陵桜学園(りょうおうがくえん)とは、『らき☆すた』のメインキャラが通う架空の高等学校である。
概要
- 学校名:陵桜学園高等学校
- 国公私立の別:私立
- 共学・別学:共学
- 課程:全日制課程
- 単位制・学年制:学年制
- 設置学科:普通科
- 学期:3学期制
- 所在地:埼玉県糟日部市上大増新田??3[1]
- 電話番号:○△×-☆☆○-△○□□[2]
- 最寄駅:糖武鉄道糟日部駅
特色
モデルは春日部共栄と同じく、こなたの学年だけでも13クラスを超えるマンモス校。この設定を利用して、コンプティークの読者ページ「らっきー☆ちゃんねる」「らっきー☆ぱらだいす」「超らっきー☆ちゃんねる」「兆らっきー☆ちゃんねる」で投稿者ひとりひとりにクラスと出席番号が与えられていた。
県内有数の進学校で、こなたは高校のランクによって合格した際にそうじろうからもらうプレゼントが変わる予定だったが、無事最高ランクのパソコンをもらっていたり、ひよりはこの高校に進学することを理由として、親に同人活動を許してもらってたりしている。
また、東京都からの入学者も多く、劇中ではゆかり、みゆき、こう、みなみ、みなみの同級生の5人が少なくとも判明している。このうち、みゆきさんの進学理由はゆかりの母校だったからであるが、他の4人は不明。
みゆきさんは医学部志望であるにもかかわらず、3年生になっても文系クラスであったが、これは選択科目が充実しているためである。[3]
制服
- 女子の冬服は某ToHeartに似た赤いセーラー服にピンクのリボン(スカーフ)、夏服は青いセーラー服に黄色のリボンで、それぞれリボンの形は異なる。また、腰の後ろに小さいリボンがあるのが特徴。
- 男子の冬服は何の変哲も無い学ラン。夏服は半袖ワイシャツである。
- 他に、指定のダッフルコートと上履きがある。原作では女子のカーディガンも追加された。
- 指定の体操服は男女ともに短パン。ただし、ゲーム『らき☆すた 萌えドリル』シリーズではブルマである。
- 水泳の授業がないため、指定のスクール水着は存在しない。
行事
- 球技大会:時期不明。OVAでこなた3年生時の様子が描かれている。
- オリエンテーリング:夏休み中に行われる遠足(キャンプ)。OVAでこなた3年生時の様子が描かれている。小説『ゆるゆるでいず』でも言及されている。
- 体育祭:秋(9月頃)に行われる。アニメでこなた2年生時、ゲーム『萌えドリル』で3年生時の様子が描かれている。
- 修学旅行:三年生の秋(9~10月頃)に行われる。アニメでこなた3年生時の様子が描かれている。
- 学習発表会:秋(10月頃?)に行われる合唱、合奏、演劇などの発表会。小説『ゆるゆるでいず』でゆたか1年生時の様子が描かれている。文化祭と明らかに内容がかぶっている。
- 文化祭(桜藤祭):秋(11月頃)に行われる。「陵桜祭」と名前がついているのはアニメ及びゲーム『らき☆すた 〜陵桜学園 桜藤祭〜』だけで、他では単に文化祭と呼ばれている。名前のモデルは春日部共栄の藤桐祭[4]。こなた3年生時の文化祭はもっともいろいろなメディアで描かれているが、それぞれパラレルワールドの関係となる[5]。
主な出身者
- 高良ゆかり:不明
- 桜庭ひかる:不明
- 天原ふゆき:不明
- 泉こなた:1年?組→2年E組→3年B組、大学へ進学
- 柊つかさ:1年?組→2年E組→3年B組、調理師系専門学校へ進学
- 柊かがみ:1年?組→2年D組→3年C組、学級委員長(1年生時)、大学(法学部)へ進学
- 高良みゆき:1年?組→2年E組→3年B組、学級委員長、医科大学へ進学
- 日下部みさお:2年D組→3年C組、陸上部、大学へ進学
- 峰岸あやの:2年D組→3年C組、茶道部、大学へ進学
