臨場感を凌駕してリアルに於いて反映実現される、有質量の全ての結果とは、教育の成果である。
概要
フリーゲーム『Seraphic Blue』の登場人物、ジークベルト・アンスバッハがフェジテ大陸の研究施設・パルック蛍光灯フェジテガーデンに訪れたヴェーネ達に自分の子育て観について語る際に用いた言葉の一節。
前後の会話(一部省略)
「ゲームだと…?」
「そう、ゲーム。子供を育てるという壮大なゲーム。」
「貴様如き子供も持たぬ青二才には分からんだろうがな。」
「子供とは白紙<キャンバス>。その白紙に、我々大人が思いのままに絵図を描く。」
「絵の具も豊富だ。価値観、趣味、嗜好。将来の進路と習い事。」
「全ては大人のカスタムメイド。その恍惚と高揚感。」
「臨場感を凌駕してリアルに於いて反映実現される、有質量の全ての結果。」
「巷に蔓延る“子供騙し”なぞ及びも付かぬ、この世で最も高尚な育成ゲームだと思わんか?」
ジークベルトは子育てを心の底からゲームの一種と認識しており、
子供の意思とは無関係に自分の意図した思想・教養・価値観等に育てることで恍惚と高揚感を覚えている。
ヒロインのヴェーネ・アンスバッハはこのジークベルトにより「道具」としての思想を植え付けられた。
ゲームとは比べ物にならないカタルシスと、意図通りに子供が染まり育っていくことをジークベルト風に表現した言葉。
平たく言えば「ゲームの『臨場感』どころか、リアルに実物が結果として残るんだぜ?そっちの方がずっと面白くね?」と言っているのである。
非常に緻密で伏線に溢れたストーリーが特徴で、シナリオ面で極めて高い評価を受けている同作だが、しばしば持ってまわった言い回しが出てくる作品としても知られており、この台詞はそんな中のひとつである。
一応言っておくと、同作の登場人物全員がこんな感じで喋る訳では全然ないので誤解なきよう。
公式サイトでは当該シーンのスクリーンショットが発売前から公開され、一体何事かと話題となった。
現在は『Seraphic Blue』を象徴するセリフのひとつとして認知されている。
2chガイドライン板のスレでは一連の文言の改変ネタやAAなどが作成されている。
なお、文字数が20文字を超えているので、ニコニコ動画でのタグとしては収まりきらない。
タグ付けの際は「臨場感を凌駕してリアルに於いて」タグと「反映実現される、有質量の全ての結果」タグに分割される。
(ちなみに文字数は32文字。33文字以上の記事の一覧にはギリギリ入らない)
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関連項目
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