリビエ・ポプラン(宇宙暦771年15月36日~宇宙暦801年6月1日 )とは、田中芳樹原作の小説・OVA「銀河英雄伝説」に登場する自由惑星同盟軍の軍人でありの登場人物。
CVは古川登志夫(石黒監督版OVA)、鈴木達央(Die Neue These)
概要
自由惑星同盟末期に登場した戦闘艇「スパルタニアン」のパイロット。
空戦においては天才的な技量を持ち、同僚のイワン・コーネフとは出撃の度に撃墜数を競っている。
普段は極度のナンパ好きで毎晩のように女性を口説いては一夜をともにしている。しかし一方で未成年相手には手を出さない事もあり女性新兵の預かる人物としては保護者から信頼されていた。その様はアッテンボローからも「平和な世なら幼稚園の先生が似合う」と言わしめた。
またかなりの皮肉屋でもあり艦内ではイワン・コーネフと壮絶な皮肉を言い合っている。普段のイワン・コーネフはポプラン以外の人間に対しては皮肉を言うようなことはなく、むしろ良識のある正しい人物である。 にも関わらずポプランといる時は人が変わったように皮肉を言う様を見たヤンは「普段は無害な存在でも、有害な物質と混ざり合うことで有害になる」と評していた。このようにポプランが周りの人間に与える影響はかなり強かった。
また陸戦の心得もあったようで第十次イゼルローン攻防戦、シヴァ星域会戦においてはユリアン、ローゼンリッターらと共に従軍し、生還を果たしている。
余談
原作者:田中芳樹が当初途中で死亡させる予定だったが最終的に最後まで生き残った1人。[1]
その女好きからファンの間では「イゼルローンの諸星あたる」と呼称されていた。原作者もその事は承知していたようで実際に石黒版OVAでは諸星あたるの中の人が声をあてている。
関連動画
関連静画
関連項目
脚注
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- エルウィン・ヨーゼフ2世
- エルネスト・メックリンガー
- シュザンナ・フォン・ベーネミュンデ
- シュターデン
- ハイドリッヒ・ラング
- パウル・フォン・オーベルシュタイン
- フョードル・パトリチェフ
- 魔術師、還らず
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