旧作幽香とは、東方旧作における幽香の事である。
旧作キャラの多くは名字を持っておらず、同様に幽香もこの時点では「風見」の姓が付いていない。
テーマ曲は「眠れる恐怖 ~ Sleeping Terror」及び「幽夢 ~ Inanimate Dream」。
概要
東方Project唯一の単体2ステージ連続ボスであり、「東方幻想郷」の5面ボス・6面ボスとして登場する。
その次作「東方怪綺談」では靈夢・魔理沙・魅魔と共に自機キャラとして抜擢された。
東方怪綺談の二つ名は「妖怪さん」。怪綺談エキストラエンディングでの二つ名は「Oriental demon」。
(なお、幻想郷1面ボスのオレンジの二つ名も「Oriental demon」である。)
「東方怪綺談」のテキストによると「神社の周りにすむ、数いる妖怪さんの中では最強クラスの妖怪さん」とあるが、それが「数いる妖怪の中で最強クラスで、神社の周りに住んでいる」なのか「神社の周りに住んでる妖怪の中では、最強クラス」なのかは不明である。
二次創作では寝ぼけキャラやカリスマ性が無い天然キャラとして描かれる事がよくある。なお、公式ノンカリスマ妖怪である。
東方幻想郷での幽香
現実世界と夢幻世界の境界に存在する館「夢幻館」の主人である。
この館はくるみが湖の門番・エリーが館の門番をしている。
寝ボケてたり冗談を言ったりするお茶目な性格で、基本的にボケ担当である。魔理沙によると「一言でいえば変な奴」らしい。異変を起こした理由については魔理沙が「あやしい」理由を色々考えていたが、実は「ただ暇だっただけ」である。
花を操る能力はこの頃からあるのか、靈夢のBADENDの1つでは巨大な花によって神社が崩壊している。
初登場はステージ5「夢幻館最深部」。
幽香との戦闘場所は「背景を寝室にしてベットを置いて本格的にしたかった」と神主コメで書かれてるため、寝室かその近くなのかもしれない。
寝ている時に夢幻館を襲撃された状態であったため、赤いリボンの付いたピンク色のネグリジェを着て星柄のあるナイトキャップと被った姿で登場して応戦している。すごくかわいい。
幽香が寝起きでネグリジェ姿を着たまま出てきて戦うのは、神主が「5面ボスは絶対に睡眠中(ねぐりじぇ姿)のラスボスにしよう」と考えていたから。
幽香の持っている時計は3時を示しているため夜中の3時だと思われるのだが、靈夢が昼・魔理沙が夜に出発しているため本当に真夜中なのかは結構疑わしかったりする。
だからといって寝起きだからと甘く見てはいけない、少しでも長生きしたいのなら。
ドット絵では背中から放射状に広がる羽の様なものがある。
髪は腰ほどもある長いストレートヘアであり、右目が髪で隠れている。瞳の色は緑。
いきなり起こされてそのまま闘わされたのにも関わらず、魔理沙BADの時には「またきてね~❤」と言ってくれる。また来てもいいのだろうか……
倒された後は退却するが、Easyかコンティニューしてると逃げられてしまう。さっさと引き返そう。
なお、靈夢が「地獄の底まで追ってやるわ」と言っているが、幽香は別に地獄の人というわけではない。
その後、6面で再戦した際はいつもの姿(但し、スカートではなくズボンを着用して)で傘を持って登場。
服の柄は当然チェック柄。4面と5面の背景もチェック柄である。
何故かネクタイと襟に赤い何かが付着している。
魔理沙エンディングでは後姿を見ることが出来るが、こっちにはズボンにチェックの柄が無い。
西方で穿いているのも柄が無いので、二枚持っているのかもしれない。ちなみにこの無地のズボンは靈夢も持っている。
ドット絵はかなり凝っており、弾幕ごとに傘を開閉させたりくるりと回ったり、さらにまばたきまでしている拘り様である。
立ち絵の上から見下ろす目付きは実に素晴らしいと言わざるを得ない。笑顔差分は正にドMホイホイといえる。
5面では砲撃・霊魂化(無敵)、6面ではそれに加えて分身したりと幽香の攻撃は多岐に及ぶ。なお、幽香の分身は「両方本物」である。
5面の全画面を覆う程の極太レーザー(砲撃中は無敵)、難易度によってはそれ以上に範囲の広い6面の『分身レーザー』、そして6面最終弾幕の難易度HARD以上の隙間の無さっぷりは必見。
