ランスシリーズとは、アリスソフトから発売されているRance-光を求めてを第一作目とする一連のアダルトゲームシリーズの事である。
メインタイトル全10作品、短編2作品、外伝1作品が発売されている。またシリーズ1作目と3作目はWindows対応のリメイク版も発売され、現在はそちらが正史扱いとなっている(2作目のリメイクはファンディスク「アリス2010」に収録)。
1980年代(89年)のエロゲジャンル誕生初期から続く、かなり息の長いシリーズでもある。
90年代半ばの超ロングセラー『鬼畜王ランス』発表以降、シリーズ発表が10年近い長きに渡って中断したが、2000年代に入って再開し、新作発表の度にランキングで首位を独走している。
ちなみにその歴史の長さ故に、順番にシリーズをプレイすることで、エロゲの技術発展の歴史をも味わうことが可能。
Windows登場以前の作品であるIVまでは、IIでの増設グラフィックボード必須、IVでの当時出たてで100Mで10万位したHDD必須 等、その時点での最新スペックのPCが必須という鬼仕様(その代わり、最高品質)であり、その事も上記のエロゲの歴史を感じやすい背景となっている。(一応鬼畜王ランスも、当時必要スペック的にPC買い換えが必要なため主流とはまだ言い難かったWindows95専用という鬼仕様ではあったが、それ以前は最低数十万はしたPC自体が10万円台とごく安価になったので楽になったという。)
また、シリーズ初期作品に関しては後述のフリー配布宣言の対象ともなっているので一度試してみるのも良いだろう。
概要
世界的英雄になれるほどの実力を持ちながら『世界中の美女は俺様のもの』が信条の鬼畜戦士ランスとそれをけなげに支える奴隷の魔法使いシィルが繰り広げる冒険活劇。
一都市を舞台とするショートストーリーの第2作目までは鬼畜なドスケベ戦士が町の事件を解決する、といったような話であったが、舞台となる一国全土を舞台とする第3作目以降は一部を除いてシリーズが進むにつれ壮大なスケールの作品群となる。基本的にRPGであるが作品によってはSLGやスゴロク(?)の様なシステムで開発されることもある。
長期のシリーズ展開による壮大な世界観、初期の技術力不足の副産物である特徴的なシステム、エロゲーの老舗アリスソフトならではの絶妙なゲームバランス、男の(性的な)ロマン、そして何より自由奔放に暴れまくるランス等登場キャラクター達の魅力あふれる活劇等によって、星の数ほどあるエロゲーの中でも別格の扱いを受けており、ニコニコ動画内にも少なくない数のファンがいるものと見られる。
というか同格だったエルフのドラゴンナイトシリーズ亡き今、独壇場かも?
ランスシリーズは10で一通り完結したが、ブラウザゲームのコラボで時々登場しているので影が薄くなる事はしばらく無いだろう。
世界観
- ルドラサウム大陸
:創造神ルドラサウムの作り出した大陸で、メインプレイヤー種族(丸い物・ドラゴン・人間)モンスター(ハニー・キャンキャン等)・カラー・ポピンズ・ハニー・ムシ・さかな・妖怪 そして異界よりの漂流者であるホルス 等が住んでいる。
ランスシリーズ及び闘神都市シリーズ、かえるにょぱにょ~ん等の舞台。
ルドラサウムの創造した四匹の聖獣によって支えられ、宇宙空間の様な虚空に浮いている。
所謂大昔の絵に描かれた巨大生物の上に大地が乗っかっているのを想像するのが良いだろう。
東西に分かれており西は魔王と魔人が君臨する魔物の森が広がっており人類が支配するのは東半分のみ。
人類世界は北西にヘルマン帝国 南西に魔法王国ゼス 北東にリーザス王国と3つの大国があり、極東にJAPAN、南東部が小さな都市国家の集まりである自由都市諸国となっている。
- 創造神ルドラサウム&3超神
:大陸の創造神であり、全ての魂有る存在はその分体にすぎないという全ての命の源。巨大なクジラの姿をしている。
争いでメインプレイヤー種族達が苦しんで死んでいくのを見るのが好きで、直属の神である3柱の超神達に命じて、地上に争い事の種を植え付けさせている。過去にドラゴンたちが統一国家を建国して争いの種を一掃したときには、退屈からドラゴン種族を絶滅に追い込んだりしている。
