【DR】 単語

4件

ディーアール

9.6千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

【DR】とは、遊戯王ADSでYGO【EMEm】VS【征竜】exit_nicovideoにおいて登場したオリカデッキペンデュラムモンスター化した征竜によって構築されたデッキテーマである。当初は【ペンデュラム征竜】と呼ばれていた。

 

【DR】

8期に登場し、【魔導判】と環境を二分したのが【征竜】である。

この【征竜】と、9期に登場した【EMEmエンタメイトエンタメイジ、エムエムとも)】とをADSを用いて全盛期の状態で決闘させるという趣旨の動画であった。

マッチ勝利したのは【EMEm】。デッキ墓地・除外ゾーン全てを“手札”とした【征竜】も、新しい時代の召喚法であるペンデュラム召喚には敵わなかった。

しかし……

 

 

 

 

 

 

「時代が違うとは一体………」

 

 

 

DRドラゴンルーラー)-ブラスター

ペンデュラム・効果モンスター
7/炎属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
【Pスケール6/6】
DRブラスター」の(1)(2)(3)のP効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1): 自分のエクストラデッキの表側表示のドラゴン族または炎属性モンスター
   合計2体除外して発動できる。Pゾーンのこのカードを特殊召喚する。
(2): もう片方の自分のPゾーンに炎属性Pモンスターが存在する場合、フィールドカード1枚を対として
   発動できる。自分のPゾーンカードを全て破壊し、そのカードを破壊する。
(3): 自分メインフェイズに発動できる。このカードを手札に戻す。
モンスター効果】
DRブラスター」の(1)(2)(3)(4)のモンスター効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1): 自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または炎属性モンスター
   合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
(2): 手札の炎属性モンスター1体とこのカード墓地へ捨て、
   フィールドカード1枚を対として発動できる。そのカードを破壊する。
(3): このカードが特殊召喚されている場合、相手エンドフェイズに発動する。このカードを手札に戻す。
(4); このカードが除外された場合に発動できる。
   デッキからドラゴン族・炎属性モンスター1体を手札に加える。

 

 

DRドラゴンルーラー)-バーナー

ペンデュラム・効果モンスター
3/炎属性/ドラゴン族/攻1000/守200
【Pスケール8/8】
DRバーナー」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1): もう片方の自分のPゾーンカードが存在しない場合に発動できる。
   デッキからドラゴン族・炎属性Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。
モンスター効果】
DRバーナー」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1): ドラゴン族または炎属性モンスター1体とこのカードを手札から捨てて発動できる。
   デッキから「DRブラスター」1体を特殊召喚する。
   この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
(2): フィールドのこのカード戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
   デッキから「DRブラスター」1体を特殊召喚する。
   この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。

 

 

 

めた「征竜」はペンデュラムモンスター化し、「DRDragon Ruler: “征竜”の海外表記)」となった。ペンデュラムモンスターとなったことでペンデュラム効果が征竜に追加され、より大量展開が加速したのだ。

具体的には、子征竜ペンデュラムゾーンセットすると征竜デッキからもう一方のペンデュラムゾーンに置かれ、その征竜は元々モンスター効果として持っていた効果を自身と子征竜を破壊することで発動する。さらには破壊された子征竜の効果によって征竜デッキから湧いてくるうえ、別の子征竜ペンデュラムケールれば征竜ペンデュラム召喚も可というアドバンテージの概念を根こそぎ無視した挙動を繰り返す。

元々【征竜】は手痛い禁止・制限を受けても他のカードを取り込むことで環境に残り続けてきたデッキであった。《オッドアイズボルテックス・ドラゴン》のコストエクストラデッキ征竜デッキに戻ることや《揺れる眼差し》によって破壊されることすら圧倒的メリットと変えた【DR】は、「ついにエクストラデッキにすら寄生した」と評された。

 

しかし、【DR】の誕生は始まりでしかなかった。

 

 

【DDDR】

続く遊戯王ADSで世紀末【DR】VS【多元魔導】exit_nicovideoにて、ただでさえ【征竜】と互の戦いを繰り広げていた【魔導】がMTGインスタント効果を得た(全ての「魔導モンスター手札誘発と化し、全ての「魔導書カードスペルスピード2となった)【多元魔導】との戦い。

