ミリエラとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するキャラクターである。
概要
『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』のリメイク版及びHD-2D版、『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』に登場する女性。
いずれの作品にもモンスターとして登場する。
ドラゴンクエストI・II
先代に替わってローレシアの大臣に就任しているが、なぜか場にそぐわないバニーガールの格好をしている。
その正体は魔物。ルビスのまもりで幻術を解いた後、ミリエラがいた場所にはデビルロードがいるので、正体はこいつだった可能性が高い。
ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島
原作のようにローレシア王と戯れているが、話しかけると幻と共に消えてしまう。直後にハーゴン教団の魔物が現れ、裏切り者が正体を現し、主人公たちがいる世界の真相を知ることになる。
ドラゴンクエストI&II HD-2D
グラフィックは『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』にボスとして登場したメルトア、メイデンドール系統のモンスターと酷似している。頭にはやはりウサ耳を付けている。
ハーゴン直属の部下として海底世界を支配するため、人魚族がひっそり暮らしているアルメハという町を部下と共に襲撃している。
自分より美しいものは消えてしまえばいいという考えから「人魚の女王は殺してはいけない」という指示を「女王が綺麗で気に入らない」と言って無視しようとして部下と揉めるなど、性格は残虐非道かつ幼稚。サマルトリアの王子たちになぞの海底基地でベリアルの振りをされて攻め込んできたと唆された際は、部下はミリエラを差し置いて逃亡し、本人は部下を気にかけず部屋にある荷物を収納して逃亡しようとしていた。
本作では人間の孤児だったところをハーゴンに拾われて部下になったという過去も描写された。孤児時代はウサギのぬいぐるみを大事にしており、バニーガール姿はここから来ていると思われる。
生い立ちからハーゴンに心酔しているが、彼からは捨て駒と見なされている。ミリエラ自身もハーゴンからどう思われているかは感じ取っていたようだが、他に拠り所とするものがない以上、彼のために働くほかなかったようだ。まめちしきからすると悪霊の神々からも認められていなかった。
ローレシアの王子たちとは2回戦うこととなる。
1回目はなぞの海底基地で命の紋章を賭けての戦闘となる。2回行動でマヒャドを使ってくるのでマジックバリアでダメージを軽減したほうがいい。仲間呼びでアクロナイトかビーストボーンズを最大4体まで呼び出す。眠りが有効。ローレシアの王子たちの目的は紋章だったため、ここで決着が付けられることはなかった。
2回目はハーゴンの神殿。幻術を破った後、勇者の血を継ぐ者たちの劣等感を刺激してくるが通用せず失敗。仲間呼びの頻度が増えている他、MPが半分以下になるとマダンテを使用してくる。やはり睡眠が有効なのでミリエラを眠らせることを最優先に行動しよう。
部下
まめちしき
- ドラゴンクエストII 悪霊の神々 HD-2D
- 1回目：ハーゴンを信奉する 腹心の魔物。怒りっぽく いつも誰かに 八つ当たりしている。いっさい仲間や部下も 信じていないくせに 戦闘では 部下にばかり戦わせる。
- 2回目：元は人間だった ハーゴンの腹心。ハーゴンを信奉し 魔物となるも ハーゴンにも 悪霊の神々たちにも 仲間と 認めてもらえなかった。
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