『ドラゴンボールZ』は、『ドラゴンボール』の劇場版アニメ第4作である。
公開時期は1989年7月15日。
ちなみにこのとき、アニメ本編では悟空がラディッツもろとも死亡したあたりである。
概要
ドラゴンボール劇場版アニメ第4作。現在発売中の劇場版DVDでは#1となっている。
テレビアニメ版が『ドラゴンボールZ』と改題されたことから、劇場版もそれに合わせて改題される。
劇場公開当時にはサブタイトルはなかった。その後、ドラゴンボール大全集6巻に『オラの悟飯をかえせッ!!』というサブタイトルが記載されたが、VHSの表面には「DRAGON BALL Z」の記載しかない。また、1990年2月9日発売のVHS、1996年11月発売の廉価版VHSのパッケージの裏面に「オラの悟飯をかえせッ!!」と記載があるが、後者は題名と離れた位置に表記があるため、サブタイトルではなくキャッチフレーズだと思われる。これらから大全集のサブタイトル表記は間違いの可能性が極めて高い。
少年時代の3部作は劇場版なりのパラレルワールドを展開していたが、本作以降は原作の一時期の設定を抜き出し、オリジナルストーリーの一本完結型の作品を作っていく方向にシフトした。
時系列はラディッツ襲来前と考えられる。映画シリーズでは珍しく本編と矛盾が少ない作品で、あるとすれば悟飯とクリリンたちの面識ができていることか。
そのせいか、のちに本作の直接の続きがテレビ版『Z』のアニメオリジナル展開で描かれた。
またテレビ版ベースのゲーム『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』にも、ラディッツ編の後にガーリック編があり、比較的認知されやすい環境があったといえる。
劇場版オリジナルキャラクターで本編に登場したのはガーリックJr.と、『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』以降に登場したハイヤードラゴンだけである。
ただし、同じく劇場版オリジナルキャラクターであるクウラは『Z』本編には登場していないが、『ドラゴンボールGT』には登場している。
『ドラゴンボールZ 神と神』公開を記念して、2013年3月15日より公式配信中。また、生放送での上映会も実施。
あらすじ
ピッコロが悟空へのリベンジを果たすための修行中のある日、謎の人物に奇襲を受け、倒されてしまう。
一方チチと結婚し、息子の悟飯を授かった孫悟空。
だが悟空が家を空けている時に家が襲われ、チチと牛魔王が倒され、悟飯が誘拐されてしまう。
敵の目的は悟飯の帽子についていた四星球だった。
黒幕のガーリックJr.の目的はドラゴンボールで永遠の命を手に入れ、地球の神様に復讐する事。
悟空は悟飯を取り戻すため、ガーリックJr.の居城に乗り込むのだった。
見どころ
チチと牛魔王が劇場版初登場。
またボスのガーリックJr.は後にテレビアニメ(魔凶星編(ガーリックJr.編))にも登場する。
ちなみにテレビアニメに登場したガーリックJr.は、本作とは若干異なる要素があるので、見比べてみるのもいい。
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関連項目
| 前作 | 次作 |
|---|---|
| ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険 | ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ |
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