動画サムネと、開幕10後の画面に一同は凍りついた。

なんと、ブラスターペンデュラムエクシーズモンスター化しているではないか。

それだけではない。全ての「DRモンスター融合シンクロエクシーズ儀式モンスター化し、エクストラデッキの中身にまで寄生を始めたのだ。

RDRリチュアルドラゴンルーラー)-ブラスター

ペンデュラム儀式・効果モンスター
7/炎属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
【Pスケール6/6】
RDRブラスター」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1): 自分メインフェイズに発動できる。儀式召喚するモンスターと同じレベルになるように、
   自分の手札・フィールドのPモンスターリリースし、デッキからドラゴン族または炎属性
   儀式Pモンスター1体を儀式召喚する。もう片方の自分のPゾーンドラゴン族・炎属性Pモンスター
   存在する場合、デッキ墓地・除外ゾーンからもそれぞれ1体ずつ儀式召喚できる。
(2): もう片方の自分のPゾーンに炎属性Pモンスターが存在する場合、
   いかなる場合にも以下の効果を適用する。
   ●このカードがPゾーンに存在する限り、自分メインフェイズ1の間、ドラゴンモンスター及び
   炎属性モンスター以外のフィールドの表側表示のカードの効果は効化される。
モンスター効果】
RDRカードにより降臨。
RDRブラスター」の(1)(2)(3)のモンスター効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1): 手札のこのカード墓地に送って発動できる。デッキエクストラデッキから
   儀式モンスター以外のドラゴン族・炎属性Pモンスター1体を手札に加える。
(2): 墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキエクストラデッキから
   儀式モンスター以外のドラゴン族または炎属性Pモンスター1体を墓地に送る。
(3): 除外されているこのカードデッキに戻して発動できる。デッキエクストラデッキから
   儀式モンスター以外のPモンスター1体を除外する。
(4): 儀式召喚されたこのカード戦闘・効果でフィールドを離れる場合、
   代わりにこのカードデッキに戻し、エクストラデッキから
   儀式モンスター以外のドラゴン族・炎属性Pモンスター1体を特殊召喚する事ができる。

 要約

 

《XDRエクシーズドラゴンルーラー)-ブラスター

ペンデュラムエクシーズ・効果モンスター
ランク7/炎属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
【Pスケール6/6】
「XDRブラスター」の(1)(2)のP効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1): もう片方の自分のPゾーンカードが存在しない場合に発動できる。自分のエクストラデッキ
   表側表示のドラゴン族・炎属性Pモンスター1体を選び、自分のPゾーンに置く。
(2): もう片方の自分のPゾーンに炎属性Pモンスターが存在する場合、
   フィールドカード1枚を対として発動できる。
   Pゾーンのこのカードエクストラデッキに戻し、そのカードを破壊する。
モンスター効果】
ドラゴン族または炎属性レベル7モンスター×2
レベル7P召喚な場合にエクストラデッキの表側表示のこのカードP召喚できる。
「XDRブラスター」の(1)(2)(3)のモンスター効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1): このカードのX素材を2つ取り除き、フィールドカード1枚を対として発動できる。
   そのカードを破壊する。
(2): このカードエクストラデッキからの特殊召喚に成功した場合に発動できる。
   除外されている自分のドラゴン族または炎属性モンスター2体を選び、
   このカードの下に重ねてX素材とする。
(3): 自分メインフェイズに発動できる。
   自分のPゾーンカードを全て破壊し、このカードを自分のPゾーンに置く。

 要約

 

