Last Concertoとは、KONAMIの音楽ゲーム「SOUND VOLTEX」に収録されている楽曲である。
概要
恐れることは何もありません…
さぁ、めくるめく展開と
運命の旋律に身を委ねましょう!
X WHEEL OF FORTUNE
アーティスト | ke-ji | |||
---|---|---|---|---|
BPM | 220 | |||
難易度 | NOVICE | ADVANCED | EXHAUST | GRAVITY |
6 | 12 | 17 | 18 | |
譜面製作者 | Ether99 | |||
ジャケット製作者 | ロゼル | ロゼル concerto aoni |
『KAC2013 オリジナル楽曲コンテスト』で採用された曲の一つ。
KAC2013決勝でEXHAUST Lv16という衝撃的な譜面を引っ提げて登場したBangin' BurstとFor UltraPlayersが最後に待ち構えるボスラッシュ「――終わりなき… 剛力羅の戦い」の先鋒として登場した。
同作者のJoyeuseとは一転した明るい雰囲気の曲であり、ネオクラ→フュージョンエモコア→ジャズワルツという展開で静かな序盤から徐々に盛り上がってからサビで最高潮に達する、これからの戦いに勇気をくれるような壮大な曲となっている。
ジャケットには愛剣ジュワユースを自慢げに抱えたシャトー・ロワーレが描かれている。難易度が上がるにつれて引き気味になり、EXHAUST譜面のジャケットではいつもの面々が追加されると共にロワーレの口元もニヤリとしたものに変わる。
譜面の方は全難易度のサビに指揮者が指揮棒を振るような動きのアナログデバイスが搭載されており、演奏感抜群になっている。EXHAUST譜面は12分を中心としてFXチップも多く混じる鍵盤譜面と片手処理が中心の譜面であり、最後には同時押しが混じった密度の高い鍵盤譜面のラス殺しが待ちかまえている。
先鋒とはいえ数あるLv15の中でも上位に位置する譜面であり、鍵盤譜面が苦手な人やラス殺しに癖が付いた人は当楽曲で詰まってしまうことも多く、「ラスコン難民」「ラスコンマン」と呼ばれるプレイヤーが続出した。逆にJoyeuseと比較するとロングやアナログデバイスでも通常通りCHAINが増え、片手処理も比較的素直な配置が多いため、こちらの方が簡単と思う人も多い。
この曲のADVANCED譜面をINPUTするにはLv12以上の譜面を20個クリアする必要があり、この譜面をクリアすることで超越してしまった彼女と其を生み落した理由のADVANCED譜面がINPUT可能になる。
同様にEXHAUST譜面はLv15以上の譜面を20個Aランク以上でクリアする必要があり、 この譜面をAランクかつクリアマークの付いた状態にすることで彼女と其を生み落した理由のEXHAUST譜面がINPUT可能になる。
バージョンがIIIになってからは、2016年12月1日にGRAVITY譜面がBLASTER GATE経由で収録された。KACと同じくチェーン解禁式による出現となっており、ウバワレのGRAVITY譜面をBLASTER GATEで解禁すると出現する。出現レベルはこちらも15(当時)でエフェクターはEXHAUSTに引き続き、Ether99が務めた。
IVのレベル改定では上記の影響か、EXHAUST、GRAVITY譜面が15からそれぞれ17、18に上方修正された。
ちなみに作曲者はKACのエンディングのつもりで作ったらしい。何故最初に持ってきた。
ラスコン名曲なんで
2017年2月11日、今年もJAEPO2017との併催でThe 6th KACが開催され、今回もSDVX部門決勝が行われた。その中で、またもや伝説に残る事件をSDVX運営チームが起こしてしまった。(もう#頼むぜCody…)
それは、決勝ステージのトーナメント第一回戦第二試合。対戦するのは両者ともに超トップランカーとして知られるSUIRI氏とGGD氏。前試合でThe 5th KAC覇者である1008.BOT氏がまさかの一回戦敗退してしまう大波乱の展開が起こった後の試合で(ちなみに相手はCHEPY氏)、両者ともに優勝候補なだけに、会場のボルテージも徐々に熱を帯びてきた段階であった。
