桂小枝とは、日本の落語家、タレント、スタイリスト、探偵、魔法使いである。
概要
1955年5月25日生まれ。吉本興業所属。愛称「こえぴょん」。
バラエティタレントとしてのイメージが強いが、本業はあくまでも落語家である。師は五代目・桂文枝。六代桂文枝(桂三枝)、桂文珍は兄弟子。また、吉本の同期に明石家さんま、島田紳助、オール阪神・巨人が居る。関西を中心に活躍しているが、桐灰化学のカイロのCM等で、全国的知名度も上昇しつつあるという。
朝日放送のバラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』に出演する、現役最古参の探偵として知られる。フザケ半分で調査する事が多く、まともに解決がされない、真面目に調査するまでのネタ振り・前振りに尺の半分以上を費やす等は、茶飯事である。また一般人に対し、あからさまな仕込みをする事も多い。彼の担当する依頼でシリーズ化された物に、寂れたテーマパークを紹介する『パラダイス』シリーズ、簡単な依頼を纏めて解決する『小ネタ』シリーズがある。2003年11月21日放送の『まさか!?祖父がルー!?』においては、依頼者とルー大柴のやり取りを見て涙を流した。なお「ナイトスクープ」においては約25年間探偵として出演し続けてきたが、番組の若返り策によるメンバー入れ替えのため2013年秋を以って降板し、後進に道を譲ることとなった。その後翌2014年7月に顧問としてゲスト出演している。
ねちっこい喋り方で、常にふざけた言動をとる。しかし、ジミー大西との電話でのやり取り中、かなり物静かな口調で話していたように、プライベートではかなり物静かな人物らしい。実際に彼にあった人間の多くは、テレビとのギャップにショックを受けるという。
寄席に上る際、昔は奇抜な衣装で登場する事が多かったが、最近は高級ポリエステルの着物を着ている。以前と比べると、最近は古典落語を披露する事も多くなったが、『落語』を披露せず、漫談だけで終始する事もしばしば。キダ・タローの『カツラ』を、桂一門の『桂』に絡めて話す事も多い。
スタイリスト事務所を経営しており、自身の服装にはかなり気を使っている。帽子は特注で、頭もただ禿げているのではなく、自分でも剃って整えているようである。オリジナルブランドとして、Tシャツ等の作成も行っている。
趣味は釣り、おもちゃ(ロボットが中心)の収集。また、南京玉すだれを得意とする。
(2012年現在)57歳だが、非常に若々しい(ファッションなど)。しかも孫がいて、孫にも「こえぴょん」と呼ばせているらしい。「兄さん」と呼ばれるのは良いが、「師匠」と呼ばれるのは恥ずかしいらしい。
シオアル
ニコニコ動画においては、 『探偵!ナイトスクープ』1993年12月24日放送の『謎の爆発卵』の回が有名。この回はノリの良い依頼者、クリスマスや冬休みという時期も重なり、視聴率30.5%という記録を作り、ナイトスクープの知名度向上に貢献した。
小枝が『塩ある?』『もう今に…』『これで…』という言葉を発した直後に、絶妙なタイミングでゆで卵が爆発し、視聴者を爆笑の渦に巻き込んだ。この事から「ゆで卵の爆発時間を、何らかの方法でずらしたのでは無いか?」と考える者が現れ、『シオアル』『モウイマニ』『コレデ』は『ゆで卵を爆発させる呪文』として認識されるようになった。また小枝は、リモコンボムの使い手として認識される場合もある。
関連動画
関連項目
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