(Before) (After)
リムル=テンペストとは、WEB小説「転生したらスライムだった件」の登場人物である。
アニメ版での声優は岡咲美保。
概要
本作の主人公。前世は大手ゼネコン勤務のサラリーマン「三上悟」。後輩を通り魔からかばった際に背中を刺されて死亡。何の因果か、異世界でスライムとして転生してしまう。
暴風竜ヴェルドラとの運命の出会いをきっかけとして、様々な種族と出会い、仲間とし、そのリーダーとして君臨していくことになる・・・。
人物像
元々が日本人だった事もあり、基本的に穏やかで平和主義者、そしてお人よし。人間に対しても友好的に接する。少々楽天的で考えが甘い所もあり、色々やらかして他者から呆れられたり窘められる事もしばしば。元37歳のサラリーマンとはとても思えないとか言っちゃいけない。
しかしながら他者を惹きつける魅力を持ち、彼の下には種族を問わず多くの人物が集っている。そんな者たちを率いるリムルだが、本人は「君臨すれども統治せず」がモットー。統治は基本的にリグルド達に丸投げ任せている。オークロード戦後にジュラの森大同盟が結成された際も自分で盟主をやるつもりはなく、ドライアドのトレイニーに任せるつもりだった。
とはいえ前世から頼み事は断れないタイプなので、何だかんだ言いつつも自分の役割を全うしている。
スライムなので性別は無いが、元々が男だったためか「一人称が『俺』」「女性に見とれる」など、その振舞いは男性的。後に井沢静江(シズ)との出会いを経て、彼女をベースとした人間体への擬態も可能となった。人間時は少女寄りの中性的な姿で、金色の瞳とうっすら青みがかった銀髪が特徴。初対面の人物からは女性扱いされることも少なくない。[1]
魔王リムル
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この項目は、物語の重大なネタバレ成分を含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
イングラシア王都からの帰り道の途中、聖騎士団長ヒナタの襲撃から辛くも逃れるもその直後魔導連邦の危機を知る。
そこでは留守中リムルの「人間に害を犯さない」を忠実に守り続けたことや、同時に張られた結界によって実力が出せなかったことで、多くの魔物たちが犠牲となってしまう。シュナや子どもたちを守ろうとしてシオンも亡くなっていた為、リムルはしばらく悲嘆に暮れた。
しかし、魔王になれば生き返らせられる可能性を知り、「魔王」になることを決意。
その為に自らの甘さによる戒めと覚悟を示すため自ら魔導連邦を攻めてきた敵のうち生かす必要のあった3人を除く約2万人を残らず虐殺。その魂を生け贄に『真なる魔王』へと覚醒、シオンら同胞たちの蘇生を果たした。
そしてかねてからの約束であるヴェルドラの復活を行い、今後の方針を思案することになる。その最中に魔王ラミリスから一連の黒幕の1人であった魔王クレイマンがリムルを始末すべく魔王達の宴(ワルプルギス)を開催することを知り、ワルプルギスへ参加。クレイマンの野望を阻止した上で自ら引導を渡した。
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関連項目
脚注
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