概要
1936年に「仙台市動物園」として花壇地区に開業、仙台空襲で焼失し戦後に三居沢にて「子供動物園」として営業再開。1965年に八木山に場所に移転し「仙台市八木山動物公園」として営業を開始した。
向かいには八木山ベニーランド、近くには青葉城がある。アニメ「うぇいくあっぷがーるZOO!」に協力しておりエンドクレジットに表記されている。
仙台市地下鉄東西線の八木山動物公園駅の開業に伴い、西門出入口が駅と直結したことなどから交通状況が劇的に改善している。
2017年4月に命名権の販売(命名権料は年間555万円で2017年から3年契約)を行い「セルコホーム ズーパラダイス八木山」の愛称をつけている。
開園時間
入園料
| 一般 | 小・中学生 | 未就学児 | |
|---|---|---|---|
| 個人 | 480円 | 120円 | 無料 |
| 団体(30人以上) | 380円 | 80円 | 無料 |
| 年間パスポート | 1200円 | - | |
園内施設
ビジターセンター
仙台市地下鉄東西線に直結する西門入口がある。
ビジターセンター
アフリカ園
アフリアゾウやキリン、カバやサイ、アビシニアコロブスといったアフリカ関連の動物たちが見れる。ここは八木山球場の跡地に作られ、かつて日米野球でベーブ・ルースがホームランを打ったことからベーブ・ルースの像がある。
アフリカ園売店
ナポリタンや焼きそばなどといった軽食やソフトクリームが買える。
爬虫類館
蛇や亀、ワニといった爬虫類が見れる。館のとなりにはゴリラがいる。
ガン生態園
シジュウカラガンやハワイガンはじめ鳥類が多数飼育されている。インコ舎もこの区域にある。下記にある羽数回復事業の拠点でもある。
野生シジュウカラガンの羽数回復事業
ロシア科学アカデミーとムチャッカ太平洋地理学研究所と共同で絶滅の危機にあるシジュウカラガンを回復させるため1985年から周期的にシジュウカラガンの放鳥を行っている。ガン生態園ではシジュウカラガンがいるが園として意図的に個体数を増やして放鳥しているのである。関係者すべての努力もあり平成27年にはシジュウカラガンの飛来数が1,000羽を超えた。地道な努力が実を結んだのである。
ふれあい館
2017年に新設した区域。ウサギやロバ、ヤギなどとふれあいができる。インコやカピバラも現在この区画にいる。
グーグーテラス
ふれあい館に隣接した施設。しっかりした食事のとれる食堂でピザやパスタ類が中心となっている。
ふれあいの丘
ふれあい館に隣接した区画で鳥のフリーフライトなどのイベントを行っている。
森の食堂
アフリカ園と猛獣舎のちょうど中間にある食堂で各種ラーメンやカレーライスなどが販売されている。
猛獣舎
さるやま売店
猛獣舎と猿山の中間にある売店である。パンケーキやたこ焼き、焼きそばにソフトクリームなどが販売されている。
ペンギン売店
東口から猛獣舎に行く途中にある食堂。カレーパンや揚げ餅やおでんなどがある。なお、火曜は営業してない他、夕方になると閉じていることがおおい。
その他
繁殖
日本における動物園や水族館は娯楽施設としての側面のほかに、動物たちの基礎生体の研究や繁殖場としての役割も保持している。以下は当園において国内で初めて繁殖に成功した動物の一覧である。
- インドジャッカル
- アフリカスイギュウ
- カナダガン
- マゼランガン
- フクロウ
- ハワイガン
- アカダイショウ
- コロンビアクジャクガメ
- チョウゲンボウ
- トウホクアカシカ
- オオタカ
- ニホンイヌワシ
- ノスリ
- トッケイヤモリ
- チャイロバシリスク
仙台うみの杜水族館
仙台市八木山動物公園と仙台うみの杜水族館は情報のやり取りなどで連携している。そのためうみの杜水族館にこの園の情報があったりする。宮城教育大学も含めた三組織連携でメダカの種の保存を試みていたりもする。
関連動画
外部リンク
関連項目
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