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塩川達也(しおかわ たつや、1983年3月15日-)とは、兵庫県神戸市垂水区出身の元プロ野球選手(内野手)である。2018年からは東北楽天ゴールデンイーグルスのコーチを務める。
概要
東北楽天ゴールデンイーグルス #86 二軍内野守備走塁コーチ | |
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塩川達也 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 兵庫県神戸市 |
生年月日 | 1983年3月15日 |
身長 体重 |
180cm 79kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 遊撃手、三塁手、二塁手 |
プロ入り | 2004年ドラフト5位 |
引退 | 2011年 |
経歴 | |
選手歴 コーチ歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
東北福祉大学では、2年春の仙台六大学リーグで三冠王、盗塁王を同時に獲得。仙台六大学リーグではベストナイン6度(遊撃手5度、三塁手1度)を受賞、大学4年での第53回全日本大学野球選手権では主将として出場し、チームを日本一に導いた。また同年開催の第33回日米大学野球(現ロッテ、当時東海大学の大松尚逸がMVP)、に選出され主将を務めるなど、プロ入り前は華々しい活躍をしていた。
2004年のドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスより5巡目指名され入団。球団創設年の唯一の東北にゆかりがある選手となった。背番号は1。
楽天時代
2005年(1年目)は期待されていたが、一軍出場無しに終わる。
2006年(2年目)、正遊撃手の沖原佳典の不調により、西村弥、草野大輔とともに遊撃手のレギュラーを争い、結果として3人の中では最多の69試合に出場する(西村は47試合、草野は43試合)。6月1日の阪神タイガース戦(甲子園球場)でプロ初ヒット(ジェフ・ウィリアムスから)、6月4日の中日ドラゴンズ戦でプロ初スタメン(7番右翼手で出場、4打数1安打)、9月27日のオリックス・バファローズ戦(スカイマークスタジアム)で岸田護からプロ入り初ホームランを放つなど、着実にプロの階段を上って行った。守備でも、二塁手9試合、三塁手5試合、遊撃手57試合、外野手1試合を守るなど、ユーティリティーぶりを見せつけた。同年オフの秋季キャンプより、スイッチヒッターに転向。11月5日の紅白戦において、人生初の左打席での初ヒット。
2007年、4月21日の千葉ロッテマリーンズ戦(フルキャストスタジアム宮城)において、公式戦初の左打席でのヒットを放つ(投手:小宮山悟)。しかしながら、打撃成績は前年より落ち、さらにはルーキー渡辺直人に遊撃手のレギュラーを、前年ライバルとして戦った草野大輔に三塁手のレギュラーを明け渡し、スタメン機会は激減した。しかしながら、試合終盤の代走・守備固めでは大活躍。若干スぺ気味の高須洋介に代わり二塁手でのスタメン出場もあるなど、終わってみれば自己最多の84試合に出場、二塁手26試合、三塁手29試合、遊撃手24試合を守った。また、この年は、開幕から閉幕までずっと一軍登録されていた。
2008年、前年と同じくスーパーサブを担った。守備固めでは外野手、一塁手を守る(守る際には、小物鉄平にグラブを借りていた)などユーティリティーぶりを発揮。82試合に出場、一塁手1試合、二塁手20試合、三塁手41試合、遊撃手9試合、外野手6試合に出場した。
2009年、再び右打ちに戻すも、打撃成績は再び下降。5月27日の中日戦(ナゴヤドーム)において自身初の1試合2打点を挙げる(2回表に犠飛、4回に二ゴロ野選)も、7月4日の埼玉西武ライオンズ戦(Kスタ宮城)での5回裏無死1・2塁の場面でバント失敗、併殺。これが野村監督の怒りを買い、即登録抹消。その後の一軍出場はなかった。結局、24試合の出場に終わり、代走・内野の守備固めも後輩の内村賢介に奪われる格好となった。
2010年、ルーキーイヤー以来の一軍出場なしに終わる。同年オフ、メジャーリーグから日本プロ野球に復帰した岩村明憲に背番号1を明け渡すことになり、自身は背番号6になった。
2011年はわずか4試合の出場にとどまり、11月14日に戦力外通告を受け、現役を引退。
引退後
2018年は楽天の一軍戦略・内野コーチに就任。2019年は二軍内野守備走塁コーチ、2020年は一軍内野守備走塁コーチ、2021年からは再び二軍内野守備走塁コーチを務める。
プレースタイル
内野と外野を守れ、俊足という点が売りだが、打撃には難があった。
応援歌
球団 | レス | No | プレイヤー |
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楽天 | 応援歌のピコカキコ一覧#870 | 11487 |
成績
年度別打撃成績
年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
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2006年 | 楽天 | 69 | 212 | 190 | 16 | 41 | 3 | 0 | 1 | 6 | 5 | 8 | 1 | 10 | 3 | 44 | 5 | .216 | .265 |
2007年 | 84 | 113 | 95 | 19 | 18 | 2 | 0 | 0 | 4 | 5 | 8 | 1 | 9 | 0 | 25 | 2 | .189 | .257 | |
2008年 | 82 | 52 | 43 | 18 | 7 | 1 | 1 | 0 | 1 | 5 | 5 | 0 | 4 | 0 | 11 | 2 | .163 | .234 | |
2009年 | 24 | 20 | 18 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 5 | 3 | .167 | .158 | |
2011年 | 4 | 5 | 5 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | .200 | .200 | |
NPB:5年 | 263 | 402 | 351 | 56 | 70 | 6 | 1 | 1 | 13 | 16 | 22 | 3 | 23 | 3 | 88 | 12 | .199 | .253 |
通算守備成績
機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
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NPB | 一塁手 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
二塁手 | 70 | 76 | 100 | 2 | 20 | .989 | |
三塁手 | 75 | 16 | 33 | 0 | 5 | 1.000 | |
遊撃手 | 92 | 113 | 224 | 10 | 45 | .971 | |
外野手 | 9 | 7 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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