バイアリーターク(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の種牡馬「バイアリーターク」をモチーフとするウマ娘である。CV:斎賀みつき
概要
強さこそが未来を切り拓くという考えのもと、軍人気質で厳しい性格をしている。
第5シナリオ『グランドマスターズ -継ぐ者達へ-』に登場するトレーニングサポートAI。三女神の一柱「バイアリーターク」の名を冠する。
サトノグループが開発したVRソフト「メガドリームサポーター」内に登場するAIであり、ウマ娘として実在するわけではない。また、名を借りているだけであり、女神「バイアリーターク」とは別の存在。
モチーフ馬が軍馬であったことから軍服風の勝負服で、顔に傷がある。また、声や口調にマニッシュなイメージがある。
史実
バイアリータークとは、17世紀の種牡馬。現在のサラブレッドの父系につながる「三大始祖」の一頭である。
スペルがByerley TurkとByerly Turkの2種類ある。馬主であるバイアリー大佐のスペルは前者であるが、ジェネラルスタッドブックには後者で掲載されている。『ウマ娘』では前者を採用。
元はトルコのオスマン帝国の軍馬であり、英土間のいずれかの戦争の際に、イギリス軍人ロバート・バイアリーが鹵獲したものであるという。その後バイアリー大佐のもとで軍馬として活躍した後、種牡馬として供用された。また、三大始祖の中では唯一競走歴があり、僅か1戦のみだが勝ちを掴んだ記録が存在する。
子孫のヘロドがその血を広めたが、現在ではダーレーアラビアン系に押されて世界的にその規模は縮小しており、今や風前の灯火である。日本においてはダイタクヘリオス系が既に絶えており、メジロマックイーン産駒ギンザグリングラスとトウカイテイオー産駒クワイトファインがなんとかサイアーラインを繋ぐべく奮闘している状態である。
『ウマ娘』にはシンボリルドルフ・トウカイテイオー・ツルマルツヨシ・メジロマックイーン・ダイタクヘリオス・サムソンビッグと6人おり、バイアリーターク系のうちトウルビヨン系の有名馬はあらかたカバーしている。また、駿川たづなのモデルと噂されているトキノミノルもバイアリーターク系である。うちトウカイテイオーとメジロマックイーンはアニメのレギュラーであり、2期の主役を張ったため、数ある競馬ゲームの中でもバイアリーターク系が目立っている作品といえるかもしれない。その他ウマ娘化していない競走馬の中での有名馬は、香港国際カップを制したフジヤマケンザンや有馬記念でハイセイコー・タケホープの引退レースをちぎったタニノチカラ、フェブラリーステークス覇者グルメフロンティアなどがいる。
詳細は当該記事へ→バイアリーターク
関連リンク
関連項目
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