ニコニコ大百科

わざと戦艦って言ったほうが軍縮派の人に反感買ってもらえるわな

今思いついた疑問なんだけど、もし仮に海戦のやり方が
第一次大戦以前の艦隊決戦思想のまんまだったら、日本はどの程度頑張れたの？

>>152
史実とほぼ変わらない結末になります。

というのは、1939年のWW2開戦にともなって発動した米の大建艦計画の成果があらわれてくる1943年以降は
日本は何をどうやっても米国に勝てなくなるということが日米共に1941年の時点で予測できていたため、
欧州でドイツが勝つのを前提として1943年までに長期自給体制を敷くことを目指して日本は1941年12月に開戦したっていう経緯があるんです。

つまり、いわゆる「艦隊決戦」戦略では1943年を迎えた時点で日本の敗北は確定になるわけで
それをなんとか回避しようと（小手先の戦術で）足掻いた結果が1941年末から1942年にかけての日本だったということ。
で、結局運命は変わらず、日本は戦前の予想通りに敗北しました。予想外だったのは原爆の登場くらいです。

>>152
アメリカの週刊護衛空母が週刊重巡洋艦になって、月刊空母が月刊大型戦艦になるだけなんじゃ……。

>>154
おそらく、アメリカでも戦艦を月刊で作るのは無理だと思われる
物量で押し切られたイメージがあるけど、終戦の頃には実際にはアメリカの経済もかなりいっぱいいっぱいだったらしいし、軍縮条約を結んだのもこれ以上の建艦競争はきつかったからなんだし
なにより戦艦の維持費は空母の比ではない。その証拠に日本も戦艦は金剛型以外は満足に動かせていないのに、空母ならインド洋から太平洋を移動できたりしてる

>>152
開戦時の状況で日米ともに艦隊決戦思想のままなら、練度も高く既に正規空母を多数用意してる日本軍は有利に艦隊決戦に望めるだろう。大和型はアメリカの想定では長門型と同じ41cm砲なので金剛型対策のアイオワ級が主力の状況だと数で押せるかどうかが問題になってくる。モンタナ級は少なくとも43年時点では出てこないと思われる。
まず、空母艦載機での先制攻撃から大和以下の主力艦隊の攻撃で最初の決戦は勝てるだろうけど、その後が続かないので結局じり貧になって終わるのではないだろうか。なにしろ、開戦時の燃料備蓄では日本海軍の総力出撃２～３回分しかできなかったって話だからな

戦艦大和　の>>154　にあるyahooニュースの記事のように、
航空主体に変わろうが艦隊決戦思想のままだろうが、
結局のところ運用次第という事になるのではないかな？
”どの程度で終戦するか”というのも含めて。

>>154
それやってたら、同時に第二パナマ運河建設か現パナマ運河の幅拡張が行われてたと思う。ｗ
モンタナは、それが前提の幅だったと聞くし。

>>155
月刊戦艦はある。ノースカロライナ級とサウスダコタ級の計6隻の内、一部は毎月進水してた

戦艦復活しねぇかな。
対艦ミサイルをびっしり並べたCIWSと
三式弾みたいなのと装甲で防いで、主砲の射程内まで敵艦隊に肉薄して
ボっこボコにするなんてかっこいいじゃないか。

>>156
本職の（きちんと物理化学の素養がある、SF専門誌から依頼がくるような）日米のSF作家が指摘してるけど戦艦が復活するとしたら、宇宙戦艦だね。
各種の抵抗を考慮しないでいい状況だと、発動機の大きさと燃料の搭載量が絶対になるから、大型ほどスピードが速くなる。現実には宇宙艦載機の方がありえないことになる（小回りが効いても小さな発動機では追いつけない。たとえ母艦同士が並進していても、切り離された瞬間相手の転身加速においつけなくなる）

>>159
レス間違いです

>>156
は
>>158
の間違いです。失礼しました

映画でドリフトしてたけど、実際にやったら真っ二つとかになってしまうのかな？

装甲が5㎝もあるらしいけど、鉄でそんな厚さの物がどんだけ頑丈なのか想像が付かない。

戦艦はもう不要だろ
一応対地攻撃に使えるって意見もあるがなんであんなにたくさん砲を積んでるのかと言ったら
ろくに当たらないから数撃って当てる戦法なわけで、今なら一つの砲で数撃てるから要らないし
大口径にしなきゃならないほどの目標を撃つならそれこそミサイルを使うべきだし

誘導砲弾と射程延長機構の登場でそこらへんの認識ももう古くなってるけどな。高コストとは言っても所詮はトマホークの10分の1とかの値段だし。

そもそも、なんでミサイルの存在を想定しているのに大戦時の戦艦の艤装を基準に考えてるの？現代じゃガトー級もティーゲル戦車も使い物にならん事ぐらいわかるだろうに。

>>158-159
水上艦でも戦艦の復活はありうるよ。それが何百年後かは分らんけど
レールガンと対空レーザー砲が実用的なレベルになったら、それらを搭載した原子力戦艦が出てくると思う
（レールガンとレーザーに必要な電力をまかなえるのは当然原子力機関ということになる）
まあ更に百年位したら航空機にもレールガンが積まれてWWⅡの再来となるだろうが

