ニコニコ大百科

>>60
実はかなりの時間と内容を撮っていたらしいんだけど、そうするとそもそもが映画として放映できる尺をがっつり超えちゃうから、かなり縮小したらしい。んでああなったそうな。
米国の方だとそのカットした部分も収録された完全版が売ってるらしいんだが、日本ではウオッチメンの配給会社がクソなので売る素振りもない。

映画はロールシャッハにちゃんと関心持てる人じゃないときついだろうね。やっぱ一番特徴的で、世界的にも人気のあるキャラだし。
かなりのダークヒーロー好きとか、ヒーローについて懐疑的な人とか。バッドエンドもグロも構えて観れる厨二病な人にはウケると思う。
今で言うとウロブチあたり好きな人とか。

両方見たけど、原作の方が良いね。
映画単品だと説明不足だから、>>60の言ってることもわかる。

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だいぶ前に映画を一回観たっきりだけど、ものすごい印象を残したなぁ。
もちろんいい方向になんだけど。
正義そのものを疑うようなテーマが当時の俺にはとても衝撃的だった
原作も読むべきか・・・

>>64
読むべき
というかこの作品は映像化すべきではないかと

アメコミがアクションや勧善懲悪だけの単純なモンだって思ってる人には反応悪いんかな
アメコミらしい、暗喩や皮肉を込めたストーリーだと分かって見ればよっぽどアホじゃない限りは分かると思うんだけどね

動画でロールシャッハのダークヒーローっぽさに惹かれて見たけど
悪役が出て、スカッと倒してはい終わりって感じの映画じゃなかったんやな

確かに他のヒーローものと同じものとしてみると気分が悪くなるだけだ
内容が暗すぎる…

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>>68
中二病乙wwwwwwwwwwwwwww

>>68
最後の一行だけお断りします( ﾟωﾟ )

映画の評価は完全版を見てから下したい所ではある
だからとっとと売りやがれ

そんなに神聖視するほど名作かな、
向こうじゃ、すごい人気らしいけど、
自分は、日本でいうぶっちー作品レベルだと思うよ、
神作じゃなく良作。

>>72
単純な良作で収まらない理由に作品が発表された時代背景と後に与えた影響の大きさと言う部分がある
日本でいうと少年誌のバトル漫画はほぼ確実に『北斗の拳』『ドラゴンボール』『ジョジョの奇妙な冒険』あたりの影響を受けるじゃん
ウォッチメンやダークナイトで成人読者が呼び戻され、当然それを意識した作品が増えていったのだからそれぐらいの功績

それで、ブームを起こしたのはいいけど、
その後が、劣化作や駄作しかなく、
結局、キングダムカムで原点回帰した。
まあ、一過性のブームだってことはまどマギと共通してるな。

>>74
旧エヴァのように影響の大きいセンセーショナルな作品には劣化模倣やそれを否定する「原点回帰」がつきものだと思いますし

>>まあ、一過性のブームだってことはまどマギと共通してるな
20年近くたって映画化してヒットして、ほぼ無名だった日本でも原作本が今現在も重版してるから、一過性というのは乱暴なまとめかたじゃないんですかね

まあ、大きな影響を与えたからってほはあるよね。
話の本筋はアウターリミッツと同じだしね
グラント・モリソンもスーパー・ゴッズで
「登場人物は割とステレオタイプ」みたいなこといってたし
ただウォッチメンが神作と認識されているのは
内容意外にも完成度の高さや、
表現手段としてコミックをとことん追求したって点もあるだろうな。
画面構成とか（特に狂気の第5章）、巻末資料とか、１コマの作り込みとか。

