リーゼントロック(Regent Rock)とは、日本の元競走馬、現誘導馬のことである。牡馬。黒鹿毛。
父:ダイワメジャー 母:レディインディ 母父:A.P.Indy(エーピーインディ)。
馬名の由来は「髪型の一種+音楽」。オーナーは「ハマの番長」の異名で知られる三浦大輔氏。栗東:矢作芳人厩舎に所属。
2013年12月7日の阪神:2歳新馬戦、ダート1800mでデビューし2着。2戦目の12月22日の阪神:未勝利戦で勝利を収めると、2014年1月11日の中山:黒竹賞(500万下)でも勝利し連勝。次走東京:ヒヤシンスS(OP)で9着に破れた後、芝に路線変更しクラシック戦線に殴り込みをかける。スプリングステークスに参戦し5着と健闘するも、毎日杯は13着と惨敗し皐月賞の権利獲得に失敗。次走は京都新聞杯に出走し日本ダービーの権利取りを狙うも、中団追走からズルズルと後退し競走中止。
診断の結果「左後肢の複雑骨折」。回復の見込みは低く、矢作調教師は経済的負担や馬の生態を踏まえた上で一般論として三浦オーナーに「安楽死」を提示したものの、「お金じゃないんです。命だけでも助けてもらえないでしょうか」と懇願、延命措置がとられることとなった。栗東トレセンに搬送後緊急手術が行われ、患部に6本のボルトを入れるなど4時間を超える大手術の末、無事終了。術後の経過も良好であり順調に回復。手術から1年2ヶ月後の2015年7月の函館:500万下で復帰し8着。
その後は条件戦をコンスタントに走り、2016年12月の中山:仲冬S(1600万下)を勝利しOPクラスに昇格。昇格後もダートのOP・重賞戦線で走り2018年6月には函館:大沼S(OP)で勝利、年末には初のGⅠレースとなる東京大賞典にも出走した(結果は8着)。
2019年には佐賀記念でクビ差で2着、マーチSでは惜しくも3着と重賞にあと一歩に迫る走りを見せた。しかしその後の戦績は下降線をたどり、同年12月の中山:師走Sで10着に敗れ、このレースが引退レースとなった。
通算成績は50戦6勝([6-7-4-33])。大怪我の後は4年4ヶ月もの間、大きな故障もなく50戦走り抜いた。獲得賞金は中央・地方あわせて1億6千万を超え、三浦氏の所有馬の中で最も賞金を稼いだ馬となった(2021年6月時点)。
引退が決まった後には、栗東トレセンにて矢作厩舎の関係者と三浦オーナーによるささやかな引退式が行われた。引退後は京都競馬場で誘導馬に就任。新型コロナウィルスの影響で無観客開催となっていた2020年5月24日に誘導馬としてデビューした。
脚質は先行型であり、2~5番手あたりの好位でレースを進め、4コーナー付近で前に出るスタイル。並びかけられても勝負根性を見せなかなか抜かせない粘り強さを持っていた。
馬主の三浦氏にとって愛着のある馬であったようであり、手術後の療養期間に度々療養所に会いに来ていたようである。
松岡正海が主戦騎手を務めていたが、彼はベイスターズファンであり、三浦氏のファンであった。
三浦大輔の娘の三浦凪沙(なぎさ)はサンケイスポーツで競馬記者をしているが、彼女が競馬に興味を持ったきっかけは、リーゼントロックのデビュー戦を生で観戦したことだったという。
ダイワメジャー 2001 栗毛 |
サンデーサイレンス 1986 青鹿毛 |
Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
スカーレットブーケ 1988 栗毛 |
ノーザンテースト | Northern Dancer | |
Lady Victoria | |||
スカーレットインク | Crimson Satan | ||
Consentida | |||
レディインディ 2001 鹿毛 FNo.3-l |
A.P.Indy 1989 黒鹿毛 |
Seattle Slew | Bold Reasoning |
My Charmer | |||
Weekend Surprise | Secretariat | ||
Lassie Dear | |||
Fiji 1994 鹿毛 |
Rainbow Quest | Blushing Groom | |
I Will Follow | |||
Island Jamboree | Explodent | ||
Careless Virgin |
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最終更新:2025/01/11(土) 14:00
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