SDRシンクロドラゴンルーラー)-ブラスター

ペンデュラムシンクロ・効果モンスター
7/炎属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
【Pスケール6/6】
SDRブラスター」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1): 自分・相手のメインフェイズに、フィールドドラゴン族・炎属性モンスター1体を
   対として発動できる。Pゾーンのこのカードモンスターカード扱いとして、
   対モンスターとこのカードのみを素材としてXモンスター1体をX召喚する。
(2): このカードがPゾーンに存在する限り、フィールドの全ての表側表示モンスターは、
   レベルランクが7になり、ドラゴン族・炎属性になる。
モンスター効果】
チューナーチューナー以外のドラゴン族または炎属性モンスター1体以上
SDRブラスター」の(1)(2)(3)のモンスター効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1): このカードエクストラデッキからの特殊召喚に成功した時、
   フィールドカード1枚を対として発動できる。そのカードを破壊する。
(2): X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれ墓地に送られた場合に
   発動できる。自分のエクストラデッキの表側表示のドラゴン族・炎属性Pモンスター1体を
   選んで特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は効化され、レベルは7になる。
(3): このカード墓地に存在する場合に発動できる。墓地のこのカードエクストラデッキに戻し、
   除外されている自分のドラゴン族または炎属性のPモンスター1体を選んで自分のPゾーンに置く。

 要約

 

FDRフュージョンドラゴンルーラー)-ブラスター

ペンデュラム融合チューナー・効果モンスター
7/炎属性/ドラゴン族/攻1400/守900
【Pスケール6/6】
FDRブラスター」の(1)(2)のP効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1): 自分フィールドドラゴン族または炎属性モンスター1体を対として発動できる。
   Pゾーンのこのカードを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2): もう片方の自分のPゾーンに炎属性のPモンスターが存在する場合に発動できる。
   そのカードを破壊し、デッキからドラゴン族・炎属性Pモンスター1体を選んで自分のPゾーンに置く。
モンスター効果】
融合モンスター以外のドラゴン族または炎属性モンスター×2
このカード融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分の手札・フィールドの上記カードを除外した場合に
エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
また、このカードをS素材とする場合、ドラゴン族または炎属性モンスターS召喚にしか使用できず、
S召喚に使用されたこのカードはPゾーンに置かれる。
FDRブラスター」の(1)(2)(3)のモンスター効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1): このカードエクストラデッキからの特殊召喚に成功した場合、
   除外されている自分のドラゴン族または炎属性モンスター1体を対として発動できる。
   そのモンスターレベル分だけ、このカードレベルを下げる。
   その後、そのモンスターを特殊召喚する。
(2): このカード墓地に存在する場合、自分のドラゴン族または炎属性モンスター戦闘を行う
   ダメージステップ開始時からダメージ計算時までに、自分のエクストラデッキ
   表側表示のドラゴン族または炎属性モンスター1体を除外して発動できる。
   墓地のこのカードを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
   この効果で装備されたこのカードダメージステップ終了時に破壊される。
(3): このカードが装備されている場合、フィールドカード1枚を対として発動できる。
   このカードエクストラデッキに戻し、そのカードを破壊する。
(4): このカードが装備されている場合、装備モンスターの攻撃・守備
   このカードのそれぞれの数値分アップする。

 要約

 

 

前回はデッキからペンデュラムケールセッティングする様を見せたが、今回は各種「DR」達がデッキ・手札・墓地モンスターゾーン魔法&ゾーンペンデュラムゾーンエクストラデッキを縦横尽に動き回る光景が繰り広げられた。

しかも「DR」群(「DR」「子DR」「RDR」「XDR」「SDR」「FDR」)は四属性ごとに存在する。全ての「DR」が投入されているとすれば、その総数は6種×3枚×4属性=72。全てのカードシナジーを得てデュエル(と視聴者の精)をする様は動画で確認いただきたい。

元来の【征竜】あるいは【DR】も大量展開後にシンクロエクシーズなどに繋げてアドバンテージを得ていたが、今回「RDR」「XDR」「SDR」「FDR」が導入されたことにより【DR】はまさにゲーム破壊級のアドバンテージを得る強悪・悪辣意味不明デッキとなった。

 

世紀末」と呼ばれた魔導征竜環境かにえた惨状を前に、視聴者たちは遊☆戯☆王ARC-Vにおいて赤馬零児が用いる「DDD(Differnt Dimension Demon: 異次元悪魔)」デッキ思い出した。遊☆戯☆王ARC-Vではスタンダードシンクロエクシーズ融合の各次元ごとにエクストラデッキを経由する召喚法が独立しており、赤馬零児アニメの序盤からペンデュラムシンクロエクシーズ融合の召喚法を使いこなす(エクストラデッキを使わない儀式召喚は除く)デッキを構築していた。

