マイルカ(けものフレンズ)単語

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マイルカ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。

CV:祖山桃子(ゲーム版)、尾崎由香(アニメ版)、伏見はる香(けもフレ3)

概要

「やっほー！ベチンベチン！ええ、落ち着きのない子？そんなにジャンプしたりビチビチしたりすると疲れないのって？ぜんぜん平気！楽しいことはやらなきゃ損だよう。海でも陸でも、思いっきり楽しむのー！」

けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用

クジラ目ハクジラ亜目マイルカ科に属するイルカ・マイルカのフレンズ。和名(真イルカ)や英名(Com mon Dolphin 普通のイルカ)と表記されるほどメジャーなのに、いつのまにかバンドウイルカにメジャーなイルカの座を奪われてしまった。

愛称は「マルカ」。明るく元気で楽しい事が大好きな娘で、純粋かつ常時テンションが高い。活発なうえ好奇心が強く、楽しい事・遊びを見つけるのが得意。落ち着きが無いとよく指摘されており、本人も自覚している部分がある。ただし、改める気は無い。本人曰く「楽しい事はやらなきゃ損だよ！」とのこと。プレイヤーや他フレンズに対しても友好的に接する。

フレンズ化して人の姿を手に入れた事で陸上でも活動出来るようになった。もちろん、フレンズ前と変わらず水中での遊泳能力・機動力は非常に高い。広大な大地への憧れは強く、地上への興味は尽きない。

なお、この概要欄の記載は主にNEXON版の内容を元に記載されており、他のシリーズ作品では愛称や細かい性格付けなども異なる場合がある。

外見

セーラー服の襟が付いた青色ワンピース服を着た女の子。襟には黄色のリボンを巻き付けている。靴下やタイツ的なモノは履いておらず、素足に直接黒色の靴を着用している。右手首にのみリストバンドを填めている。

髪型はイルカの流線形の体を模したモノで、これはクジラ目フレンズ共通の特徴。体色の色分けや鼻孔は髪の色として、胸びれや背びれまで髪型として再現されている。

お尻からは元動物の尾びれが生えている。水中ではコレを上下に動かして遊泳するのだろう。

ゲームでの扱い

パッション属性(赤)のレアリティレベル3のフレンズとして登場。コストは300・攻撃タイプは中距離・サイズはM。所有スキル「オーバーマリンリープ」は味方全員の防御力を20秒の間だけ25%アップさせる。

ストーリークエスト第7章追加に合わせて、フィールド「海洋」と共に追加された海洋哺乳類の1人。他に追加されたフレンズは、バンドウイルカ(レア5)・イッカク(レア5)・シナウスイロイルカ(レア4)の3人。全員海洋フィールドで戦う事を得意とする。

特定のグループには所属していないが、バンドウイルカ(愛称ドルカ)・イッカク・シナウスイロイルカ(愛称ナルカ)とは大の仲良しで、家族同然としてよく一緒に行動している。また、シロナガスクジラを「おかーさん」と呼び実の母親のように懐き敬愛している。

メインストーリーでは第7章で登場。ゴコクチホーで開催されるゲージツ祭に向け映画撮影を敢行するサーバル達に協力するイッカクの呼び掛けに答える形で登場。ジャンプが得意という触れ込み。映画には主人公を助ける「お助け人魚」役で登場する事に。

第8章では、そのまま一行に付いて行きリウキウチホーへ。普段とは違う海と南国の暖かさを堪能していた。

強敵クエスト・シロナガスクジラ編でも登場。突如母親代わりだったシロナガスクジラの行方が分からなくなった事に「私たちの母親なのが嫌になったのでは」と思い悲しんでいた。事実を確かめるべくおかーさんを探しに、荒くれ海域であるナリモン大渦潮まで探索した。

無事シロナガスクジラを見つけ心配も杞憂だった事が判明して一安心。この際のやり取りから発展して、自分達の成長っぷりを証明するべく戦いごっこでおかーさんに勝負を挑む。

アニメでの活躍

第12話(最終話)「ゆうえんち」のラストで登場。人を探すために海を越えゴコクエリアを目指すかばんちゃんと、彼女を追いかけて来たサーバル達と遭遇した、第1村人ならぬ第1フレンズ。海を渡る珍しい来客に興味津々なのか話し掛けて来た。作中で名前は出ず姿も映らなかったが、EDでのキャスト欄で名前・CVが表記されている。

アニメ版のBD付ガイドブックは裏表紙が「けものフレンズ大図鑑」の表紙になっているダブル表紙仕立てであるが、第4巻の「けものフレンズ大図鑑４　みずとつののけもの」表紙は吉崎観音描き下ろしのマイルカのイラストとなっている。

ぱびりおんでの扱い

「跳んだり跳ねたりだーい好き！」

2018年 8月15日のかいようエリア解放と同時に登場。けもトークアイコンの背景色は赤。一人称は「わたし」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。

シロナガスクジラを「おかあさん」と呼ぶ^[1]フレンズの一人であり、確認できる範囲では他のクジラ目フレンズたちのことは「バンドウちゃん」「シナウスちゃん」「イッカク」「シャチちゃん」と呼んでいる。なおイロワケイルカについては、けもトーク内で呼ぶシーンが無いため未確認である。逆にクジラ目のフレンズたちからは敬称無しで単に「マイルカ」と呼ばれているが、シロナガスクジラから呼ばれるシーンはないため未確認である^[2]。なお、マルカという愛称はなくなっている。

超音波での会話能力を持っているが、その会話は他のフレンズにはよく聞こえていないようであり話相手のバンドウイルカは「特殊な音なのかなぁ…。」と言っている。見ていたプリンセスは何かを発している事のみ把握しており、超音波が聞こえていた様子のタイリクオオカミも「妙な音が聞こえた」と内容までは把握していなさそうだったため、何らかの音の置き換えが行われている可能性もありえるか。

反響定位能力も持っており、イルカたちの間では「みょんみょん」という表現がされている。なお「みょんみょん」の精度はシナウスイロイルカの方が上らしい。また、直接は語られていないが半球睡眠も可能だと推測される。