キャプテン・ジオンとは、ネット配信およびTVアニメ「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」の登場キャラクターである。
概要
ガンプラバトルネクサスオンライン(GBN)のダイバーであり、GBN内で動画配信活動を行う「G-tuber」でもある。
アメコミ風の全身スーツに身を包み、その胸には「Z」のマークがきらめく。顔は口だけ露出したマスクで覆っているため人相は不明。
GBNを愛し、ヒーロー風スタイルに相応しい正義感にあふれる熱き心を持つ。GBN内部でガザ三兄弟をはじめとする不正やマナー違反を働く者たちを誅して回っており、その様子を動画として配信している。そのため、カザミたち多くのフォロワーがいる。一見自治厨かと思われがちだが、苦戦したり敗北しても恥じることなく、包み隠さず配信するその姿勢はまさに本物の正義のヒーローとしての覚悟と度量を示すものである。そのためもあってGBN界では不動の人気を誇り、数百本の動画をアップしており、再生数7桁は当たり前という状況である。
本作の放映開始当初よりキャラ紹介に登場しており、重要キャラクターかと思われていたが、実際はカザミが見る動画で登場するにとどまり、ストーリーの本筋に絡むことはなかった。ただ、声が前作「ビルドダイバーズ」から登場するあるキャラクターと同じであることから関連を疑う声が視聴者の間で囁かれていた。
その正体とは…
ここから先は、ネタバレ成分を含んでいます。 ご注意ください。 |
後半のシーズン2になると、シリアスに傾いたストーリーの中で、カザミが動画をみる場面が減ったこともあって出番が極端に少なくなっていた。
しかし、第24話でカザミたちビルドダイバーズがロータスミッションに挑み、その中でキャプテン・ジオンの名を出したカザミに何故か「第七機甲師団」のロンメル隊長が反応。彼がキャプテン・ジオンのファンであることを確認すると、密かにほくそ笑む姿を見せた。
さらに、最終決戦ではどういうわけかロンメル隊長は戦線離脱。それから入れ替わりにキャプテン・ジオンが現れてカザミと共闘する展開となる。
結局劇中では明言されず状況証拠でしかないのだが、上記のように視聴者が疑っていた通り、キャプテン・ジオンがロンメル隊長の別アカウントであることがほぼ確実と見られている。
元ネタ
そもそものキャラデザインは、1990年に「もしも、現実の戦場写真集のように、一年戦争の戦場写真集が作られていたら」という企画で発行された書籍「M.S.ERA 機動戦士ガンダム戦場写真集」において、ジオンのプロパガンダアニメのキャラクターとして紹介されたものがもととなっている。
また、ヒーローデザインとしての元ネタは当然キャプテンアメリカであろう。
ν-ジオンガンダム
キャプテン・ジオンのガンプラ。
見て分かる通り、νガンダムを改造したものであり、主な意匠はサザビーから取り入れられ、「ガンダムでありながらジオン魂そのもの」を体現している。
武装は、フィンファンネルとしても使えるケープスラスター。ボウガンに変形したり、巨大ビーム剣になるジオニックソードなどである。
キャプテン・ジオンが乗り込む時は、
「ジオニック・ジェネレイション!アナハイム・フュージョン!」と叫ぶ。
巨大ビーム剣で攻撃する時は、リアルにアクシズが落ちてくる。これには敵のガザ三兄弟も「お前が落とすんかーい!」とツッコミを入れずにいられなかった。
関連動画
関連項目
- 1
- 0pt