視聴者達はその【DDD】をもじって、今回強化された【DR】を【DDDR】(Different Dimension Dragon Ruler: 異次元の支配者)と呼んだのだった(この呼称が認知され始めたのは次回作の遊戯王ADSで魔改造 デッキから影依融合exit_nicovideoからであり、それまでは【DDDDR】とも表記されていた)。

ペンデュラム召喚という召喚法に寄生したを身につけた征竜はあらゆる異次元の召喚法を吸収し、「もうARC-Vラスボスこれで良くね?」と言われるほどに恐れられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インフレ……インフレ……

 

切り札 『DDR-ルーツ』

【DDDR】の誕生から4ヶほど経った頃、次回作である遊戯王ADSで魔改造 デッキから影依融合exit_nicovideo投稿された。

 

投稿者は言う。「遊戯王がどうあるべきなのか」。

単に強いカードを作るだけでは、決闘はつまらなくなってしまう。インフレが嫌われる原因がソコにある。インフレすることによって、他のデッキの多様性がなくなってしまうため、環境が上位のデッキだけの寡占になってしまうのだ。多様性を残しつつインフレを起こす方法はないものか、それこそ群雄割拠し混沌とした世紀末決闘を続けるために。動画の趣旨は、そんな前置きから始まった。

投稿者は続けて言う。「新しいインフレの形を模索することにした」「まずはルールを適度に破ってみてあとは野となれ山となれ」。お前は何を言っているんだ

 

そこで、投稿者は最初に【シャドール】に1枚のオリカ依の転(シャドーループ)》を搭載。元々条件付きでデッキから融合召喚を行える【シャドール】だが、それに加えてコスト(?)として墓地の「シャドールモンスターを戻してデッキから「シャドール魔法を発動できるというぶっ壊れカードである。

シャドール】と戦うのはオリカではなく、海外環境からやってきたスターウォーズ(と、その元ネタである『オズの魔法使い』)をテーマに扱った【Kozmo】であった。

だが、何をトチ狂ったのか投稿者は【シャドール】の切り札である《エルシドールネフィリム》をKozmo化させた《Kozmoll Construct》と共にそれを呼ぶためのぶっ壊れ融合魔法Kozmorphose》を実装するというガイキチ発想から、新たな壊れデッキが生まれた。

オリカしの状態で【シャドール】と互に渡り合った【Kozmo】であったが、これらの新カードによって新たなる世界インフレの可性を得て生まれ変わった。前動画においてカウンター3枚をもってしても止めることのできなかった【DR】を封殺するという展開は視聴者衝撃をもたらした。

続く【DDDR】戦。【Kozmo】側は先攻を取り、【DR】戦同様にメインデッキが1桁になるまでアドバンテージを稼いで場を整えた。そして【DDDR】のターン……

 

 

 

 

 

そ の と き 不 思 議 な こ と が 起 こ っ た … …

 

 

 

 

メインフェイズ1開始時。ガラ開きだったフィールドペンデュラムゾーンに、何よりもく、そしてさりげなく、さらにどこからともなく『モノクロに禍々しくカード』がセッティングされた。あまりのことに、ぶっ壊れカードに慣れきった視聴者も「待て待て待て!」「今、どこからスケールった!?」という困惑のコメントが吹き荒れた。こののスケールったカードこそ【DDDR】の新たな、《DDRルーツ》であった。

 

