林芳正とは、山口県下関市出身の政治家である。1961年生まれ。自由民主党(岸田派)所属。
自民党の次世代を担う政治家の1人と言われている。
経歴・役職等
- 1984年3月 東京大学法学部卒業
- 1984年4月 三井物産株式会社入社
- 1989年6月 サンデン交通株式会社入社 社長秘書となる
- 1990年7月 山口合同ガス株式会社入社
- 1991年1月 ハーバード大学政治学大学院特別研究生として留学
- 1992年9月 ハーバード大学ケネディ行政大学院入学
- 1992年12月 父の義郎が宮澤改造内閣にて大蔵大臣に就任したため、大学院を休学し、帰国。大臣秘書官を務める
- 1993年 国会議員政策担当秘書資格試験合格
- 1994年2月 ケネディ行政大学院に復学
- 1995年6月 ハーバード大学ケネデイ行政大学院卒業
- 1995年7月 第17回参議院通常選挙にて山口県選挙区より初当選
- 2004年9月 安倍内閣において内閣府副大臣に就任
- 2008年8月 福田改造内閣において防衛大臣に就任
→9月・内閣総辞職により退任 - 2009年7月 麻生内閣において内閣府特命大臣(経済財政政策担当)に就任
→9月・内閣総辞職により退任 - 2012年12月 第2次安倍内閣において農林水産大臣に就任
人物
- 外交安保・財政金融などの政策に通じており、煽りを受けない理知的な対応には定評がある。とはいうものの一方ではデフレ期であろうと増税をすべきと主張しているためマクロ経済について理解できていないのでは?という指摘もある。
- 2008年は石破茂の後任・2009年は与謝野馨の後任として入閣したが、それぞれ内閣総辞職によって就任期間が非常に短期間で終わるという運の無さを誇る。
- 防衛大臣の引継ぎに際し、政界きっての軍事マニアである石破茂から「わたしの後任として最もふさわしい人物」と評された。
- 2009年に自民党が野党に転じてからは、元経済財政担当相として菅直人(鳩山政権下では当初、経済財政担当・科学技術担当相だった)との対決が多くなった。
平成22年1月26日の参議院予算委員会の質疑においては、林の追及によって菅経済財政担当相が「乗数効果」「消費性向」の意味を理解しておらず、経済についてド素人である事を判明させた。 - 国会議員4人で結成している「Gi!nz(ギインズ)」というバンドのメンバーである。担当はボーカル・ギター・ピアノ。
- 実家の林家は山口県の名士であり、醤油製造業・バス事業・一般ガス事業などを営んでいる。一時期籍を置いたサンデン交通(株)や山口合同ガス(株)もファミリー企業の1つである。
- 高祖父・林平四郎(衆議院議員・貴族院議員)から代々政治家を輩出している政治家一家でもある。実父は2003年に政界を引退した林義郎(衆議院議員・元厚生大臣・元大蔵大臣)。
関連動画
政治以外の活動
「Gi!nz(ギインズ)」バンドメンバーとしての腕前はご覧の通り。
関連商品
関連項目
外部リンク
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