ヒース(ファイアーエムブレム)とは (ヒースとは) [単語記事]

概要

ベルン王国の王宮付き竜騎士ヴァイダの隊の元一員。飛龍の名前は『ハイペリオン』。
2年ほど前に国王の命令で辺境の反乱鎮圧に向かうが、将軍が手柄欲しさにでっちあげた濡れ衣だと判明。真相を知ったヴァイダ達と共にそれを止めようとしたが、その結果ヴァイダ隊の全員が騎士の位を剥奪されたうえ、村人の虐殺の罪まで擦り付けられ反逆罪での死刑宣告を受ける。
ヴァイダは隊員を逃走させるために単身囮として残り、ヒース達部下は逃亡するも隊のメンバーであるアイザック・ラキアス・ベルミナードは逃走中に死亡し、ヒースのみが生き残る。

単身生き残ったヒースはリキア地方のユバンズ傭兵団にベルン王国の逃走兵であることを知った上受け入れられ行動を共にしていたが、ラウス侯ダーレンに協力してオスティアへの謀反の片棒を担いだにも関わらずダーレンが失踪、弱者を巻き込みエリウッド達を始末して黒い牙に恩を売ろうとしたユバンズに同調できず投降、エリウッド達の味方となる。

竜騎士としての誇りを持っており、女子供などの弱者を傷つけることを嫌う。また、ヴァイダに対しては強い憧れを抱いている。

単独エンドではエトルリア王国で自由騎士となり、ヴァイダとのペアエンドではヴァイダを支えるためにベルン王国へ帰還、プリシラとのペアエンドではプリシラに迎えに行く約束をしたものの再会をすることはなかった模様。

烈火の剣発売当時に放送されていたCMにおいて、『死んだ仲間は蘇らない』という説明をするため、何故か登場は序盤ではなく中盤な上、天敵であるアーチャーなどとの戦闘でもなくロストしたキャラクターとして有名。

その為、発売当時に行われたキャラクター人気投票でのコメントでも『終章でものすごくお世話になったので…。CMちょっと傷つきました(苦笑)』『CMでやられてるのがかわいそうすぎて、必死に育てたら強かったから！』というコメントが公式サイト内にて掲載された。

クラスはドラゴンナイト。前作のドラゴンナイトと比較するとかなり弱体化されており、またハードブーストも前作よりも過剰ではないため、典型的なドラゴンナイトではあるものの前作のミレディやツァイスと比べるとやや見劣りする部分がある。また、前作以上にシューター配置数や魔法職増加もあって立ち回りしにくくなっているため、前作の感覚で使うと痛い目を見やすく注意が必要。

とはいえ、ドラゴンナイト特有の物理防御性能がそれなりにある高い移動力を持つ飛行ユニットという強みはもちろんあるので、山岳や砂漠に限らず屋内の戦闘でも活躍させることができる強みは健在である。

2020年 2月18日に開催された「大英雄戦「国境なき騎士ヒース」」にて実装。ハード、ルナティック、インファナルのいずれかの難易度をクリアすることで加入することとなるユニットで、聖杯での交換での入手も可能。イラストはめか氏が担当している。

2023年10月3日のアップデートにて、専用武器『傭兵竜騎士の槍』が専用武器錬成とともに実装。ホースキラーよりも攻撃力（+2）が上昇し、ホースキラー時にもあった騎馬特攻に加え、「戦闘開始時点で敵HPが75%以上」或いは「敵から攻撃を受けた」どちらかの場合、戦闘時のHP以外のステータスが+4のバフと敵の攻撃・速さ・守備のステータスが自身の守備の10%減少、敵の奥義発動カウント変動を1減少（同系統スキルがある場合最大値適応）の効果が付与された。
武器錬成を行った場合は他の武器同様にステータス強化（HP+5と選んだ4ステータスのいずれか）か特殊効果の追加を選ぶことが可能で、特殊効果はHP+3に加えて戦闘開始時に自身のHPが25%以上の場合、戦闘中にHP以外のステータスを+4と絶対追撃、範囲奥義のダメージと攻撃を受けたときのダメージを軽減（毎ターン自分から攻撃した或いはされた際の最初の戦闘時に40%軽減、それ以外は20%軽減）の効果が追加される。