現在に至るまで、東方Projectにおける今作の「2面連続してのボスとしての登場」というのは異例中の異例である。
上記にもあるように5面は夢幻館の最深部なのだが、6面が何処なのかは不明である(テキストでは「???」となっている)、道中曲がDream Landであるため夢幻世界なのかもしれない。
ちなみに6面に数時間いると人間は原子の霧になるらしい……とか、あったらいいな❤と、思って。
魔理沙「もう、つべこべ言わずやろう!!」 幽香「なっなにを?」
ちなみに幽香なのかは不明なのだが、エキストラステージでは幽香の霊魂形態と同じ姿をした中ボスが登場し(幽香と同じく無敵)、幽香と夢幻姉妹のみが使用する黄色の特殊弾を使ってくる。
東方怪綺談での幽香
神社の周りにすむ、数いる妖怪さんの中では最強クラスの妖怪さんなのだが、いつもなにを考えてるのか分からない性格は、そういったカリスマのかけらもない妖怪にしている。
ただ実際は、かなり頭もきれるようではあるのだが・・
「東方怪綺談 ~ Mystic Square」 怪綺談.txt より
第5弾「東方怪綺談」では自機として登場。
暇だった幽香は「おもしろそ~、魔界っていってみたかったんだ~」というよく分からない理由で特に目的もないまま魔界に遊びに行き、暴れ回った。
神主から「最強かも。」と書かれる「使いやすい」性能を持ち、かなり性能が良い広範囲型のフラワーショットで攻撃をする。
このショットは「最強で5+4×2Wayのショットという、ものすごい範囲をカバー出来るワイドショット。」であり、攻撃範囲はホーミングショットを持つ靈夢と同じほどであって道中(特に2面の氷弾が降る所)はかなり強い。
なお、ボムの効果時間は全キャラ中最長であり、攻撃力とボム威力は魔理沙・魅魔に次いで高い。
エンディングやドット絵を見ると既に髪は短くなっている模様だが、ボムカットインでは髪が長い。
バトン片手に16個の♡が回りながら広がるロリロリしいボムカットインは必見である。
「力こそが全て」を信条としており、相手が誰であろうと(神であろうと)全く臆さない。弱いものいじめが好きで、弱そうな匂いを感じ取る事ができ、相手の嫌がりそうな事を笑顔で言う。
笑顔で相手をおちょくったり(1面)・ばかにする(5面)・「かえってあげる」な上から目線なセリフ(エンディング)はまさに外道と言わざるを得ない。
5面での神綺との会話で言った「大量虐殺も遊びなのよ」はそんな幽香の性格を表すセリフの一つであると言える。
6面で神綺に「人間のくせに!」と言われたが、その意味については解釈が分かれる。
幽香自身も東方幻想郷5面にて「何よ、人を妖怪あつかいして・・」と寝ぼけながら言った事はあるが…?
グッドエンディングでは、最強の自分が魔法を覚えてさらに最強になろうと考え、魔法の使い方を覚えるために透明化して魔理沙に付き纏い、魔法も使えるようになってますます困り者になったのだとか。
EXエンディングでは、ようやく魔界に帰ることが出来たアリスから究極の魔法を覚えるために同じく透明化して付き纏っている。
究極の魔法は普段から使うような魔法ではないのだが、稀翁玉の創曲幻想.txtにおいて拾得したことが書かれている……どれだけの期間アリスに付き纏っていたのか。
ちなみにバッドエンディングでは第四の壁(メタ世界の壁)を越えてプレイヤーに話しかけてくる。調子のいい時に使ってあげよう。
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関連項目
- 東方Project
- 東方旧作
- 東方旧作の登場キャラクター
- 夢幻館
- 夢幻姉妹
- 眠れる恐怖 ~ Sleeping Terror
- 幽夢 ~ Inanimate Dream
- 大量虐殺も遊びなのよ
- 神であろうと、力こそが全てよ!
- 妖怪
- 幽くる
- 幽エリ
- 夢幻館組
- 幽ロリ
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