あと、重装甲じゃなきゃ戦艦じゃない！というならそういう意味での戦艦は二度と出てこないだろうね
バリアでも発明されないかぎり

レールガンをいち早く実装するのなら、小型化する以前であればどうしても戦艦になるよな　しかし、レーザーが本格的に実用化されたら戦艦から空母へ変わったのと同じく、新しい衝撃にもなるな

>>163
なんでって大戦時みたいな戦艦は時代遅れって書くために決まってるでしょ…
単装の火砲搭載巡洋艦はあっても装甲や多数の砲を備えた戦艦はもう登場しないだろうし

>>166
単装砲になったのは小口径砲の射撃速度が上がって門数より指向可能な砲を重視するようになったからでしょ。対空迎撃重視するなら連装よりも照準が早いし。76mm単装砲を満載したイタリア艦艇がいい例。
ただ今は小口径砲でも対地攻撃も重視するようになってきていろんな砲弾が出てる。更に上で出ているようなレールガンだと充電や冷却機構の関係もあるから、実戦配備されはじめたら多連装になっても不思議じゃない。
重装甲・高耐久・高火力の戦艦が時代遅れなら、今の駆逐艦やフリゲートの概念はかつて一旦分岐した駆逐艦と巡洋艦を再統合したものにすぎないって事になるよね。

先進国の海軍同士が海上覇権を競い合う、という可能性が低下して、海上から陸上への戦力投射手段としての海軍、という冷戦後の流れからすれば、対地攻撃用の大口径砲を搭載する戦闘艦、という方向性はなくはないんだろうけれど。
だとしてもそれは戦艦の復活、と言うよりかは「砲艦」の復権、といったほうが近いような気がする。
それともレールガンとそれに耐えうる装甲で海上優勢をめぐってど付き合う新時代の「戦艦」が登場するかな？

>>168
どの道、ミサイルや航空機に対する極めて有効な対抗手段が無ければ厳しいと思う
例え実現したとしても、米軍みたいに航空優勢を確立できなければ運用すら不可能では

レーザー兵器が実用化したら復活はあり得るな。
状況が良ければタイムラグ無しで着弾するから。

レーザーは真っ直ぐ飛ぶから戦艦には不向きよ
対空、対ミサイルには使えるけど艦船への攻撃ができない

そういや、スプリガンでもロシナンテに搭載されたレーザーはミサイル迎撃か氷山を切断するのにしか使ってなかったなぁ。

まあ宇宙時代まで戦艦は待て、200年後には見れるだろう。

海防戦艦は戦艦と呼んで良いのだろうか

ふと思ったんだが現在の正規空母と戦艦を比べた場合運用費はどちらの方が高いんだろうか？
艦載機とパイロットの価格の分正規空母の方がやばいと思うんだが……
砲弾はミサイルより安いしね。

>>174
英語では「海岸防衛艦」なのよね。海防戦艦っていうのは意訳。
巡洋艦サイズの艦体に戦艦に近いクラスの砲を積み、代わりに航行能力を削ったフネなんで自国の沿岸防衛くらいにしか使えない。
もちろん同時代の戦艦相手に五分で渡り合うのは難しいが、そこまでする相手国が居るような危険な情勢にある国ではあんまり作られなかったね。

>>175
現代の空母はWW2時代の戦艦とは比較にならない能力を持ってるんで、コストは狂気的に高いがパフォーマンスも素晴らしい。
世界160カ国のうち140カ国くらいは米空母機動部隊一セットよりも少ない戦力しかないから
ガチで戦っても国土を焼きつくされるし消極的抵抗しても海を封鎖されて干殺しにされる
WW2の戦艦はここまで強大な能力は持ってない

>>176
日本では三式弾。アメリカでも戦艦用の核砲弾も製造されてたから場合によっては戦艦でも小国一つを火の海にすることは可能なのでは？それに戦艦自体の耐久力やスパースの余裕から対空火器やイージスシステムなんかを積んどけば撃沈のリスクもさらに減らせるし現在の正規空母に近い活躍はできそうな気がする。
射程距離もロケットアシスト砲弾とか今開発中のレールガンとかでそれなりに伸ばせるしね。

それミサイル使えばもっと楽にやれるんだよなぁ・・・

ミサイルだとロケットアシスト誘導砲弾の十倍以上のお値段が…
どうせ精度が変わらないなら、維持費や手間の面から見ても砲弾が良いのだよ

ユニットコストとシステムコストのコスパバランスが問題よなあ