ブロッコリーの白いの(by 所ジョージ)
そういう表現では駄目です。天の声が駄目といっております。(by 板東英二)
概要
ニコニコ大百科:植物 カリフラワー |
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分類? | (クロンキスト) フウチョウソウ目アブラナ科アブラナ属 (APG) アブラナ目アブラナ科アブラナ属 |
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学名? | Brassica oleracea var. botrytis Brassica→キャベツのラテン語古名 oleracea→畑に栽培する botrytis→房の |
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アブラナ科 Brassicaceae? | ||
このテンプレートについて |
生物学的にはキャベツと同じ種に含まれているが、変種のレベルで異なっている。
ハナカンランやハナヤサイの和名もあるが、決して一般的ではない。「カリフラワー」は、ラテン語で「キャベツの花」という意味。
若いつぼみと太い花茎を食用にする。つぼみは密に無数に生じて全体として球形になる。日本のものはつぼみが白色のものが一般的だが、世界的には黄色・オレンジ・緑色・紫色など様々な色のものが見られる。つぼみは厚い葉に囲まれているが、葉の部分はスープの具に用いられることがある以外は捨てられる。
調理
焼いたり茹でたり揚げたり蒸したりして、あるいは生のまま食用にする。
イギリスの家庭料理の定番に、カリフラワーにチーズ入りのホワイトソースをかけて焼く「カリフラワーチーズ」というものがある。また、ルイ15世の公妾デュ・バリー夫人がカリフラワーを好んだため、フランス料理ではカリフラワー料理に彼女の名を冠しているものが多い。
生産
日本には明治初期に持ちこまれたが初めは細々と栽培されており、戦後急速に普及した。普及はブロッコリーよりも早かったが、「緑黄色野菜」という強みを持ち栄養面で優れているブロッコリーに逆転されて今に至る。
世界的には中国の生産量が最大で、インドがそれに続く。日本では徳島県(特に徳島市川内地区)・愛知県(特に岩倉市と田原市)・茨城県などで盛んに生産されている。[1]
ブロッコリーとの区別
カリフラワーはブロッコリーを改良して作られたものなので、両者はよく似ている。実際に、かつてはカリフラワーと生物学的に全く同種とされていたほどである。性質の違いとしては、味・食感・栄養素などが異なるが、一般的にブロッコリーの方がよく伸びる傾向にある。
カリフラワーの白色はもともとアルビノ化の突然変異によって生じたものといわれているが、日光に当てずに育てたのがカリフラワーだと勘違いされているケースがある。多分アスパラガスと印象がかぶっているのだろう。
関連動画
関連項目
- 植物の一覧
- 食材の一覧
- ブロッコリー
- 北条悟史/北条沙都子…ブロッコリーとカリフラワーの区別がつかない。
- 所ジョージ…マジカル頭脳パワー!で、カリフラワーを「ブロッコリーの白いの」と連発。
- もしかして → シロッコリー
脚注
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