ネギま!?とは、赤松健原作のマンガ「魔法先生ネギま!」の第二期アニメのことである。
2006年10月~2007年3月まで、テレビ東京系列で17時30分から放送されていた。
概要
「魔法先生ネギま!」が最初にアニメ化された際、原作者にすら「無かったことに」されるくらい酷いモノだった。
そこでたまたま「ぱにぽにだっしゅ!」を終わらせて暇になっていたシャフトが、次の遊び場を探していたところにその話を耳にし、「んじゃ、うちで作り直しても良い?」「うんいいよ」ということで、第二期が作られた。
「ぱにぽにだっしゅ!」とほぼ同じスタッフが制作に関わったので「ぱにぽにのときと同じ、原作がベースになってればなにやってもいいよね?」「え?」「よし、決定。勝手にやっちゃおう!」ということになったため、「ぱにぽに二期」とか「ネギぽに」と呼ばれている。
そして肝心の出来はというと……まあOAD版はいいんじゃない?
実際のところ原作者やスポンサーの要求通りに作ってます。原作完全重視の視聴者の要求はともかく。
なお、それ以降のアニメ制作に関してもシャフトが主に担当することになる。
とりあえず包括すると、 「漫画原作を土台もしくは原案にしたほぼオリジナル展開」「漫画原作の流れにとらわれず時折シリアス、時折シュール、時折日常描写を1話の間で細かく挿入」「ある種子供向けにも楽しめる様にバトル描写多め」「色気分に関してはいわゆる変身シーンでの全裸などなほどはあり(若干百合っぽいのあり)」「表現・描写はシャフトのノリ」「OPがかなり変則的」「黒板ネタめちゃ多い」「スカカードのキャラ可愛い」「契約発動時のパクティオーカード3枚+aによるカード商法」
なお、 本作を原作としてコミカライズした「ネギま!?neo」がコミックボンボンで連載。アブラカタブラというファンタジーをテーマにした単発増刊号から本紙へ移行する流れを採っていた。ちなみに当時のボンボンはマガジン作家を組み入れて見るテコ入れを採っていた模様で、ちょうどこの形が成立したものとなったと思われる。後にボンボン休刊に伴ってマガジンSPECIALに移行し、オリジナルストーリーを展開して完結する。
作者は当時ハマッていた藤真拓哉。漫画原作とアニメ原作の中間を意識(と言うより漫画原作分が強め)しつつオリジナルも取り入れ、アニメ原作で難しかった色気描写もバッチリ描いている。
これら原作寄りのアレンジ的な作りの結果、原作漫画派からはむしろこっちがアニメの原作かと間違えられるほどであったという(最も掲載誌の休刊を防げるほどではなかった模様だが)。
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