正義実現委員会とは、スマホゲーム『ブルーアーカイブ』に登場するトリニティ総合学園の組織である。略称は正実。
概要
トリニティ総合学園における公的治安維持組織。英語表記はJustice Task Force。学園を統括する生徒会ティーパーティーの指揮下にあり、主な任務は治安を乱す不良生徒やヘルメット団の鎮圧、争いの仲裁、ティーパーティーの名代で各学園との外交など。マンモス校だけあって組織の規模も大きい。
委員会に所属するネームド生徒は剣先ツルギ、羽川ハスミ、仲正イチカ、静山マシロ、下江コハルの5人。今のところ所属生徒は全員黒髪で、赤色のヘイロー、黒い羽を持つ共通点がある。唯一コハルのみピンク髪だが、黒い羽自体はあり、そもそも彼女は問題児ばかりを集めた補習授業部に送られているため、正義実現委員会としての活動は殆ど行っていない。そして今後復帰できる可能性は低そうである。
委員会に所属する生徒は特別製の黒い制服や腕章が支給され、一目で分かるようになっている。静山マシロの絆ストーリーによると特別製ゆえ在庫が少なく、予備も少ない事から、返り血を浴びるたびに綺麗に洗濯している模様。制式採用している銃はイギリス軍のブルハップアサルトライフル・エンフィールドEM-2。ゲーム中ではイチカと正義実現委員会のモブが使用。
現在の委員長は3年生の剣先ツルギ。彼女はキヴォトスにおいて最高峰の戦闘能力を持つ超武闘派であり、過酷かつ過激な鎮圧によって、ヘルメット団員やアカリが「潰れた缶ジュース」と形容されるほど人体を圧砕されたり、建物が倒壊したり、見ただけでPTSDになるほどのおぞましい顔つきをしているためか、正義実現委員会は学園の内外問わず恐れられている。実際、イベント「放課後スイーツ物語 甘い秘密と銃撃戦」では、スケバンが委員会の介入を回避しようと、トリニティ自治区外で騒ぎを起こす描写がある。
しかし、ツルギは一人で敵を叩き潰す戦闘スタイルな上、コミュニケーション能力が足りない事もあって、集団戦になった時は副委員長の羽川ハスミが指揮を執るケースが多い。ツルギ以外の幹部級生徒も実力者揃いで、自治区内で起きる様々な問題に対処可能。
その一方、正実モブにはそれほど活躍シーンがなく、学園の備品であるクルセイダー戦車を強奪された挙句、暴れ回ったアズサとヒフミに30人ほど病院送りにされたり、救護バーサーカー蒼森ミネ一人に蹴散らされたりと、雑魚戦闘員と化している。ただし、イベント「-ive aLIVE!」では中学生時代に不良として名を馳せた杏山カズサを含む放課後スイーツ部をボコボコにして投獄した描写があり、カズサ自身も正義実現委員会には勝てない旨の発言をしている。満身創痍のヨシミとナツの目に青アザが出来ているところを見るに、顔面を殴打した可能性が高い。意外とえげつない。
ティーパーティー所属の公的機関なので外交問題が絡むと出動が遅れてしまう。また、正義実現委員会だけでは広大な自治区のカバーが難しいのか、守月スズミ、宇沢レイサらが所属する自警団が発足しており、装備や練度、規模といった面では劣るが外交問題に縛られない分、自警団の方が柔軟に動ける。手が足りないところを的確にサポートしてくれるからか、正義実現委員会側は自警団に一定の信頼を置いている様子。
トリニティと対立関係にあるゲヘナ学園を敵視、もしくは憎悪を抱いているメンバーが多数を占める。この設定を反映してか、スケジュールでは、外交役のイチカを除いて委員会メンバーはゲヘナに登場しない仕様がある(コハルも含む)。
余談だが、モブにしては珍しく、正義実現委員会のモブが敵として登場するステージが一つも無いため、ガイドミッションの「正義実現委員会所属の生徒を○回倒す」を達成するには、最低でもハスミが出るHard3-2まで進めなければならない。今のところ任務だとハスミ以外の正義実現委員会メンバーが登場しないので、指定回数分ハスミを殴るしかない。
メンバー
- 剣先ツルギ
3年生で委員長。トリニティどころかキヴォトス全体で見ても上位に君臨する戦闘マシーンで、おぞましい顔つきや奇声、苛烈な戦いぶりは敵味方関係なく恐怖を与える。ただし冷静に判断を下すシーンや、暴れた後の被害を見て落ち込んでいる様子もあるため単なる脳筋バーサーカーではない。化け物みたいな見た目とは対照的に、心は歳相応の乙女であり、先生を前にすると急に口数が増えたり、普段の凶暴っぷりが嘘のようにしおらしくなる。
- 羽川ハスミ
3年生で副委員長。内政や事務を担う巨乳お化け。チュートリアルで必ず加入するので、どの先生も彼女が最初に出会う正義実現委員会メンバーとなる。スイーツが大好物だが体重増加を恐れている。普段は落ち着いている一方、ゲヘナの事になると感情を露わにする激情家な面を持ち、その様相はツルギと正反対と言える。実力面はツルギに次いで高く、あのミネを相手に苦戦しつつも持ちこたえられるほど。
- 仲正イチカ
正義実現委員会に所属する2年生。話術に長け、争いの仲裁や、外交役として他の学園に赴く任務に就いている他、戦闘能力もハスミがアテにするほど高い。また正義実現委員会のモブを率いて鎮圧にあたる現場指揮官的存在でもある。後輩の面倒見も良いようで正実モブに囲まれている事が多い。そんな彼女だが、実はゲヘナ寄りと称される狂暴性を秘めており…。
- 静山マシロ
1年生。正義をこよなく愛する生真面目な性格で、ハスミやツルギに憧れている。狙撃の腕を買われたのか、1年生でありながらハスミのサポートを任されており、グループストーリー「正義実現委員会はお休みです」では、彼女の補佐を行っていた。腹巻にしか見えないほどの異様に短いスカートを何故か履く。
- 下江コハル
1年生。押収管理室担当の委員なのだが、「エデン条約編」序盤にて、成績の悪さが原因で補習授業部へと叩き込まれてしまった。ゲーム中では補習授業部扱い。正義実現委員会の一員なのを誇りを思っている。
- 正義実現委員会のモブ
文字通り正義実現委員会のモブ(委員会の部員)。愛称は正実モブ。モブの中でもかなり小柄な方で、性格も大人しく、銃の反動に耐えられず尻もちをついたりと、おおよそ戦闘には向かない者たちだが、治安維持や任務のため今日も頑張る。イチカのEXスキルやリザルト画面にも顔を見せる。5周年PVでは従来の黒髪ではない新型モブが登場した。詳しくは正義実現委員会のモブの項目で。
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関連項目
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