- プロ野球選手一覧 > ケーシー・マギー
ケーシー・マギー（Casey McGehee、1982年10月12日-）とは、アメリカ合衆国出身の元プロ野球選手（内野手）である。
概要
| OB | |
|---|---|
| ケーシー・マギー Casey McGehee |
|
| 基本情報 | |
| 国籍 | アメリカ合衆国 |
| 出身地 | カリフォルニア州 サンタクルーズ |
| 生年月日 | 1982年10月12日 |
| 身長 体重 |
185cm 100kg |
| 選手情報 | |
| 投球･打撃 | 右投右打 |
| 守備位置 | 三塁手、一塁手、 二塁手 |
| プロ入り | 2003年MLBドラフト3巡目 |
| 経歴 | |
| 選手歴 | |
| メジャーリーガーテンプレート | |
シカゴ・カブスから2003年MLBドラフト3巡目（全体283位）で指名され入団。
2008年にメジャー昇格し、9試合に出場。シーズン終了後、ウェーバーでミルウォーキー・ブルワーズに移籍。
2009年には三塁手のレギュラーに定着し、9月の月間最優秀新人選手に選ばれる。
2010年は157試合に出場し、キャリアハイの打率.285 23本塁打 104打点を記録。
2011年も155試合に出場するが、打撃不振に陥った。オフにトレードでピッツバーグ・パイレーツに移籍。
2012年はシーズン途中にニューヨーク・ヤンキースに移籍したが、打撃不振に陥り結果を残せず、オフにFAとなる。
楽天時代
2012年12月23日に東北楽天イーグルスと1年契約を結んだ。背番号3。
2013年はアンドリュー・ジョーンズの後を打つ5番打者として全試合に出場。打率.292、リーグ2位タイの28本塁打、リーグ4位の93打点と活躍、前評判の低かった三塁守備でも安定したプレーを見せ、楽天の初優勝、日本一に貢献し、自身もベストナインのタイトルを獲得した。球団は残留交渉を試みたが、メジャー復帰を目指したいという本人の希望で自由契約となった。12月18日にマイアミ・マーリンズと1年契約を結んだ。
前メジャーの肩書きを引っ提げ来日し、前年Bクラスのチームを1年で優勝に導き、再びメジャーに帰っていった彼はまさしく楽天の“助っ人”であったといえる。
楽天退団後
2014年はホームランの数は激減したが、160試合に出場し、メジャーキャリアハイの177安打を記録。日本での経験が生き、変化球に対応できるようになったところが大きかったという。オフに選手間投票によりカムバック賞に選出された。トレードでサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍。青木宣親とチームメイトとなった。
2015年は深刻な打撃不振に陥り、二度の戦力外通告を受けた。7月8日に自由契約になった後、古巣のマーリンズに入団。イチローとチームメイトになった。オフにFAとなった。
2016年2月にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだが、30試合の出場に留まった。
巨人時代
2017年は三塁手を担当していたが、7月以降は2番二塁手を担当。139試合に出場し、セ・リーグ新記録の48二塁打を記録した。
2018年は序盤は打撃不振だったが徐々に復調。132試合の出場で打率.285、21本塁打、84打点を記録。広島東洋カープとのクライマックスシリーズで敗退して涙を流し、現役引退をほのめかした。オフに自由契約となった。
人物
かなり真面目で几帳面な性格をしており、MLB出身というプライドから来る高慢さも見られない。
楽天時代には慣れないNPBに適応するため、オープン戦などで感じたことや配球などをメモをしてチームメイトと共有していた。
また、2013年のWBCに出場するためオープン戦を欠場していたアンドリュー・ジョーンズにもそのメモを共有し、彼の活躍の一助ともなった。
料理が得意で、チームメイトを自宅に呼んで手料理を振る舞ったりしている。楽天時代には自宅に呼んだ藤田一也に手料理を振る舞っていたこともあった。
長男が重度の脳障害を患っており、全米脳障害連合のメンバーの一人として働いている。
チャリティ活動にも積極的で、MLB時代には球団に許可を得て、チケットの売上金を寄付するイベントも行った。
楽天時代にも東日本大震災の復興支援として、本塁打1本につき5万円を寄付することを公言し、シーズン28本を放ち、合計140万円を寄付している。
応援歌
| 球団 | レス | No | プレイヤー |
|---|---|---|---|
| 楽天 | 応援歌のピコカキコ一覧#1263 | 13413 |  |
成績
通算打撃成績
| 通算：11年 Total |
試 合 G |
打 席 PA |
打 数 AB |
得 点 R |
安 打 H |
二 塁 打 2B |
三 塁 打 3B |
本 塁 打 HR |
打 点 RBI |
盗 塁 SB |
犠 打 SH |
犠 飛 SF |
四 球 BB |
死 球 HB |
三 振 SO |
併 殺 打 GDP |
打 率 AVG |
出 塁 率 OBP |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| MLB：8年 | 850 | 3086 | 2798 | 285 | 721 | 141 | 6 | 67 | 385 | 7 | 0 | 31 | 249 | 8 | 517 | 115 | .258 | .317 |
| NPB：3年 | 415 | 1723 | 1535 | 210 | 457 | 106 | 1 | 67 | 254 | 8 | 0 | 9 | 169 | 4 | 318 | 44 | .298 | .366 |
表彰・その他
| 表彰 | |||
|---|---|---|---|
| MLB | ルーキー・オブ・ザ・マンス | 1回 | 2009年9月 |
| カムバック賞 | 1回 | 2014年 | |
| NPB | ベストナイン | 1回 | 2013年（三塁手） |
| その他 | |||
| NPB | オールスターゲーム出場 | 1回 | 2017年 |
| シーズン40二塁打 | 1回 | 2017年、セ・リーグ記録 | |
関連動画
関連項目
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