ときおり配下の女神ALICEを介してAL教の手で大陸に混乱の種を蒔いており、その関係でAL教のTOPである教皇だけはその存在を知っているが、それ以外の一般人には「永遠の八神」より上位の神の存在はまゆつば程度の扱いの伝承としてしか知られてはおらず、神ですらその意向は超神の化身である特定の1級神を通じて執行されるのみであり、超神や創造神の存在は下級の神々には知られていない模様。
公式によると、「ルドラサウム=プレイヤー」でありそのプレイヤーのために新ゲームをリリースする「アリスソフトスタッフ=3超神」とのこと。
創造神>3超神>永遠の八神>1級神~8級神
- レベル神/レベル屋
この世界では経験値を集めるだけではLVのUPは出来ず、レベル神やレベル上昇の儀式の出来るレベル屋に会うことでのみレベルの上昇が可能となる。
また、LV神は下級神である事もあって、人間のLV屋が試練を受けることで成れ、その上司として才能限界にも干渉可能な上級レベル神という物も存在する。
- メインプレイヤー種族
:大陸の主な種族として作られた 丸い者 ドラゴン 人間の3つの種族。
基本的に神々の娯楽の対象として生み出された種族であり、神々の手で混乱の種を蒔かれて日々を生きている。
丸い者→ドラゴン→人間 という感じで時代は替わっており、それぞれの時代にメインプレイヤーに対応したカラー種族が存在した。
- LP歴
:ルドラサウム大陸で現在使用されている年号。LP○○年と言った使われ方。LPは魔王リトルプリンセスを表しており、以前は先代魔王ガイを表すGI歴が使用されていた。
- 冒険者レベル
:一般的RPGなだけでいうLVと同様だが、才能限界が存在し、通常の上限は冒険者でもLV20程度。(一般人ならLV10前後)
経験値を貯めLV屋で申請を行う事ではじめてLVUP可能となるが、一部の活躍(レベルの変動)の多い人間等は、直接LV神が担当に付き、LV屋に行かなくてもキャンプ中等にLVUP可能。
LV10で一般的達人 LV20で天才 といった評価をされる。 千年以上に渡って伝説として語られるような連中でも才能限界はLV50~60といった辺りと、他のゲームに比べてLVがインフレするような事態が起こりにくい設定。
主人公であるランスはこの才能限界値を持たない。また、ランスと関係を持った女性も才能限界値が上がる。
ただし怠けていると自然に経験値が減少していき、それに合わせてLVダウンした結果、一度はLV50まで上がったが次に冒険に出たときにはLV10からスタートと言うことも良くある。(というかそこまで怠けるのはランスくらいだが、まじめな冒険者である魔想志津香の場合でも、LV50まで上がった後であろうと、間が開いた場合は常時維持出来ているのはやはり30前後という。)
- 技能レベル
:生まれつき定められた技能の才能を示しており、基本的には一生変わらず(一部は技能レベルを引き上げる方法が存在する。RanceIVで確認)、LV0からLV3まで存在する。
LV0で一応使える LV1で一人前 LV2になると天才で、必殺技が使える様になる。 LV3になると、伝説級であり、これまでの歴史上でも数人程度しか存在せず、見よう見まねや直感であらゆる技が習得可能となる。(つまりは刀語の鑢七実見たいな人間を指す)シリーズに実際に登場する人物では、魔人レッドアイ(鬼畜王) アニス沢渡(VI) ミラクル・トー(IX)の3人がLV3である。
- 女の子モンスター
:人間の女の子と大差ない姿をしているモンスターのメス。人外の姿をしている事が多い男の子モンスターと子供を作る。人間の精液は基本的に毒。当然人間の男を嫌っているが、それだけでなく、美的感覚も異なり、人間の美男も女の子モンスターにとってはブ男。
数多の種類が存在するが「女の子モンスター」という括りが一つの種族であり、いずれもたまごから生まれる。
- カラー
:一般的ファンタジーでいうエルフに相当する。女性しか存在しない不老不死の種族で、時が満ちると天使か悪魔に成る。
女性しか居ないため基本人間の男性と子作りするわけだが、後述のクリスタルが原因で人間とは対立することが多く昇竜山の麓にあるカラーの森にペンシルカウという都を構え、隣国であるヘルマン帝国とは長年対立している。
