東春秋(あずま はるあき)とは、週刊少年ジャンプで連載されているワールドトリガーに登場するキャラクターである。
概要
長身、ロン毛、スナイパー。槍を振り回したりそこらじゅうに弾丸をばら撒く……などの派手な活躍はないものの、いぶし銀の仕事ぶりで多くの読者に一目置かれている(と思われる)。
人物
年齢 | 25歳(大学院生) |
---|---|
誕生日 | 1月3日 |
星座 | かぎ座 |
血液型 | A型 |
身長 | 186cm |
好きなもの | 釣り、キャンプ、 刺身、天ぷら |
所属 | ボーダー本部 東隊 隊長 |
ポジション | スナイパー |
落ち着いた物腰で、模範的な大人である。不測の事態にも平常心を失わない精神力、機を決して逃さない迅速な判断力、年下を使って場を和ませるユーモア、など社会で生きていくための必須スキルを高い水準で持ち合わせている。
奇人変人超人だらけのわくわくボーダー狙撃界において最初に狙撃手になった人物で、奈良坂、当真、レイジといった主力スナイパーに狙撃を教えたのも東である。他にも三輪隊の月見等、多くの隊員を指導したようだ。
狙撃手としては一番の古株であるためか、作中では経験値や判断力が特に優れている描写が多い。
戦闘になるとロングレンジからの狙撃だけでなく、マークスマンのように前線に出て狙撃することもある。
戦歴
注意 以下の文章には作品のネタバレを多分に含みます。閲覧する際は自己責任でお願いします
大規模侵攻において東隊の奥寺、小荒井とともに基地南部で戦闘を開始。順調にネイバーを掃討していたが敵の新型兵器ラービットと邂逅する。奥寺はラービットが放った裏拳で家屋を数棟ぶち抜くほど吹っ飛び、一時戦線離脱。東の命令を無視して接近戦を挑んだ小荒井はラービットに捕捉され、あわや「◆(キューブ化)」一番乗りというところを東に狙撃されベイルアウト。
それまでのトリオン兵とは比べ物にならないスペックを持つラービットを前にしても東は冷静に本部へとデータを報告。周囲のB級隊員を指揮下においてラービットと交戦する。その後の描写はほとんどないが、太刀川隊のオペ子、国近の発言からB級合同隊はラービットを二体倒したことが確認できる。
東は来馬隊の悪別役太一と共に行動中、敵の猛将ランバネインの奇襲を受ける。その圧倒的かつ桁外れの火力の前に太一、茶野隊の二人、荒船隊の二人と合計五人のB級隊員がベイルアウト。戦況の不利と火力の差を思い知った東は他の隊員たちに不用意な攻撃を控えるように指示を出す。
事態は膠着状態に陥るかに思われたが、A級隊員の弾避け二人と弾バカ米屋、緑川、出水が参戦したことにより戦況が一変。敵の余裕がなくなったことをいち早く見抜いた東は他の隊員へ攻撃に転じるよう指示を出す。東の指揮の下、B級隊員とA級隊員は協力してランバネインを追い詰め遂には無力化に成功した。この戦闘における東の指揮はランバネインに「いい指揮官がいるな」と言わしめた。
その後はA級の三人に食事(焼肉)を奢ることを約束し、南部の防衛へと戻った。
この時の指揮が評価され東は一級戦功を獲得。
解説者東
彼の経験や分析力は戦闘だけでなく、戦闘の解説の時にも遺憾なく発揮される。B級ランク戦においては三雲修の戦術や意図を逐一解説。目まぐるしく変わる複雑な戦局を初心者の理解が及ぶものへとかみ砕き、最後は古寺を使い空気を和ませて場を締めくくった。
ボーダー内においても東の解説は高く評価されているらしい。
ランク戦の試合は全て録画・データ化されるものの、ランク戦会場で行われる解説は録音されていない。しかし、密かに録音された解説の音声データを持っている者がいた。ランク戦実況席の主、武富桜子である。
防衛任務の都合上、その場に立ち会えなかったA級1位部隊の太刀川は東の解説聞きたさに、基地の自室で一人解説を聞いてにやにやしている女の子の部屋に突入するという犯罪すれすれの暴挙に走っている。。
その他
ローテンション、ロングレンジ、ロン毛(LLL)。この別称は同作者の漫画、賢い犬リリエンタールに登場するローライズ、ロンリー、ロン毛のオマージュである。見た目も少しだけ似ている。
A級7位の三輪が出せないとされている「✧」が出せる。(5巻60ページ参照)
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- 2
- 0pt