加古川線とは、兵庫県加古川市と兵庫県丹波市を結ぶ西日本旅客鉄道(JR西日本)の路線である。
概要
山陽本線(JR神戸線)加古川駅から福知山線谷川駅へ至る路線で、地方交通線の一つ。路線記号は「I」。
かつては利用者が減るなどしてバスに客を取られていた時期もあったが、1995年の阪神・淡路大震災時に迂回路として使用された事によって東海道・山陽本線の迂回路として見直される事となった。
阪神・淡路大震災当時は非電化路線であったが、緊急時の迂回路として有効活用するべく電化する事となり2004年に電化開業。125系と103系が投入され今に至っている。但し、複線化はされておらず現在も単線である。輸送量がそれなりにある加古川駅~西脇市駅間は日中1時間あたり1往復の列車が運行されているのに対し、西脇市駅~谷川駅間は主に単行のワンマン列車が平日9往復、土休日8往復だけしか運行されておらず、輸送量は極めて少ない。
加古川線は加古川駅から久下村駅までは神戸支社の管轄で、谷川駅は福知山支社の管轄となっている。
なお、加古川線で使用されている125系と103系は網干総合車両所加古川派出所の所属である。
単独維持困難区間として西脇市~谷川間がJR西日本より公表されており、鉄道以外の交通手段も選択肢に含めた議論が行われている。2025年の大阪万博終了後に輸送量の改善が見込まれなかった場合、本格的な議論を開始する予定。
駅一覧
駅名 | 備考 |
加古川駅 | 西日本旅客鉄道(JR西日本):山陽本線(JR神戸線)乗り換え |
日岡駅 | |
神野駅 | |
厄神駅 | かつて当駅より三木鉄道三木線が分岐していた。 |
市場駅 | |
小野町駅 | |
粟生駅 | 神戸電鉄:粟生線乗り換え 北条鉄道:北条線乗り換え |
河合西駅 | |
青野ヶ原駅 | |
社町駅 | |
滝野駅 | |
滝駅 | |
西脇市駅 | |
新西脇駅 | |
比延駅 | |
日本へそ公園駅 | |
黒田庄駅 | |
本黒田駅 | |
船町口駅 | |
久下村駅 | ここまで神戸支社管轄 |
谷川駅 | 西日本旅客鉄道(JR西日本):福知山線乗り換え |
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関連項目
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