外見はエルフの様な耳と額にクリスタルがある女性というモノで、種族の特色として美人しか存在しない。
尚、クリスタルは、赤色が処女でロストバージンするとクリスタルは青く成る。このクリスタルは魔力増幅のマジックアイテムとして重宝される。
特に多くの性交渉、膣内射精を重ねれば重ねるほど強力なマジックアイテムと成るため、悪い人間に付け狙われることが多く、またクリスタルを抜かれたカラーは塵となって死ぬため、通常はカラーの森という隠れ里に隠れ住んでいる。
現在のカラーは人間と繁殖行為を行うが、同じようにかつてのドラゴンたちの時代にはドラゴンと繁殖行為をおこなうドラゴンカラーという種族が存在しており、ドラゴン種族が一掃された際に一緒に絶滅に追い込まれている。なお、ハンティー・カラーはその生き残りである。
- ハニー
:ルトラサウム大陸各所に存在する埴輪の様な外見の種族で、男は グリーンハニー レッドハニー ハニースライム ダブルハニーだのと数多種類が存在し、女のハニ子という頭にリボンを付けたピンクのハニーが居る。
口からハニーフラッシュという光線が出たり、魔法が効かなかったり、死ぬとパリンと割れたりといった種としての特性を持ち、男の子ハニーとハニ子が一緒に粘土をこねる事で生殖するなどの特殊な生態を持つ。
ハニーキングという種の統率者がおり、技能レベル3という絶対的な力を持つ。
- 魔王&24人の魔人
:大陸の絶対者としての力を与えられた存在。魔王の血を受け継ぐことで次の魔王となる。魔王は24人の魔人を作ることが出来、魔人は魔王に絶対服従を強いられる(例外が存在し、魔王の命令にも従わない魔人もいる)代わりに、人間種族などがせいぜい才能限界LV50止まりなのに対してLV100前後~LV数百という圧倒的な力と共に、自身の力を分け与えた使徒を作る能力が与えられている。
そして魔王は、大陸の絶対者として二級神(一級神級である初代ククルククルを除く)相当の力を与えられており、基本的に倒せるような存在では無い。
その上ただでさえ桁外れな力を持つ魔王と魔人には、絶対無敵結界が存在し、聖刀日光か魔剣カオス、そして条件を満たした勇者の攻撃でしかダメージを与えることが出来ない。
とある知られざる英雄との契約によって先代魔王ガイの頃からは大陸の西半分に引き籠もり、東半分を人類に明け渡した状態が続いているが、基本として人類は常に魔人と魔王の脅威にさらされている。
- 勇者
:一時代に世界で一人だけ居る存在。あらゆる行動が経験値となり、無限にLVアップしていく。
元来は魔王及び魔人に対抗できる唯一の存在であり、一定以上人口が減る度にリミッターが解除され、人類が残り一桁とも成ると、、創造神以外の全ての高位存在を殺すことが出来るようになる。定年制であり、常に同じ人物が勇者であり続ける事は無い。
- 妖怪
:大陸の東端にある大陸から分離した大地JAPANにのみ生息する存在。地下に居るドジっこ聖獣オロチの生命力から誕生した存在で、誕生に際して存在の核となった想いの有る限り基本的には不死で、死んだように見えてもすぐに復活する。オロチの力が存在に必須のためJAPANから出られないが、オロチの鱗を身につけた場合だけ例外的に大陸で過ごすことも可能。
創造神由来以外の存在であることから魂を持たない。(つまり倒しても経験値は得られないはず)
妖怪王とういう存在を総大将としており現在は妖刀を本体とする独眼流政宗が3代目の妖怪王の地位にある。
登場人物
単独記事がある登場人物
- 鬼畜戦士ランス
- 来水美樹
- 見当かなみ
- 魔想志津香
- ウルザ・プラナアイス
- 香姫(織田香)
- 丹羽長秀(戦国ランス)
- 上杉謙信(Rance)
- サチコ・センターズ
- クルックー・モフス
- リセット・カラー
- シーラ・ヘルマン
- チョルチョトフ
この他は単独項『ランスシリーズ主要キャラ』を参照
ランスシリーズ
メインシリーズ(正史)
外伝である鬼畜王ランスとの対比から、正史と呼称される。
- Rance -光を求めて- (1989年発売) LP1年(ランス18歳) ジャンル:RPG要素のあるADV?
