闘神都市とは、以下のことを表す。
- アリスソフトのPC専用18禁RPGのシリーズ。下記3の都市で後年開かれるようになった武術大会を題材とする。
- 聖魔教団が作り出した24の浮遊要塞大陸群。
- 空中大陸イラーピューと呼ばれていた闘神都市ユプシロンが墜落した跡地にできた自由都市国家の都市国家の一つ
本項では1について紹介する。
概要
闘神大会という武術大会に出場し優勝することが主な目的である。
基本ルールとしては
- 参加には美しい女のパートナー(出場者自身でも可)が必要。
尚パートナーは闘神都市において金銭契約で雇うと言うことも行われている模様 - 勝者は敗者のパートナーを一日自由にできる
- 優勝者は英雄と同等の待遇を受けられる闘神の称号と、様々な賞品の授与、街での贅沢な生活を保証される。
ちなみにランス9で明らかになった処によると、パットンが優勝者となった初期の大会では上記の3つのルールはまだ存在せず、後にランスによって持ち込まれたルールらしい。
上記の一文から分かるように基本的にランスシリーズと世界が共通しているため、作品によってはお互いにゲスト出演という事もある。
なお過去に出た『闘神都市』『闘神都市II』の2作品は配布フリー宣言の対象となっており、有志のサイトからダウンロードしてプレイすることが出来る。(ウィンドウズ移植版も有)
基本の流れとしては、
を優勝まで繰り返すと言う物。
迷宮の3D化等の進化はあるが、基本的な部分は一貫している。
また本シリーズでは、優勝後のストーリーからがその作品での核心部分という構造となっており、そこからはシステム的な作品毎の個性が強く出る傾向がある。
闘神都市
1990年12月15日発売(PC-9801版)。他にX68000、MSX2、FM-TOWNS、Windows版がある。
闘神大会に出場してから行方が分からなくなった父親を捜すクミコという女性とともに、主人公カスタムは闘神大会に出場する。
おまけディスクとして、ランスが主人公だったら・・・の闘神ランスが存在する。
ちなみに、Rance-IVやランス・クエストは本作のプレストーリーでもあり、本作のラスボスやヒロイン「クミコ」の父アレキサンダーも若き青年時代の姿で出演している。
都市や大会の名前の由来である闘神ユプシロンも『Rance-IV』には登場しているので、合わせてプレイするのも良いかもしれない。
闘神都市II
1994年12月10日発売(PC-9801版)。他にFM-TOWNS、Windows版がある。
主人公シードは、幼なじみの葉月との結婚を認めてもらうために闘神大会に出場する。
プレイヤーによってはアイテムをネコババしたり、女の子を崖から突き落としたり、Hした相手に自殺されたりと極悪非道な道を進むことも出来る。
(でも、やりすぎると・・・)
ストーリーの続きとして、闘神都市II そしてそれから・・・ というデジタルノベルが存在する。
イメージエポック制作の移植版が「闘神都市」のタイトルで3DSで発売された。
発売日は2014年1月30日。
闘神都市III
IIの人気から新規ストーリーでPCエンジン版新作が作成される予定もあったが流れ、その際に資料関係が返却されずそのまま散逸してしまったため、もう闘神都市シリーズの続行は、不可能と思われていた……。
14年ぶりのシリーズ最新作が2008年11月28日発売(Windows版)された。
シリーズのお約束キャラは何人か登場するが、前作との関係は闘神クランクの存在を除いて特にない。
ランス6で過去の事件として語られた「ムシ使い村殲滅戦」を幼い頃に体験したアザミというムシ使いの少女が、ランスシリーズに出てくる、同じように幼い頃前記の事件を経験したカロリアと同年代であることから、ランス6などと同時期とも取れる内容ではある。しかしランスシリーズにおけるカラーの女王パステルとはまた別の女王とその娘が出て来る事(まあモダンの前の女王と考えれば問題ないが)、そして当初は闘神都市IIIのAfter的設定でウラナリというキャラがランス・クエストに登場する予定であった事から、『ランス6~ランス・クエストの間のいずれかの時期のIF設定』と考えられる。一方で、後にマグナムにおいて迷宮内会話の一つで闘神大会のシステムをランスが発案していたり、闘神都市III本編の会話で5年以上は闘神大会が続いていると確認できることから、ランスクエストマグナムより後の時代のIFとも考えられる。
ちなみに公式設定では闘神大会の第二回大会優勝者はパットンとの事で、初期の大会はパートナー必須では無かったとのことなので、こちらについてもIFである可能性は少なくなったともとれる。
関連動画
関連商品
関連項目
外部リンク
- 3
- 0pt