防衛省超自然災害対策本部特殊戦術隊第四課単語

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防衛省超自然災害対策本部特殊戦術隊第四課（ぼうえいしょうちょうしぜんさいがいたいさくほんぶとくしゅせんじゅつたいだいよんか）とは、瀬川はじめ作の『喰霊』のアニメ作品『喰霊-零-』に登場する架空の組織である。
その上部組織である防衛省超自然災害対策本部についてもこのページで述べる。タグは主に特戦四課応援MAD、特戦四課が付けられる。

概要

原作は環境省がメインであり、防衛省、警察の心霊対策部隊は存在するようであるが、描かれたことはほとんどない。そのためアニメオリジナルの組織といって差し支えはない。防衛省のキャラクターはアニメ『喰霊-零-』第1話、第2話、第7話、8話、第12話に登場。

第1、2話（第10-11話）において防衛省超自然災害対策本部の戦力はほぼ全滅した。第一課の生き残りは第12話で環境省と協力し、黄泉の掃討戦に入っている。第四課のみなさんの出番は第1話のみ、観世トオルと春日ナツキは第7話もセリフなしではあるが登場している。

設立された経緯

環境省がしでかしてしまった"殺生石にまつわる不祥事"の極秘情報が外務省経由で日本政府に伝わったことである。政府部内で日本において尋常ではない莫大な超自然災害が起きる可能性があるという懸念が強まり霊的災害対策組織の増強を決定した。

環境省自然環境局超自然災害対策室は、霊能力者の慢性的な人手不足であり補充は困難であったこと、そして一部の政治家や官僚には、室長である帝家等の陰陽師の家系による体制が確立しており大きな発言力を持っていたこと、政党や派閥利権に捕われないことにより対策室への反発もあった。また環境省下に半武装組織を作りその規模を大きくすることへの警戒感もあったことから、政府は防衛省内に心霊部隊を設立することを決定する。

防衛省内に組織を設立することによって、予算や人員を獲得しやすい点、オカルト否定論者の目を欺くことができる点で都合がよく、秘密組織であった「環境省」より、自衛隊の災害出動の名目で大規模な行動が取りやすいメリットもあった。

一部の政治家には環境省超自然災害対策室を廃止するか防衛省の中に吸収することによって霊的側面の行政をコントロール下に置きたい思惑もあるようで、環境省と防衛省の関係は良好ではない。飯綱紀之が「市ヶ谷」と呼ぶのはそうした防衛省上層部を揶揄した言葉である。