:失踪したリーザスの名家の令嬢ヒカリの捜索を依頼されたランスとシイル。
事件の裏には国家の(上層部のごく一個人の欲望に基づいた)陰謀が隠されていた。
-パッケージの少女トマト・ピューレは本作には登場しておらず、登場は次回作のIIでイラスト通りの衣装での登場ともなると、本作発売の21年後に発売されたランス・クエストまで待たなければならない。
世界初、きちんと登場人物の肌に肌色が使われているエロゲ。
2013年に「Rance01 -光を求めて-」のタイトルでリメイクされた。
- Rance II -反逆の少女たち-(1990年発売) ジャンル:RPG
:カスタムの街で反逆の四魔女の討伐を依頼されたランスとシイル。
四魔女の潜む迷宮に挑むウチに、二人は事件の裏に隠された真相を知ることとなる。
-前作に続くパッケージ詐欺第2弾。パッケージの少女ナギ・ス・ラガールは未登場。
2010年に「アリス2010」収録作として「Rance02 -反逆の少女たち-」のタイトルで画像等を一新してリメイクされた。
- Rance III -リーザス陥落-(1991年発売) LP2年(ランス19歳) ジャンル:シミュレーションRPG?
:魔人と手を組んだヘルマン共和国の奇襲の前に陥落した東の大国リーザス。
ランスとシイルは第一作で知己となった女王リアの使者かなみの要請でリーザス解放に立ち上がった。
魔人達が求める存在、封印されしカオスを巡り、ランス達の死闘が始まる。
- Rance IV -教団の遺産-(1993年発売) ジャンル:RPG
:リーザス解放の争いの最終決戦で先々代魔王ジルとの死闘で異次元空間に飛ばされたランスは、永遠の八神の一柱である光の神の怒りを買って空中大陸イラーピューにLV1にLVダウンさせられたあげく、飛ばされてしまう。
実はイラーピューこそは伝説の存在である闘神都市であり、二人は闘神復活の企みに巻き込まれてしまう。
名作『闘神都市』のプレストーリー。と言うか、本来のリーザスを舞台にした「RanceIV-鬼畜降臨-」のシナリオがボツになったので、同時期に企画倒れに終わったPCE版『闘神都市』用に用意されていたシナリオを流用して作られた。
- Rance5D -ひとりぼっちの女の子-(2002年発売) ジャンル:双六
:異空間にある玄武城に迷い込んだランスとシイル、ついでにあてな2号と新キャラ「リズナ」「コパンドン」の物語
前作鬼畜王が名作過ぎて何度も企画が中断した結果、鬼畜王から7年RanceIVから9年と間が空いた。
双六形式のミニゲームというランダム性の高い内容となっており、なかなか難しくもある。
TADA&織音体制が確立した本作以降は後期Ranceシリーズと呼ばれており、原画を織音が担当している。
次から次に織音の名前が流れるEDのスタッフロールはある種の見所。
- Rance VI-ゼス崩壊-(2004年発売) LP4年(ランス21歳) ジャンル:RPG
:単独項参照→ランスVI-ゼス崩壊-
- 戦国ランス(2006年発売) LP5年(ランス22歳) ジャンル:地域制圧SLG
:単独項参照→戦国ランス
- RanceQuest(2011年発売) LP6年(ランス23歳) ジャンル:RPG
:単独項参照→ランス・クエスト (ランス・クエスト マグナム)
- Rance IX-ヘルマン革命-(2014年4月25日発売) LP6年 ジャンル:地域制圧SLG
:単独項参照→ランスIX-ヘルマン革命- / ランス9 - Rance X-決戦-(2018年2月23日発売) LP7年 ジャンル:大戦争RPG
:単独頁参照→RanceX-決戦-
IFストーリー
正史との対比から、あくまでIF設定ストーリーである為、外伝と呼称されている。
- 鬼畜王ランス(1996年11月発売)
:RanceIVまでの時点で決まっていた設定を一応顔見せ公演的に発表するために作られた番外編作品。
