ADF-01とは、バンダイナムコゲームスのフライトシューティングゲーム「エースコンバット」シリーズに登場する架空の軍用機である。2,5,ZERO,X,Xi,X2,3Dに登場する。愛称は「ファルケン(Falken)」、ドイツ語で「鷹」を意味する語。
概要
ADF-01の機体形状は大型の前進翼を持ち、それに加えてカナード翼、垂直尾翼はS-32(Su-47のプロトタイプ的機体)のように内向きになっている。この機体にはキャノピーがなく、本来キャノピーがある部分に多数のカメラセンサーを取り付けた、エースコンバットシリーズの架空機でおなじみの「コフィンシステム」を採用している。
各作品での流れおよび使用条件
2
2ではファルケンという名前ではなく「Z.O.E.」という無人戦闘機として登場。プレイヤーは使用することは出来ない。
戦うためには、全てのZ.O.E.の機体を倒した状態でないと出現しない。後方に機銃やミサイルを撃ってくる。
5
5になりようやく「ファルケン」の名前が付き(ただし機体型式名のADF-01という設定はなされていない)、プレイヤー機として使用可能になる。
購入可能条件は、ミッション12A,12B,16A,16B,27にある、赤色のハンガー(格納庫)を全て撃破すれば購入可能になる。そのハンガーは一定距離内に近づかないとレーダーに表示されない。価格は82万6000ポイント。
アーケードモードでは全ルートクリアしていれば機体選択が可能になるが、本編で購入していなくても使用は可能なので無料でお試し出来る。
特殊兵装として、TLS(Tactical Laser System,戦略レーザー)を搭載しており、ADFX-01と同じく高出力エネルギーを照射することが可能。発射してから着弾の時間差がないため敵には回避が困難となる。ちなみに味方CPUをファルケンに乗せ、特殊兵装使用解禁してもTLSを使わないので要注意。
ストーリー上では、機体はノースオーシア・グランダー・IG社(ZEROにおける南ベルカ国営兵器産業廠)が製造を行ったとされている。
ちなみに、ファルケンの派生機として、「アドラー(Adler)」というものがあったが、ボツになった。
そのボツネタをブラッシュアップして再収録したのがZEROに登場した「ADFX-01」と言われている。
ZERO
ZEROでは、エース系上位勲章3つ(シュープリームマーセナリー・シュープリームソルジャー・シュープリームナイト)を取得すると購入可能になる。価格は43万ポイント。もし、エースコンバット5のキャンペーンモードを1周以上クリアしたセーブデータを所持していれば、ADFX-01 モルガンの購入解禁時にこの機体も購入解禁となる。特殊兵装はTLSのほか、XLAA(高性能長距離空対空ミサイル)、FAEB(燃料気化爆弾)の3つから選べるようになった。TLSのレーザー光は5では赤色だったがZEROでは青色になっている。
X
XではSPミッションをクリアすると購入可能になる。価格は14万8500ポイント。特殊兵装はZEROと同じく、TLS,XLAA,FAEBの3つから選べる。
この機体専用のチューニングパーツがあり、レーザー増幅装置(Laser Extender)が用意されている。装備すると1回の発射で照射されるレーザーの時間が20秒に延長される。価格は6万9800ポイント。ミッション10AをファルケンでSランククリアすると購入可能になる。
Xi
Xiではキャンペーンモードを難易度ノーマルでクリアすると使用可能になる。特殊兵装は全くなく、ミサイル・機銃は撃ち放題である。
X2
X2ではミッションSP02をクリアすると購入可能になる。価格は129万8000ポイント。兵装は通常ミサイル4種(STDM,HACM,LGWM,HVWM)のほか、TLS,XLAA,FAEB,ODMM(高性能多目的ミサイル)の計8種から2つを選んで出撃出来る。
3D
3Dでは、ネームド機15人を倒すorサバイバル・エクストラ含む全ミッションクリアで購入可能(と言われているが情報が錯綜しており実態不明)になる。特殊兵装はTLSのほか、XMAA(高性能中距離空対空ミサイル)、SASM(空対空炸裂弾頭ミサイル)が使用可能。
関連動画
関連商品
関連項目
- 0
- 0pt