- 白石みのる:2年E組→3年B組、卒業後はカレー屋でバイトしながら声優を目指す
主な在校生
- 八坂こう:2年F組→3年C組、生徒会会計、アニメーション研究部部長
- 山辺たまき:3年C組、アニメーション研究部
- 毒島みく:3年C組、学級委員長、アニメーション研究部
- 小早川ゆたか:1年D組→2年B組
- 岩崎みなみ:1年D組→2年B組、保健委員
- 田村ひより:1年D組→2年B組、アニメーション研究部
- パトリシア・マーティン:留学生、1年D組→2年B組
- 若瀬いずみ:2年B組、学級委員長
主な教職員
豆知識
- モデルは原作者美水かがみの母校である春日部共栄高等学校。アニメ版ではスペシャルサンクスとしてクレジットされている。
- 春日部共栄中学高等学校は中高一貫校であるが、陵桜学園に中学があるかどうかは不明。春日部共栄の中等部は近年できたもので、美水の在学時には存在しなかった。
- 書籍『らき☆すた公式ガイドブック 陵桜学園入学案内書』では「陵桜学園高等部」という表記であるが、それ以外の資料やアニメの版権絵等では「陵桜学園高等学校」や「陵桜学園高校」という表記である。
- コンプティーク2006年4月号において、「陵桜学園高等学校入学試験」が行われ、参加者には「こなたマグネット」とともに「試験結果報告のご案内」が陵桜学園高等学校総務部入学課から送られた。それに先立ち2月号では「陵桜学園高等学校入学模擬試験問題」が、後に書籍『らき☆すた 陵桜学園入学記念BOX』において内容の似た「陵桜学園公認『らき☆すた』問題集」が収録されている。
- ゲーム『らき☆すた 〜陵桜学園 桜藤祭〜』の体験版『らき☆すら Lucky☆Star〜RAvish Romance〜』では、小神あきらの通う私立真白学園中等部と、宮河ひかげの通う市立桜園小学校とは理事長が幼なじみ同士のため姉妹校という設定であったが、『陵桜学園桜藤祭』本編には取り入れられていない。
- ゲーム『らき☆すた ネットアイドル・マイスター』では、高橋社長役の小杉十郎太が陵桜学園の校長も演じている。校内放送のみで、姿はない。
- 生徒手帳が『らき☆すた おきらくBOX 泉こなた編/柊かがみ編』に収録されているほか、学生証が『らき☆すた』7巻とらのあな特典として配布されたことがある。つかさのクラスが間違っていたため配布停止、交換が行われた。
- 制服(女子冬服)が『陵桜学園桜藤祭』の限定版に収録されている。
- 陵桜という名前の由来は不明だが、共栄の「きょう」と「りょう」の音が似ていることと、「えい」の文字を一つ下げると「おう」になることが指摘されている。
- ニコ動にアップされていた『陵桜学園桜藤祭』のプレイ動画では、桜藤祭当日のバルーンやのぼりだらけの校舎がどう見てもジャスコにしか見えないため、「ジャスコ」「ジャス校」などと呼ばれていた。
関連動画
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関連コミュニティ
関連チャンネル
関連項目
脚注
- *『らき☆すた』7巻とらのあな特典学生証より。
- *『らき☆すた』7巻とらのあな特典学生証より。
- *『らき☆すた公式ガイドブック こなたは俺をヨメ』より。
- *だが、こちらは毎年6月に行われている。
- *アニメ最終話、ゲーム『真・らき☆すた 萌えドリル 〜旅立ち〜』および特典小説、ゲーム『陵桜学園桜藤祭』、小説『らき☆すた らき☆すたオンライン』、ミュージカル『らき☆すた≒おん☆すて』でそれぞれ異なる。
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