京都新聞杯とは、JRA(日本中央競馬会)が開催する京都競馬場の3歳限定重賞競走、芝2200mである。格付けはGⅡ。
1953年に菊花賞の前哨戦として京都盃の名称で芝2400mで行われたのが始まり。
1967年に菊花賞トライアルになり優先出走権の付与がされるようになり、1971年に京都新聞杯に名称変更。競走条件は芝1800mや芝2000mの設定もあったが、1984年のグレード制度導入時にGⅡ格付に指定された時に芝2200mになった。
※第4回のみ3歳以上(旧4歳以上)の出走条件で、ヤサカがこのレース唯一の連覇の記録をしている。
菊花賞トライアルの時期は勝ち馬の中に、ニホンピロムーテー、タイテエム、トウショウボーイ、カツラギエース、ミホシンザン、ミホノブルボン、ダンスインザダーク、スペシャルウィーク等々の馬たちがいた。
2000年になって菊花賞の時期が11月から10月と早まったことから、開催時期が大幅に早まりそれまで行われていた京都4歳特別(GⅢ)芝2000mを吸収する形で5月に移動、日本ダービーの前哨戦になった。
(関西地区の菊花賞トライアルは、神戸新聞杯の1レースのみにまかせる事になった)
吸収した京都4歳特別の勝ち馬からはトウメイ、オグリキャップ、シルクジャスティス等がGⅠ馬になっている。
吸収した事により移動した2000年は芝2200mから芝2000mに短縮し、格付けもGⅡからGⅢと下げられたが、2001年からGⅡに、2002年から芝2200mにそれぞれ戻り現在に至る。
5月に移動してからはアグネスフライト、ハーツクライ、キズナが、複勝圏内からはタップダンスシチー、スズカマンボ、ロジャーバローズが後にGⅠ馬になっている。
春に移動した後、このレースをステップにしてアグネスフライト、キズナ、ロジャーバローズの3頭が東京優駿を勝利している。
2000年の成績も現在の年齢で表記
第1回~第3回芝2400m、第4回芝2000m、第5回~第13回芝1800m、
第14回~28回芝2000m(27回,中京芝2000m、28回,阪神芝2000m)
第29回~47回芝2200m(42回,阪神芝2200m)、第48、49回芝2000m
第50回~芝2200m(69~70回中京、芝2200m)
※1,第4回のこの年のみ3歳以上(旧4歳以上)の出走条件で行われた。
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最終更新:2025/02/07(金) 14:00
最終更新:2025/02/07(金) 13:00
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