バーチャファイターとは、セガの対戦格闘ゲームであるバーチャファイターシリーズ、またその1作目、およびそのゲームを題材にしたアニメ作品を指す。
概要
世界初のポリゴンによる3D対戦格闘ゲームで、現在までにシリーズとして5作以上続いている。
1993年にアーケード基板Model1でリリースされた1作目は、それまでの2D対戦格闘ゲームの常識を打ち破る、格闘家たちが滑らかに動き戦う姿で衝撃を与えた。翌年の2作目以降は最新アーケード基板とともにリリースされ、90年代の格闘ゲーム最盛期に大ヒットした。
バーチャファイター2時代には、プレイヤーはゲームセンターの地名やキャラクター名を冠したプレイヤー名を名乗るようになり、他のゲームセンターへ遠征する者も現れた。また有名プレイヤーは雑誌などへ登場することも多かった。全国のゲームセンターで大小の大会が数多く開催され、それら大会の一部は現在まで続いている。
コンシューマ移植版は、1作目がセガサターン発売時のキラータイトルになったほか、バーチャファイター2がセガサターン初のミリオンセールスを達成。ドリームキャスト発売時はバーチャファイター3tb、プレイステーション2参入時はバーチャファイター4がそれぞれセガの看板タイトルの役割を果たした。
3D対戦格闘ゲームのほかに、ゲームギアとGENESIS(海外版メガドライブ)では2D対戦格闘ゲーム、PS2とゲームキューブではRPG『バーチャファイター サイバージェネレーション』が発売された。
ゲーム以外の展開としては、コミカライズ作品も複数存在し、2007年にはロデオから「バーチャファイターF」「バーチャファイターT」という2種類のパチスロ機、2012年にはサミーから「ぱちんこCRバーチャファイターレボリューション」も登場した。
セガ作品としてクロスオーバー等の外部出演も多く、下記の関連項目にある通り任天堂ハード・SONYハード双方に出演。結城晶がメインとして全作品に参戦。現在もソニックと並ぶセガの顔と云える。
2021年6月 セガ設立60周年を記念して[1]「Virtua Fighter esports(海外名 Virtua Fighter 5 Ultimate Showdown)」をPS4とアーケードでリリースした。
アニメ版
1995年10月~1996年6月まで放送。制作はテレビ東京、読売広告社、トムス・エンタテインメント。
OPはゲーム版影丸役の光吉猛修(アニメでは梁田清之)。なにげにビビアン・スーがED曲を担当していたりした。
アキラ役の三木眞一郎とラウ役の千葉繁はゲーム版に引き続いてアニメでも同様の役柄を演じた。千葉繁はさらにナレーションも担当し、次回予告でも他作品においても氏の定評のあったアドリブを軽妙に利かせた予告をおこなった。
プロットが明確な点、キャラクターの設定・デザイン、だらだらと長引くことがない格闘シーンなどが評価されており、格闘ゲームを題材にしたアニメとしてはかなりクオリティの高い作品であったことはまちがいない。(注)格闘ゲームのアニメ化にはジンクスがある
関連動画
派生作品
コラボタイトル
関連チャンネル
関連コミュニティ
関連項目
シリーズタイトル | コラボタイトル |
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登場キャラクター | その他 |
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外部リンク
脚注
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