テイニクェット・ゼゼーナン 単語


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テイニクェットゼゼーナン

3.6千文字の記事

テイニクェット・ゼゼーナンとは、スーパーロボット大戦に登場する架の人物である。

CVは旧シリーズでは政宗一成第2次OGでは広瀬正志

地球人どもよ!私の概要だ!ありがたく見るがいい!

スーパーロボット大戦シリーズに登場する組織ゲスト(ゾヴォーグ)の太陽系方面軍作戦長官である。

スパロボαシリーズ以前の所謂旧シリーズにおける全ての黒幕といった位置づけのボスキャラであり、第4次スーパーロボット大戦(以下、「第4次」「第4次S」と記述)ではラスボスとして登場。
スーパーロボット大戦F(以下、「F」と記述)でも登場するのだが、こちらではラスボスではない普通ボスとしての登場となる。詳細は後述。

地球人に対して度をえた偏見を持っており、対等な立場に見てはいない。ゲストによる『地球文明抑止計画』の指揮官という立場を利用して地球の強大な軍事力を独占し、本での地位を得ようとしたが、最終的にロンド・ベル隊(鋼龍戦隊)に倒された。

何をしにきた人?

ゲスト(ゾヴォーグ)関連の話は一部ややこしいところがあるので、ゼゼーナンを始めとしたゲスト地球に何をしに来たのかを以下に簡潔にめる。
ヴォーグ関連の設定は第○次シリーズ&FとOGシリーズで一部異なるが、以下はゼゼーナンが登場する第○次&Fにおける設定。

  • ヴォーグ(「第4次」とOGシリーズではゾヴォー)とは、地球から遠く離れた所にある国家連合の事。
    「第3次」に登場したインスペクターや今回のゲストはこれらの連合の中の国家の一つである、と思われる。
  • 軍事力方面にのみ異常に肥大化した地球文明は危険なものであるとした、ゲストの「地球文明抑止計画」の総司令官として地球に襲来。
    計画の的そのものは文字通り地球軍事力を殺ぐ事だが、これとは別にゼゼーナン個人の思惑として、地球にある軍事技術を独占し、本における地位を得るというものがあった。
  • 地球への接触と言う点ではゲストインスペクターに先を越されているという事になっているが、実はゼゼーナン自身は第3次よりも前、もっと言うとグランゾン開発されるよりも前に地球に来ている
  • 地球軍事技術を独占すると言う的のための下準備であり、組織としては技術供与を行って見返りを得るという「取引」として来ていたが、ゼゼーナン自身はこの時供与された技術の一つ、後にグランゾン心臓となるブラックホール機関に細工をして、グランゾンを「存在する限り偶然の発生率をめてしまうロボット」に仕立て上げる事が的であった。
  • これらの取引そのものは、シュウによるグランゾンの強奪・反乱によって調印式を破壊されたことで「以降音沙汰し」と言う形になってしまうが、グランゾン自体は正しく稼動したため、ゼゼーナンの的は一応達成されたと言える。
  • その後、グランゾンのせいで偶然が多発し混乱の渦に巻き込まれていた地球を狙って、上記の「地球文明抑止計画」により、ゲスト軍を引っさげて再来DCやポセイダル等、地球圏に更なる混乱をもたらし得る勢力と取引を行って裏で手助けし、地球を着々と侵略していった。
  • しかし途中で、グランゾンにそのような仕掛けが施されていると気づいたシュウにより、一堂の面前で仕掛けを解除されると共に大々的にネタばらしされメンツを潰される。以降はDCやポセイダルなど協力関係にあった勢力の壊滅等で徐々に追い込まれ、最終的に火星地表のゲスト軍基地にて倒される事になる。
  • 地球文明抑止計画」は国家の決定によるもので、官として選出されたゼゼーナンが個人的な野望を持っていた・・・と言う見方が一般的ではあるが、ゼゼーナンによる周到な下準備があった上での計画であった事、ゼゼーナンは元々本でも偏見の塊で強硬筆頭として有名な人物であった事を考えると、計画そのものがゼゼーナン導だったと考えるのが自然
  • 最終的には、枢密院(ゾヴォーグの最高意思決定機関)から停戦命が出される。ゼゼーナンはこれを聞き入れず、あくまで独断による地球侵略を続行するが、枢密院特使となったメキボスが「ゼゼーナンが倒れればを結ぶ用意はある」と言っていたあたり、本からは実質的な造反者扱いをされるまでに至っていた様子。

スパロボ史上最も不遇なラスボス?

シリーズの最後を飾るラスボスにも関わらずゲーム中では先述の通り何かと小悪党臭が漂う有様となってしまっている。具体的には、

などなど、様々な観点からろくな扱いを受けていないボスキャラとなってしまった。

OGシリーズではディバイン・ウォーズの南極事件の映像にて登場している。フーレを使ってカモフラージュをしていたが、シュウ・シラカワには通じず攻撃を受けてしまう。

その後、第2次OGにて再度地球圏に登場。相変わらず身内を疑う悪い地球人に対する偏見も変わっていない。変わったと言えば、グランゾンブラックボックスの解析に「200年はかかる」と語していた台詞が「10年単位はかかる」と短くされたほか、決戦前の台詞「何千、何万という種をわずかな期間で絶滅に追いやっている」「連合種保存法に照らし合わせれば、極刑に値する」と発言していた台詞がこちらでは「無期刑」と変更されているなど、世相を反映したのか表現が多少なりマイルドになっている。
更に今回はグランゾンに仕掛けておいた細工がゾヴォーグにおいて禁じ手という事が判明する等、ますます小物臭さに磨きをかけている。

専用BGMは旧シリーズでは「ARMAGEDDON」だったが、第2次OGではバラン=シュナイル搭乗時に「時を越えて(Ver.OG)」になり、旧シリーズファンを歓喜させた。なお別途「時を越えて」も収録されているので、その点はご安心を。

ちなみに余談となるが、Fの頃は精神コマンドになぜか『自爆』を持っていた。こちらの根拠は、「第2次OG」でゼゼーナンとの決戦勝利することで判明するだろう。

見よ!この動画!これこそ私が全宇宙の支配者となるべく定められた証!!
ふははははは!!

バカな・・・こんな項目があって、たまるかあっ!?

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