カルガモ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームを始めとする各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール・フレンズ(動物が女の子の姿になった擬人化キャラクター)である。
CV:浅野真澄(ゲーム版)、金子有希(アニメ版、けもフレ3)
概要
「はーい、みんなー、カルガモお姉さんですよー。横断歩道は元気よく手を挙げて、右と左を見てから渡りましょうね。はい、一列に並んでよそ見しないでついてきてねー。もうすぐごはんですよー」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
河川・水田などの水辺地帯に生息する鳥・カルガモのフレンズ。家族が一列に並んで次の水辺へヨチヨチと移動する「カルガモの引っ越し」でもよく知られている。
面倒を見るのが大好きな保護者・引率者キャラ。常に団体の様子や周囲の状況に目を配り、仲間に声を掛け誘導する。争いごとは好まないが、仲間を守るためなら逃げずに立ち向かい、時には自身を囮にしたり真っ先に危険な状況に突っ込んでいくなど、守るための戦いでは勇敢で強い面を見せる。
外見
ゲームとけものフレンズ吉崎観音コンセプトデザイン展で新しく描かれたのとで容姿は違っている。アニメでは新デザインの姿で登場。
ゲーム版
髪の毛は薄い茶髪のショートヘアで、頭頂部は濃い土色で、左右から短い翼が生えている。前髪の一房は黄色と土色に変色しており、嘴のような形状をしている。瞳の色は黄色。
航空服みたいな服の色は茶色の上着とミニスカートで、カルガモの体の色を模している。皮手袋の親指部分は緑色で、オレンジ色のタイツと靴はカルガモの脚の色を表現している。
ニューデザイン版
頭部はカルガモの頭部や立派になった嘴・翼の色を余すことなく再現し凝縮したデザイン。瞳の色は赤茶色に変更。首下には灰色のスカーフを巻いている。元ネタ同様に後頭部の羽毛の一部は青色になっている。
茶色の半袖シャツと白色の半ズボンを新たに着用。ピンク色の前掛けに付いたポケットにはお菓子が入っている。手には黄色い横断旗を持ち、青色のリストバンドを装備。その格好は一列になって先頭に立って子どもを先導する様子を保育士に見立てたと思われる。
ゲームでの扱い
レアリティレベル2のピュア属性のフレンズとして登場。コストは250・攻撃タイプは遠距離・サイズはM。鳥類のフレンズだが所属グループは無し。所有スキル「乱れバタ足閃光」は発動から30秒の間だけ仲間全員の攻撃力を10%上昇させる。
元動物は渡りを行うなど別に飛ぶのが苦手というワケではないが、フレンズとなった彼女は常時地に足を付けている。また、スキル発動時は必死になってギャグ漫画のようにバタバタしながら宙に浮く。
自らをお姉さんと呼び、仲間フレンズなど他者に対しても幼稚園・保育園の保母さんのような感じで接する。常に大らかで慈愛に溢れ、誰に対しても丁寧な口調で喋る。
アニメでの活躍
第1話「きおくのかなた」に登場。スケッチブックを頼りに家を探すキュルルちゃんとサーバル・カラカルコンビの前に現れ、一行を次の目的地であるモノレール駅まで案内する。セルリアンが襲ってきた際には衰弱したフリをして敵の注意を自分の方へワザと向け(擬傷)、キュルルちゃん達がモノレールに乗って逃走する時間稼ぎを果たした。本人も無事にセルリアンから逃げ切ったようで(サーバルも逃げ切る事を確信していた模様)、モノレールで次の目的地へ向かう一行を飛翔しながら見送った。
ゲーム版と同じく保護者・保育者な性格で、道案内をする際一列に並んで先頭に立って誘導し、列を乱したりすると注意してくる。裂け目や穴といった落っこちる系の障害物に対して非常に警戒し一人ずつ順番に乗り越えるよう即し、たとえ(フレンズ目線では)大したことのない小さなモノであっても全力で応援する。
ぱびりおんでの扱い
「いい子には、花丸あげちゃいます。」
2019年1月16日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は緑。一人称は「わたし」「私」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは「~さん」と呼ぶ。
ただしパフィンやエトピリカ、ミナミコアリクイEX(以下、妹ちゃん)など一部フレンズ相手のことは「~ちゃん」と呼んでいる。
カルガモから始まりナミチスイコウモリまで2019年1月16日~5月29日の20週に、ぱびりおんでは「けものフレンズ2」の登場フレンズ19キャラを登場させている。この20週唯一の例外となっているのは世界ペンギンの日直近の4月24日に登場したアデリーペンギンである。なおこの実装で既に実装されていたフレンズと合わせて全てのけものフレンズ2登場フレンズ全員が揃ったわけではなく、オグロヌーは2019年8月14日の実装となった。
面倒見の良い保育士お姉さんといった感じで、みずべの子たち面倒を定期的に見ているようで、シュバシコウから「あなたも子供の相手が大好きだものね。」と言われている。本人は「カバさんみたいにみんなに頼りにされるまではいかない」と思ってるのだが、エジプトガンのテリトリーの一部を遊び場としての解放する合意を取るなど意外と肝は据わっているようだ。
いい子には「はなまる」をあげて褒めているのだが、この「はなまる」の説明については「いい子にしていると貰える、とってもいいもの」としている。ピューマからは「気に入ったものとかのことをそう呼んでいるんだよね。」と言われており、実際のカルガモの使い方を見ると「good!」「いいね!」ぐらいのニュアンスの口癖といった感じでもある。なおミーアキャットが後にこれを取り入れてドールとマイルカに「はなまる」をあげている。
あまり遠出はしないようだが、妹ちゃん達の道案内をするためにじゃんぐるまで行ったことはあるようだ。話の繋がりは明示されていないが、あーかいぶ5でヒメアリクイと妹ちゃんが迷子になり道案内しようとするという話があるため、道案内のためなら多少は遠出もするようである。ちなみにぱびりおんではパークが平和そのものなこともあってか、擬傷行為を行うけもトークはないようだ。
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関連項目
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