後、俺はムーアと虚淵は似ていると思う

･･･一見カタギには見えない所が

期待して見たけど少し期待外れだったな
ロールシャッハがカッコ良かったけどそれ以上にローリーとその母親が不快だった

>そんなに神聖視するほど名作かな、
>向こうじゃ、すごい人気らしいけど、
>自分は、日本でいうぶっちー作品レベルだと思うよ、
>神作じゃなく良作。

エロゲ作家とコレを並べるのがどうかと思うが
ただこの映画原作ママなんだよね、そこが原作ファンから好評な理由の一つなんだけど
そのせいで映画全体が長い・・・変にカットされるよかマシだけどね
ただ見た人で悪い感想言ってる人あんまいないんだよね
「オッサンと女の子のエッチシーンはいらなかった」←これは同意するしかないｗｗｗ

アルティメットエディションはもっと長いぞ。
個人的には原作通りにロールシャッハ誘拐犯はガソリンまいて焼き殺してほしかった。

正直この作品に関しては、不快に思う感想が出るってのはいいと思う。
ヒーローの不快に見える部分をまざまざと叩きつけて、
ヒーローってなんだ？ただの大義名分のうえ人を殴りたいクソじゃないのか？欲求不満のたまったヴィランとどう違う？正気なのか？
「正義とはなんだ？」
って問う作品だと思うし。

>>78
いや、映画はかなりカットしてるだろ

やっぱ映像化には不向きすぎる作品だよねぇ・・・
映画化されてからボロクソな意見が増えた
原作は何度も読み込めたんだけど・・・・
あと虚淵レベルってのは流石に・・・

>>79
何だっけかアメリカの正義を風刺していたんだっけか

虚淵と一緒にするのは作品を読み解く力の欠如というよりも世間知らずな気がするな。

何かの歴史を語るときに名前が出てくる名作と一過性の良作の差異って時代を反映しているかどうかというのがすごく大きいよ。
虚淵の作品はその質はともかくどう考えても時代を反映した作品とは言えない。どこまで行っても虚淵という作家の性質が強く出てる。
対してウォッチメンは核を軸とした冷戦と軍拡競争、つまり力の拡大の行き着くところを描いている。自衛のための力をヒーローに象徴させ、それが拡大していく先を群像劇的に描いている点で間違いなく一つの時代を映し出している
原点回帰というが原点回避と我々が認識できるのは「原点から離れた」という認識が共有されていないといけない。その認識を作り出した時点でアメコミの歴史を語る際にウォッチメンを外すことはできない訳で

流石に虚淵のレベルと同列に語るのはちょっと…
なんというか、失礼な言い方をするが真面目にそれは無い

いや、好きな人には不快かもしれんが並べる対象があまりにも…

レベルの問題というより方向性や主題が全然違う
どちらかといえば当時は社会風刺、今だと冷戦時代の風刺が主題だからね。

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一応言っとくけど、
ウロブチが自分の作品においてウォッチメンに多大なる影響受けてるっぽいから、
枝葉的な意味で言ったんだからねッ！

とにかく、この漫画は本当に一回読むだけで創作者の魂をゆさぶるものがあると思う

原作は一回読もうとしても映画よりも長く掛かったけど何度も読み返したくなったな
ザック監督の映画の方はぶっちゃけあの時間でも足りないくらいに感じたけど初見の人が見たら冗長に感じるだろうなぁ

以前から観たかった映画だったが、最近やっと視聴した
ただ、明らかに原作を圧縮したんだろうな(特に先代の活動)という描写が散見された
まあ、それでも話の流れは分かるからいいけど、SEXシーンにあんなに尺割くならその分を回して欲しかったわ


で、内容についてだけど、ヒーローが用済みになるとかこの世界に守る価値があるのか分からず苦悩するっていうのは、60年代、70年代の日本にもあった題材なので、そこまで目新しいとは思わなかった
ウルトラマンとかデビルマンとか
ただ、これの面白いのは、それを東西冷戦と掛け合わせて描写した点にある
この点において、冷戦下でも当事者意識の希薄だった日本では作ることのできなかった作品だろう
あと、ロールシャッハが人気な理由もよく分かる
イカレてるけど、信念を持って正義の下に行動し、最期までそれを曲げなかった姿は確かに魅力的だった