悪魔って本当にいると思うかい?
雨生龍之介とは、Fate/Zeroの登場人物である。
CV:石田彰
プロフィール
えと、雨生龍之介っす…
オレンジ色の髪が特徴の、中肉中背の20代の青年。
第四次聖杯戦争におけるキャスターのマスター、かつ冬木市を騒がすシリアルキラーである。
主に若い女性や子どもを殺すことが大好きで、その殺し方は非常にバリエーション豊富かつ残虐。
しかし、そういった嗜好はトラウマや倒錯した性癖から来るものではなく、一種の好奇心によるところが大きい。
彼が殺人鬼となったきっかけは、ホラーやスプラッター映画における死の描写では安っぽさや嘘臭さしか感じず、『死の本質』を感じ取れなかったため。娯楽作品の『虚構の死』では、『死』というものの見分ける感性が人並み以上に鋭かった彼から見たら満足できるものではなかった。そして『死の本質』や生命が失われる様に対する好奇心が抑えられなくなった彼は、第四次聖杯戦争の5年前に姉を手にかけ初めての殺人を犯すことになる。
その後フリーターとして生計を立てつつ日本全国を回り、多くの犠牲者を餌食にしてきた。しかし才能とすら呼べる、己の足を掴ませない周到な手際によって、計画性など皆無の犯行でも捜査の手が及ぶことは無かった。
作中ではひょうきんな印象があるが、普段は喋ることも億劫に感じるほどの無気力な人間であり、好きなものは退屈。殺人を行う際テンションが上がり饒舌になる模様。
一般的な道徳、倫理観を持ち合わせないという悪性は生まれつきのものらしい。
拘りと好奇心に突き動かされ生きている芸術家肌な彼だが、『死の本質』と並ぶほど『COOLさ』を大切にしている。
素早い身のこなしと鮮やかな狩りの手口を見せる豹には特にCOOLな印象を抱き、ファッションに取り入れたりもし、出歩く時は常に豹柄の物を身に付けている。
動物愛好家で、サファリパークとか自然科学系の番組が大好きである。
同じ人間を半日かけてじっくり殺して反応を楽しんだり、自身の容貌に惹かれて近づいてきた女性と体の中まで触れ合ったり、凄惨な拷問にかけたりと様々な殺し方や流れを楽しんで、30人以上の人々に手をかけてきた。しかしマンネリを感じてきたことから新しい刺激を求め、姉の遺体を隠した実家の崩れかけた土蔵を漁ることにする。
そこで彼は偶然怪しげな古文書を見つけ、そこに記された儀式の記述から新たなインスピレーションを得て、霊脈の地として書かれていた場所である冬木市に向かう。
冬木ではあくまで儀式殺人という「新しい」殺し方を楽しんでいたが、4回目の犯行現場で一家の少年以外を皆殺しにして抜き取った血で魔法陣を描いていた時に、偶然キャスターを召喚することに成功する。
遊び半分の召喚でキャスターが現れたことに最初は驚いた彼だったが、そこで見せつけられたキャスターの「死の美学」に心酔し、意気投合してしまう。
触媒が無い場合は召喚者の気質に似た人物が召喚されるということで出会うことになった彼らだったが、聖杯そっちのけで隠匿も無しに凶行を繰り返し、やがて第四次聖杯戦争を引っ掻き回す存在となるのだった。
「神様は勇気とか希望とかいった人間賛歌が大好きだし、それと同じくらいに血飛沫やら悲鳴やら絶望だって大好きなのさ。でなけりゃぁ――生き物のハラワタが、あんなにも色鮮やかなわけがない。
だから旦那、きっとこの世界は神様の愛に満ちてるよ」
サーヴァントとの相性は一見良好に思えるが、奈須きのこ氏によると「仲が良かったのは期間が短かったためにお互いの齟齬に気付かなかったこと」で、「その齟齬が偶然回りまわっていい方向に働いたため」だという。運が悪ければ龍之介はその場で殺されていたとのこと。
関連動画だとさぁ、よく俺のこと悪魔呼ばわりしたりするんだよねぇ…
まあ、とりあえずお近づきの印に、関連コミュニティ、入らない?
COOL!最高だ!超COOLだよ、関連項目!
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