正規ナンバリング作品では設定の見直しもあったため、ストーリーだけでなく設定からしてIF設定という事になった。
詳しくは単独項参照
- 乙女戦記(1996年発売)
:鬼畜王ランスと同一世界観によるJAPANを舞台とした外伝。
鬼畜王の前年を舞台としている。
番外編
シリーズ初期に発表されたIF設定や本編の外伝扱いの設定によるおまけソフト
- SFランス
:宇宙を舞台にしたIFストーリー宇宙海賊ランスの物語。RanceIVの有償ヒントディスクに付属。
(おまけミニゲーム)
- 学園ランス
:学園を舞台としたランスのIFストーリー。RanceⅡの有償ヒントディスクに付属。
(おまけミニゲーム)
- 闘神ランス
:もしもクミコのパートナーがランスだったらと言うIFストーリー。闘神都市の有償ファンディスクに付属。
時代設定がシリーズ本編のおよそ20年程度のちのハズだがこちらではランスは若いまま。
闘神都市(第一作)本編に名前のみ登場するランスについては不明。
(おまけミニゲーム)
- なぐりまくりタワー
:パットンが主人公の外伝。時系列としてはRanceⅢ以後、RanceIV以前。アリスソフトのメーカーファンソフトであるアリスの館2に収録。
- にせなぐりまくりタワー
:パットンが主人公の外伝。時系列としてはRanceIV以後であり、フリークとヒューバードが一行に加わっていることが触れられている。アリスソフトのメーカーファンソフトであるアリスの館3に収録。
- OVA『Rance-砂漠のガーディアン-』
- ドラマCD『真実のランス』
- 小説『Rance-砂漠のバンドーラ』他
- 漫画『鬼畜王ランス』(未単行本化)
- 漫画『戦国ランス』
- 小説『戦国ランス』
- 漫画『ランス・クエスト』
- OVA『ランス01』
関連動画
ニコニコ動画においてもRanceキャラが登場する・クロスオーバーする動画が少なからず存在する。
外伝『鬼畜王ランス』
Windows95発売から一年あまりという、大半のPCゲームはMS-DOS対応でWindows専用というのが碌に存在していない時期にWindows専用(9X系とNT系に両対応)として製作され、数多の伝説を残した。詳しくは単独項参照。
→鬼畜王ランス(単独項)
- SLGとしても一際優れたゲームバランスと恐るべき中毒性を誇る。
その為全国で寝食を忘れてプレイする、学校をさぼる、単位を落とす等の被害を続出させた。(by経験者 orz)
また、このゲームに没頭するあまり開発が遅れた、という他社発売のゲームも存在する。 - あまりにも膨大なランダムイベントが存在するために、完全な形でのデバッグは未だに行われていない。
- 9X系とNT系のどちらでも起動可能であるため、少なくとも10年近くにわたって売れ続けたPCゲーム。
特筆事項
開発元であるアリスソフトは原価回収の終わって販売終了となった一部作品に対して自由に配布できるという『フリー配布宣言』を行っており(詳細はこのリンク先を参照)、その中には、通常販売中である5Dより前のランスシリーズも含まれており、自由に遊ぶことができる。気になる人は探してみよう!
4.xの二作以外はWindows版が存在し、4.xに関しては元々MS-DOS対応なので、現行のOSでも問題無くプレイが可能となっている。ハニワ開発室(ゲームデザイナーの隠居生活)で4・4.1・4.2の最新OS対応版と02がひっそりと配布されているので、上手く動かないときはそちらも試してみよう。
フリー配布宣言に含まれているのは以下のタイトルである。
(因みに「Rance2−反逆の少女たち−」はフリー配布宣言作とは別に、「アリスの館2010」に新規作画によるリメイク版が存在している)
当然ながら未成年は18歳の誕生日までお預けだ!お兄さんとの約束だぞ?
BGM
関連項目
関連HP
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