キング(仮面ライダーキバ)とは、特撮テレビドラマ「仮面ライダーキバ」の登場人物である。
演:新納慎也
概要…それが邪魔な種族の運命だ。
1986年におけるファンガイアの「キング」、登太牙の父親。過去編のラスボスである。
妻の真夜や息子の太牙と違い人間名がないため、視聴者の間では過去キンさん、過去キングなどと呼ばれている。息子と同じ登姓を名乗っていた可能性もありそうだが詳細は謎。
音也が真夜と親しくなっていることを知り、「多くの同胞を倒した罪」を裁くため命を狙う。それと同時に次狼ら、魔族最後の生き残りの討伐も始める。音也の命を引換にチャンスを与えるも拒否されたためシールフエッスルで3人を封印。その後音也も拉致しキャッスルドランの餌にしようとするが真夜とゆりによってそれも失敗。真夜からクイーンの力を抜き去り、力を持たないまま生き続けることを告げ、「音也と会えば太牙を殺す、息子といえど裏切り者の血を引くものに用はない」と脅迫もする。
本編では22年後の未来から来た渡、そして見限ったキバットバット2世が力を貸した音也と交戦(真夜への仕打ちの他、前々から気に食わなかった模様)。バットファンガイアとして戦いイクサを大破させるが、再び闇のキバに変身した音也と渡の二人の同時攻撃を受ける。死ぬ間際、真夜への本心を伝え心中しようとするが赤子である太牙の力が覚醒し失敗しとどめを刺される。
現代編では人格がなくなった状態、「バットファンガイア・リボーン」として復活するがやはり二人のキバに倒されるのであった。
闇のキバの力を使いレジェンドルガを含め多くの魔族を壊滅に追い込んだこと、真夜への愛を認めないことなど「ファンガイアの王」としては崇められるほどの実績を持つが、その魔族は人間以外ほぼ衰退し人間を愛するファンガイアが増えすぎた時代においては逆に異分子な存在なのかもしれない。
仮面ライダーダークキバ
全ファンガイアの頂点に君臨する「キング」のために造られた鎧であり「闇のキバ」と呼ばれる。詳細は「仮面ライダーダークキバ」の記事参照。
ガンバライドでは「絶滅・ザンバット斬」という技を使う。あれがシコシコしないザンバットソード本来の使い方なんだろうか。
バットファンガイア
ファンガイアとしての姿。しかし変身しなくても強いためこの姿になることは滅多にない。
ちなみに、デザインモチーフは「鶏の骨」とのことだが、裏モチーフとして前作である仮面ライダー電王の実質的な主役キャラである「モモタロス」があり、電王ソードフォームを裏モチーフとしたスパイダーファンガイア同様、デザイナーの「打倒、電王」の気持ちが込められている。
彼が失ったもの一覧
- 妻(DVをしていたとは言えNTRであり同情の声が掛かる主因。同時に手下からも見限られる原因。)
- 息子(成長した息子はキングを継いでいるため断言はできない。そもそも「裏切り者の血を引いている」という理由で殺害すると妻に脅迫をしている上、自分が死ぬ間際にも殺そうとした。)
- 家(死後よりによって元妻と浮気相手の子供の所有物となる。だが扱いはサバトを使い強制的に操る程度である。)
- 手下(DV行為のせいで見限られ浮気相手の元に。だが当の本人は誰の手下とも思っていない)
- 闇のキバの鎧(手下が所有するため共に浮気相手の元に、後に息子が受け継ぐ)
- 城の飾り(浮気相手の友人たち。だがそもそも彼の所持品ではない)
- 最強の剣ザンバットソード(妻を愛していることを証明してしまうため自ら放棄、後に浮気相手の子供が獲得)
- 衣服(浮気相手の子供がキングを襲名した際に着ていた)
- 理性と人格(上記参照)
詳しく知りたい人は仮面ライダーキバの公式配信をポイントを払って視聴するか、DVDを買うなりレンタルなりして視聴すべし。
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