プレー前に課題曲が発表され、会場のスクリーンに表示された楽曲は「ΑΩ」(GRAVITY)と「IKAROS DYNAMITE!」(EXHAUST)であった。
しかし、ここで選曲表示ミスが発覚し、スタッフが確認を行ったが、選曲は正しいと判明し、この2曲でプレーすることとなった。
この二転三転する選曲トラブルで会場に水を差す状態になってしまったものの、司会進行の森一丁によるゲストとのトークなどで素晴らしい場つなぎと進行で事なきを得た。そして、会場とのカウントダウンコールでプレーが開始されたのであったが、ボルテの画面に映し出された楽曲タイトルは「ΑΩ」ではなく、まさかの「Last Concerto」(GRAVITY)であった。
これには司会の森一丁が困惑気味に「これは、ボクとのジャンケン大会の・・・(出番かな・・・)」と言葉を漏らした。ちなみに、カウントダウン直前のの準備中のトークでは、「さぁ、今準備の方を行っているという形でしょうか?・・・オレたちの右手そして左手はどうすればいいだ!?そのまま、ボクとのジャンケン大会に流れ込むのか!?センターに向かいながら)時間が押していると言われているが・・・あたくし森一丁が真ん中に来たからには、ジャンケン大会をするべきなのかしないべきなのか!?(水沢「大人数だぞー!w」)いや、この人数でジャンケン大会をしたらオレ多分死ぬな・・・(汗)」と冗談を交え、場を沸かした。
また、ゲストのCosMo@暴走Pも「いやなんかね、この行程見覚えあると胸が痛いです…w」とコメント。
しかし、この初見殺しすぎるトラブルにも関わらず、両者990万台を叩き出す暴龍天っぷりを見せつけた。
だが、プレー後にラスコンが本当の課題曲ということが発覚。またもや二転三転する事態となってしまった。当初はスコアはこのプレーのスコアを反映することとなったが、スタッフの審議の結果、イカロスの後にもう一度ラスコンをプレーし、そのスコアを反映することに至った。
結果は、GGDが999万台のUCを叩き出し、イカロスとの合計スコアで見事準決勝進出決定。その後も決勝に勝ち進み、遂には優勝。不運すぎるトラブルにもめげずに見事The 6th KAC覇者となったのであった。
この一連の出来事を見ていたニコニコ生放送のコメントには「ラスコン名曲なんで」と立て続けにコメントが流れ、もう一度ラスコンをやることが決定した時には「ありがとう一丁」とコメントが流れた。The 5th KACに続いて再び伝説の残るコンマイ事件となってしまったが、このトラブルに対して一生懸命誠意を尽くして場を繋ぎ、まわしてくれた司会進行の森一丁、ディレクターのCody、ゲストのCosMo@暴走P、MAD CHILD、水沢柚乃、そしてなによりも寛大な対応をしたファイナリスト両名に盛大な拍手を送ってほしい。ちなみに、「ラスコン名曲なんで」の元ネタは「アルトラ名曲なんで」であるが、コレの経緯はそちらの記事を参照とする。
関連動画
関連生放送
関連商品
関連チャンネル
関連コミュニティ
関連項目
- SOUND VOLTEX
- Joyeuse
同作曲者とロワーレのSDVXデビュー曲。個人差の大きさは当楽曲に勝るとも劣らない。 - Chant du Cygne
4thKACオリジナル楽曲コンテスト採用曲。作曲・譜面・ロワーレ・最終決戦っぽいのに先鋒等、共通点が多い。 - アルトラ名曲なんで(The 5th KAC決勝のSDVX部門で起こった選曲トラブル騒動)
KAC2013オリジナル楽曲コンテスト ――終わりなき… 剛力羅の戦い |
|
X WHEEL OF FORTUNE | Last Concerto |
XIII DEATH | 超越してしまった彼女と其を生み落した理由 |
XVI TOWER | Hellfire |
XV DEVIL | BLACK or WHITE? |
KAC2013最優秀楽曲 | |
IV THE EMPEROR | Bangin' Burst |
III THE EMPRESS | For UltraPlayers |
- 0
- 0pt