ニコニコ大百科

ラストの扇七郎の六郎兄さん、どんな僕も等しく僕なんだ
っていうのは自分にはどういうコンプレックスなのかわからない

無料だったから読んでみたけど松戸さんと兄貴が好きになった

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>>118 良守「学校に怪しい先生いるぞ」
時姉「もう気づいてるぞ」
良守「」

っていう回があったよな
他にも良守を時音が助けるシーンもあったし、時音がやられるシーンより良守がやられるシーンも多かった
少々女性優位的な考えがあったのは事実じゃねぇか？

女性が作中で優位に描かれているか否かってのは描かれるイデオロギーの問題なのであって
女キャラの活躍度合いやクレバーさ、強さランキングなどで単純で語るのは違うと思う

少なくとも>>96はつまらないレッテル張りだと思う
それ言い出したらブラックラグーンとかどうなっちまうんだ

優位というのは言い過ぎだったか
でも作中では上に書いたように傾向として「時音の方が有能」って扱われてたな
そこは何だか自分ももやもやした
メアリースーという程では無いが、ちょっとね

時音の方が精神的に成熟してると言いたいんだろうが、良守が中学生で時音が高校生だからな、そりゃそうだろとは思う

まぁ単純な漫画的ギミックでもあるんだけどな
元々作者が「少年漫画の主人公は多少無鉄砲な位がいい」って理由で良守ができたか事を考えれば「ダブル主人公」って大体正反対の属性持たせるし、クレバーな役割が寄った感じなんだろ

それはそうと結界術で力が足りない分を技術で補うってのは見ていて楽しかった(串刺しや重ね結界等)、少年漫画の中でも本来の意味で「ヒロイン」やってたキャラで割と好き

ダブル主人公というより時音が主人公だったのかも
主人公は男に限る、という思い込みだったから変に見えたのかな
「本来の意味でヒロインだった」確かにこれに尽きるな
結界師は少年漫画ではあるが、主人公は女である、という説に一票

連投すまん、あと精神的成熟の話をするつもりは一切無い
地位的（高校生）にも、見せ場という意味（先述）でも、けっこう優遇されてたという話。作中のリーダー格なのだろうな、ってこと

実際リーダーというか司令塔とかそういう方面の立ち回りだったと思うな、良守の活躍する場所を整えるというか知恵出す側に回ったりとかっていうシーンもあったと思うし
近所の幼馴染お姉ちゃんな年上ヒロインってのが土台にあったから自然と無鉄砲な良守より実力じゃないとこが上手って演出が強くなったんだろね
そして良守は丁寧な設定のおかげで実力も無鉄砲な性格も宙心丸ありきの設定になってしまったという……

無料のあれで結界師読んだそこの君！月1連載に移行して物語の密度がググッと上がったBIRDMENも興味があったらいかがですか？結界師のように登場人物は極端に多くはないけど細かなセリフから人物像の深さを察せられる楽しみがありますよ！興味があったら読んでくれ。

28巻くらいまで読んだところで無料時間切れになったわ
買おう…

脚本上女性キャラが優遇されてたかっていうと、多分作者にそういう意図はない
雷の姉御とかも典型例だけど、これはもう単純に絵に華を添えたかったんだと思う

「どんなに力があろうと結局上には上がいるし、歴史の積み重ねには絶対に勝てない」
「力だけでは人は何物にもなれやしないから受け入れて成長するしかない」
みたいな陰鬱なテーマが漂ってるから諸々のキャラがどうしても頼りなく未熟に見えてしまう

全体的に女性の方が強い傾向あったけど、アクティブに動いて物語を進めてたのは男性陣だったから女性優遇とは感じなかったな

>>133 の意見にも少し通じるけど、少年漫画は女性が話の中心に来ることがあまりないから、逆に気軽に強キャラにできたんじゃない？
仮にあの位置に男性キャラを据えると、少年漫画の男性像としてはあまりにも無欲に見える気がする

作中人類最強がカーチャンで2位が全盛期開祖だろうけど3位は誰なんだろうか
やっぱ扇七郎か竜姫あたりかな

水月も本気出したら強いのかな
12人会連中は強いけど七郎には劣るな

嫌いじゃないが、設定に納得ができなかった。
烏森すごいよ→まあわかる
土地神はやろうと思えば普通に殺せるよ→まあ所詮地母神や天津神じゃない土地神レベルだしわからなくはない
魂蔵はすごい力を持ってるよ→まあそういう設定なんだろう。どういう理由なのだろう
魂蔵は土地神がいないor土地神が弱い神有地に生まれるよ→は？
この設定だと、魂蔵は土地神のスペアでしかないはずだろ。誕生の経緯の時点で根本的に土地神＞魂蔵で、土地の力を受け止める器として生まれるなら力の上限は基本的に神有地のそれのはず。
なら神有地＞魂蔵で、烏森が世界で一番強い力とはならんだろうと。格も歴史ももっと上があるじゃん。
しかも、この設定で基本的なパワーバランスが異能者＞妖、土地神で、パワースポットの大元に近い龍脈も若干出すだけとか笑わせるにもほどがあるでしょ。普通に考えりゃ星の血脈とたかが土地神代わりの一個人とか比べるまでもなく前者が上なのに。
この辺が引っ掛かって楽しく読めなかった。切り込みは悪かないが、考証が甘いよこの漫画

