e-amusementとは、現コナミアーケードゲームスが運営するアーケードゲーム向けネットワークサービス、あるいは関連サービスサイトのことである。
ブランディングの都合なのか、細かい名称変更が複数回行われている。詳細は後述。
概要
ネットワークサービスとしては2002年、初代 麻雀格闘倶楽部の稼働をもってサービスを開始した。接続する事によって全国での通信対戦が行えたり、どのゲームセンターへ行っても自分の設定や成績などを引き継ぐことが可能になる。
e-amusementに接続できていればそれはe-amusement対応機種であり、必ずしもデータが保存出来る必要はない点に注意。ザ・ビシバシ★より前の機種である「ビシバシチャンプオンライン」は該当例である。
当然、回線料が発生するため、収入が確保できない場合は導入を行わない・切り替えられるならばローカルモードに切り替えて運用しているゲームセンターも少なからずある。
名称変更
当初は「e-AMUSEMENT」という名称であった。いわゆるガラケー向けである「コナミネットDX」というサイトのコンテンツとして、ゲームデータとの連動サイトが用意されていたり、そのグレードアップ版として「e-AMUSEMENT PASSメンバーズサイト」「e-AMUSEMENT GATE」という連動サイトが用意されていた。
2013年2月20日に、TSUTAYA.com kiwiとシステムを一部統合した新サービスサイト「eAMUSEMENT」が誕生。サービスサイト側のブランドが変更された。なお、長らくニコニコ大百科ではネットワークサービス名・カード名すら変更されたと記載されていたが、この期間中はそもそも変更されておらず「e-AMUSEMENT」のままである[1]。
2015年3月31日にkiwiがサービス終了。それまでにkiwiシステム統合は解除され独立していたが、サービスサイト側のブランド名はそのままであった。
2018年9月5日に、全てのブランド名が「e-amusement」へ再度名称変更。eAMUSEMENTは記載から削除された。
サービスサイトとしてのe-amusement
2018年9月5日より「eAMUSEMENT」から変更された。名称変更と記載が重なる部分もあるが、それ以前の変更履歴は下記の通り。
- 2011年4月25日:「e-AMUSEMENT GATE」として誕生
- 2012年3月31日:完全月額制「e-AMUSEMENT PASSメンバーズサイト」側に存在した全機能を吸収、メンバーズサイトはそのまま閉鎖
- 2013年2月20日:「eAMUSEMENT」に名称変更
- 2014年11月頃:統合関係でkiwiアカウントでもログイン可能だったが、これを全てKONAMI ID化しkiwiアカウントログイン不可に
- 2015年3月31日:kiwi終了
なお、統合以降の専門SNS機能は「e-amusementアプリ(旧称:eAMUSEMENTアプリ)」がほぼ担っており、現在サイト上で機能しているのはグループ機能や一部お遊び機能程度である。そのため、主な機能はポータルサイト・e-amusement pass管理サービス・有料サービスの提供となっている。
ゲームデータの保存
前述の通り、一部のe-amusement対応機種であればゲームデータの保存が可能である。
当初は磁気カードシステムであった。対応機種では磁気カードをエントリーカードと呼ぶ。ee'MALLという例外こそあるが、原則同一タイトルでしか使用できず、タイトルによってエントリーカードの次期バージョン引き継ぎ対応手法も異なっていた。
磁気カードシステムの場合、ゲームデータの有効期限は60日となり、書き込み回数制限も存在する。
その後、e-AMUSEMENT PASSという共通エントリーカードが新規に製作された。これは対応タイトルであれば全て1枚で済み、ゲームデータの有効期限も180日に延長、全てをサーバー上に保存するためカードには書き込まず回数制限が消滅している。
後に有効期限が廃止されたなど、これ以降については大百科記事「e-amusement pass」を参照。
対応タイトルの一例
※記事更新時点でのサービス終了タイトルは取り除いている。順不同。
- BEMANIシリーズ
- メダルゲームシリーズ
- ビシバシ シリーズ(※ビシバシチャンプオンライン以降)
- クイズマジックアカデミー シリーズ
- 麻雀格闘倶楽部 シリーズ / 麻雀ファイトガール
- 天下一将棋会
- ボンバーガール
- 武装神姫 アーマードプリンセス バトルコンダクター
- チェイスチェイスジョーカーズ
- QuizKnock STADIUM
- ポラリスコード
関連項目
脚注
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