DDR(ディファレントドラゴンルーラー)-ルーツ

ペンデュラム融合シンクロエクシーズ・効果モンスター
ランク7/7/属性/ドラゴン族/攻?/守?
【Pスケール?/?】
ルール上、このカードのPスケールは6及び8としても扱う。
(1): Pゾーンのこのカードは他のカードの効果を受けない。
(2): このカードがPゾーンに存在する限り、このカード属性は「地」「」「炎」「」としても扱う。
(3): このカードがPゾーンに存在する限り、自分は「DRカードをいかなる場合にもプレイできる。
モンスター効果】
ドラゴン族・地属性レベル7儀式Pモンスタードラゴン族・属性レベル7儀式Pモンスター
ドラゴン族・炎属性レベル7儀式Pモンスタードラゴン族・属性レベル7儀式Pモンスター
このカード融合・S・X召喚できず、以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●自分フィールド上の上記カードを除外した場合にPゾーンから特殊召喚できる。
その後、その除外したモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(1): このカードはこの方法で装備したモンスター及びこのカードのX素材
   攻撃・守備属性・効果・攻撃回数を得る。
(2): 自分メインフェイズ1の開始時にこのカードがPゾーンに存在しない場合、
このカードをPゾーンに置く。
(3): このカードモンスターゾーンに存在する限り、
   他の発動及び適用される効果は以下の効果となる。
   ●このカードを「DDRルーツ」1体の下に重ねてX素材とする。

 

なんと、テキスト欄を見ると【ドラゴン族/融合/S/X/ペンデュラム/効果】とあり、現在OCGに存在しない「まったく新しいカード群」を創造してしまった(「RDR」や「FDR」の各種も現在OCGには存在しないが)。ルールによっていずれかの召喚法での召喚はできず、召喚する方法が他にあるいわば特殊召喚モンスターである。召喚条件は全ての儀式DRモンスターフィールドに並べて、それらを除外することでのみPゾーンから特殊召喚できるというもの。

ペンデュラムケールは「?」であり、各種【DR】と互換性の高い「6」と「8」の両方として扱えるというものになっている。属性ではあるが、ペンデュラムゾーンにある限り他の「DR」と共通する属性である「地」「」「炎」「」としても扱える。変わりな効果テキストとして、「このカードがPゾーンに存在する限り、自分は「DRカードをいかなる場合にもプレイexitできる。」と言うものがある。「いかなる場合にもプレイできる」とは、《スキルドレイン》で効果を効にされていても、《虚無空間》で特殊召喚ができなくても、《禁止》でカードの使用自体が封じられていてもそれを踏み倒して「DR」を使えるということである。

モンスター効果は自分・相手を問わず効果を発動したカードをX素材として吸収し、吸収したX素材と装備されている儀式DRモンスターの攻撃・守備属性・効果・攻撃回数を得るというもの。フィールドだろうが、手札だろうが、デッキからだろうが、墓地からだろうが、除外ゾーンからだろうが、「効果を使った」間に効果を書き換えて吸収する悪効果である。永続効果であるためチェーンも組まず、特殊召喚に成功した時点であらゆる抵抗意味。

イラストは《混沌帝龍 -終焉の使者-》のコントラストを調整したものであるが、「終焉の使者じゃなくて終焉そのものが来た」とコメントに書かれるほど。

突破方法もないわけではない。強制的に効果が吸収されることを利用してデメリットモンスターを吸収させて自壊させる・ライフを失わせる、ひたすら耐えてデッキ切れを待つ、「壊獣」の召喚のためにリリースすることでフィールドから除去する等の策が考えられる。ただし、フィールドから除去する以前に膨大な攻撃で連続攻撃されるうえ、除去しても後続の「DR」が大挙して押し寄せてくるため大体の場合は絶望的。特殊召喚される前に《スキルドレイン》を使って先に効にしようにも、Pゾーンの「RDR」の効が適応されていた場合、先に③の効果が適応されるため効果の書き換えが優先され効にできず、《神の宣告》などで特殊召喚自体を潰すのは「特殊召喚する。その後~」のテキストにより、装備処理が挟まるため、あらゆる召喚効系のカードは発動タイミングを逃しこのカードの召喚を効にするのは事実不可能製作く、「彼岸モンスターカードコストで落として処理するのが一番手っ取りいとのことである。

 

関連動画

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
天外魔境II[単語]

提供: 極楽太郎

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/05/11(土) 01:00

ほめられた記事

最終更新:2024/05/11(土) 01:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP