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スカル団とは、ゲーム「ポケットモンスター サン・ムーン」に登場する敵組織である。
概要
アローラ地方で活動するならず者集団。街の道路を封鎖する、島めぐりに重要な試練の場を荒らす等の悪事をはたらき、人々から迷惑がられている。
組織のエンブレムはアルファベットの「S」を模したドクロマーク。ポーズにすると、したっぱはコマネチっぽく、グラジオはジョジョ立ちっぽくなる。
ウラウラ島のポータウンを丸ごと占領しそこにある「いかがわしき屋敷」を根城としているが、ここは常に大雨が降りつづき、町はどこもかしかも荒れ放題となっており、スカル団が荒んでいることや組織的な管理ができていないことが伺える。
構成員はリーダーや幹部を含めて若者ばかりであり、後述する組織としての特徴も併せて暴走族などに近い雰囲気が漂っている。
悪の組織として特徴的なのは「組織でありながら組織としての目的がない」ということで、リーダーであるグズマを含め他の悪の組織のような大それた目的はおろか金や権力が欲しいなどという世俗的な目的すらなく、ただただ破壊と嫌がらせに勤しむ単純明快な文字通り『露骨な』悪の組織である。
その一方で、団員たちの話を聞くと目的を失った若者の受け皿になってしまっている部分があり、組織自体は単純でも「社会にこんな悪の組織が存在できてしまう」という点においてはプラズマ団よりもよほど社会の闇を映し出している存在であるともいえる。
実際、スカル団を見張っている警察官もいるのだがスカル団の存在自体を半ば仕方ないと諦めている節があり、ポータウンに入ろうとする主人公を引き留め、スカル団の仲間になるとしても彼らと戦うとしても相応の覚悟があるか、と問いただしてくる。
構成員
- したっぱ：「グズマさんの ためなら ほんき ２００パーセント だぜ！」
語尾に「スカ」を付けたり、先述のコマネチポーズを取ったりする。
スカル団の性質上他の悪の組織に比べて組織の構成員という感じは薄く、全体的に個性的かついい加減で色々な奴らがおり、使用するポケモンの種類やタイプもかなりバラけているのも特徴。 - プルメリ：「あんたも しってのとおり れんちゅう バカ ばっかりでねえ」
スカル団の幹部であり、アネゴ。したっぱ達を可愛がっている。
どくタイプを使用しドクZを所持している。 - グラジオ：「・・・・・・フッ なにしてやがる オレ」
黒い服を着た金髪の少年。スカル団に用心棒として力を貸している。謎の人工ポケモン「タイプ：ヌル」を引き連れており、ポケモンバトルの強者であることに拘っている。 - グズマ：「しまめぐり なんかして なんに なるんだよ？ ククイさんよ」
スカル団のボス。ククイ博士をキャプテンになれなかった者同士と言っている。「破壊という言葉が人の形をしている」と自称するほか、どれだけ壊しても手を緩めない嫌われ者であると自負している。
むしタイプのポケモンを愛用しており、事実上むしタイプのエキスパートトレーナーでもある。 - ボルト：「Ｙｏ！またあったな！にげきれると、おもうなよ！」
人類最速の男。ウサイン・ボルト。ＣＭにてまさかの参戦。お供ポケモンはピカチュウである。にげきれるとおもうなよと言っているが、短距離における世界記録ホルダーなので、逃げ切れる人類は実際にいない。 - イモト：「あんたとしょうぶすんの こいつとくびをなが～～～～～くして まってたんだよ」
珍獣ハンター。イモトアヤコ。ＣＭにて参戦。お供ポケモンは首が長いナッシー（リージョンフォーム）。珍獣ハンターの二つ名の通りポケモンの宣伝には打ってつけなのだが、しれんサポーターのサオリ、たんぱんこぞうのマー君、スカル団のボルトと比べるとどうしても・・・。そのせいか、ＣＭの別バージョンではボルトとサオリは彼らが勝利した後の再戦になっているのに対して、敗れたイモトが再戦を仕掛けるという形になっている。
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関連項目
| 悪の組織 ボス |
| サカキ - アオギリ - マツブサ - アカギ - ゲーチス - フラダリ - グズマ |
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