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Oculus Rift(オキュラス・リフト)とは、米Oculus VR社が開発したバーチャルリアリティ用ヘッドマウントディスプレイ(HMD、頭部搭載型ディスプレイ)である。
製品版「Rift」はホームページにて399米ドル(日本円で送料含み5万円)で販売中。
概要
映像視聴を目的とした他社のHMDとは異なり、バーチャルリアリティに使用するのを第一目的として開発されている。このため、発表当時の他HMDの視野角が25-45度程度なのに対してOculus Riftの視野角は100-110度と非常に広く、3D映像もあいまって、ベタな表現だが自分が本当にそこにいるかのような圧倒的な没入感を得ることができる。高い場所は高く、巨大なものは巨大に見え、キャラクターと目が合った時には思わず意思を感じるほどである。
2013年発売のDeveloper Kit 1 (DK1)と2014年のDeveloper Kit 2 (DK2)を経て、2016年3月に製品版が発売された。追って2016年末にハンドコントローラーであるOculus Touchが発売されたが、こちらは現在は本体に同梱となっている。
Oculus Riftは頭の動きに高速で追随するセンサー類を内蔵している。これにより、装着した状態で右を向けばバーチャル空間内の右、左を向けば左が見えるといったヘッドトラッキングが実現出来ており、没入感が高まっている。DK2以降は角度に加え位置もトラッキングすることが出来るようになり、製品版で使えるOculus Touchコントローラーでは両手の位置・角度に加えてある程度の指の姿勢も認識できるようになっている。
開発用のソフトウェアライブラリは無償提供されているため、個人が開発したデモソフトやゲームが多数公開されているほか、本格的なゲームも国内外から多く発売されている。
なお、2014年3月26日、開発元のOculus VR社がFacebookに買収された事が発表された。
ただしFacebookは、両社は別会社として運営し、基本的に介入は行わないとしていた。
2014年4月末に行われた「ニコニコ超会議3」ではOculus Riftを使用した生放送の実験ブースを設置。2014年11月17日には「【VR配信】小林幸子『50周年記念 小林幸子in日本武道館~夢の世界~』バーチャルリアリティ生中継」で初のOculus Riftを使用したバーチャリアリティライブを実施した。その後もニコニコ超会議・町会議など各種イベントで多数のデモに使用されている。
対応ゲーム・対応予定ゲーム(一部)
- 公式対応
関連動画
関連商品
Oculus RiftはOculus社のサイトまたはAmazon(正規代理店)で販売されていた。2020年現在は後継機種のOculus Rift Sが5万円程度で販売されている。PC不要のOculus Goやその上位機種Oculus Questの選択肢もある。
ソフトをただ遊ぶ事も出来るし、その気があれば追加投資なしで開発する事もできるので、挑戦してみるのも良いかもしれない。
関連コミュニティ
Oculus Riftに関するニコニコミュニティを紹介してください。
関連項目
- Oculus VR社公式
- Oculus Go
- Kinect
- Valve
- PlayStation VR
- バーチャルリアリティ
- ヘッドマウントディスプレイ
- ニコニコ技術部
- ミクさん召喚部
- 2.8次元
- 4
- 0pt
https://dic.nicovideo.jp/t/a/oculus%20rift