女性優位とかは全く思わないけど
個人的に女性作者（というより少女漫画）っぽいなと思ったのは、回収する気のない伏線……という悪口に聞こえるけど、展開しない拡張要素を入れてくるところ。悪魔とか黒芒楼の生き残った蜘蛛女とか封魔師とか、あるいはそれこそ「眺める者」とか。
少年漫画だと新設定って基本的に物語の展開に直結すると思うんだけど、『結界師』ではとくに伏線もあとづけもせず混入してくる。そこは読者によっては完成度が低いって見なされる要因になってるかもしれないけど、同時に作品に通底する世界観と連動してるんだろうなと思う。
〈世界の流れはどこか大きなところで動いていて個々人にできることなんてたかが知れてるけど、それでも全体像がつかめないまましゃにむに頑張るしかないんだ〉みたいな。だから人生のひとときすれちがっただけの要素が、あとから自分の人生の伏線になんかならなくても当たり前ですよ、世界はあなたのための物語ではないんだ、っていう。

まあ、それが少女漫画的かといわれるとに詳しいわけじゃないからテキトーに言ってるだけなんだが。ただ、『となりの怪物くん』とか『フルーツバスケット』を読んだときに感じた完結性の薄さに似てるのかも、とこのあいだ気づいた。

>>137
魂蔵はあくまで無尽蔵に力を蓄えられる体質ってだけ
だから土地神の代わりになり得る存在なわけで、パワーアップ手段として神有地狩りでそこかしこから力を奪っていく手段もとれる（複数の神有地の力を流し込んだらそこらの神有地より強くなるのは自明）
烏森の場合自動的に周囲の力を奪う性質もあったから最終的にあそこまでの存在になった
それでも「世界最強の魂蔵」止まりで、小一宮なんて三流の土地の力でも適切に使えば抑え込める程度の存在に過ぎない
眺める者もそうだけどこの作品のパワーバランスは自然最強だよ
その自然の力を恣意的に分かりやすい形で使うのが人間や妖だから表面上はそちらが上に見えるだけ

皆目が死んでる
共感、感情移入しづらいキャラクター
嫌いじゃないけど好きじゃない

氷浦が良守に「死んだような目しやがって」って言ってたな
でも皆って程死んだ目してるか？

あぁ逆だ、言ってたんじゃなくて言われてたんだったな

掴みもキャラクターも雰囲気も良いけど
広げた風呂敷を畳むのが絶望的に下手な作者

結界師

雰囲気がけっこう青年誌っぽいよね
序盤でもパティシエの霊とかの話とかあったし、あんまりバトルを全面に押し出す感じではなかったな
黒芒桜の時から火黒藍緋、良守火黒のやり取りとか、白や松戸のエピソードから見ても人間らしさみたいなのに拘ってる話多かったし

子供の頃読んでた時はなんか少女漫画っぽいなとは思ってた

良守は割と少年漫画の主人公らしいキャラしてたな
でも黒亡楼編が終わってからは正守が主人公してたと思う
良守が表の主人公なら正守は裏主人公って感じ

まぁ作者の考える少年らしい少年が良守ってキャラだからね
それでも守るってことに目が行きすぎて周りが見えなくなるある種の独善、傲慢さ、猪突猛進ぶりとか若さ故の純粋さの悪い面もけっこう描かれてたが
自分のせいで時音が傷を負ったってトラウマがあるから自分が守るってことに固執するのはわかるけど

他に少年らしいキャラは誰だろうって思ったけど、少年らしいキャラ少ない事に気づいた
影宮や秋津はなんか少年らしくないっつーか、裏会の夜行所属だからかどこかスレてるな
志々尾も極度に人付き合いが下手で無口だしなぁ
強いて言うなら良守の同級生の田端と市ヶ谷かな？
あの二人は異能者じゃない「一般人」だからスレる要素があまりないし

漫画だからの雰囲気があったしアニメはなぁ
でもあの頃はサンデーもアニメ多かったなぁ（遠い目）