光の大社員

この輝戸光！！社員の中において最も光り輝く大社員となってみせるぞ！！

概要

光の大社員はöYSTERによる4コマ漫画作品である。

名目上のストーリー

オモチャ会社「アルクメ」を舞台に主人公、輝戸光が大社員を目指して日々邁進してゆくサクセスストーリーである。

実際の内容

毎回冒頭で「この輝戸光！！社員の中において最も光り輝く大社員となって見せるぞ！！」（話によって多少の変化あり）と叫ぶだけで、実際に大社員を目指して何かをするでもなく、伊達と小競り合い（という名の漫才）をしたり、石原副部長のグチを聞かされたり、社長と遊んだり、そして秘書のちはるさんに怒られたりと、仕事らしい仕事はほぼやっていない。

おもな登場人物

• 輝戸光 （きど　ひかり）

主人公、全ての社員の中において最も光り輝く大社員を目指す熱血漢。
同期の伊達とはお互いにライバルと言ってはいるがいいコンビである。
アルクメ社長と仲がよく、一緒にゲームをしたりふざけたりして秘書のちはるさんに怒られている。
アルクメがオモチャ会社だと知らずに入社して来た。

• 伊達勲（だて　いさお）

輝戸と同期で（自称）ライバル。
暑苦しい輝戸とは対照的にクールでスタイリッシュな二枚目気取り、だが実際は細かいことを気にしたり、今まで飲んでいたペットボトルが1リットルではなく900ミリリットルだった事に気がついて怒り狂ったりと、輝戸に負けず劣らずである。
貧乏性なのか住んでいるのはアパートで部屋ではジャージ（冬にはその上に半纏）
タクシーに乗ればチラチラとメーターをやたら気にする。
最近独り言が多くなってきたと思っている。

• たまきさん

輝戸と伊達の先輩OL、年齢は不詳だが精神年齢は幼いらしくプールではしゃいで監視員にしかられたり、伊達にデートに誘われたときも伊達や料理そっちのけで夜景に夢中になっていた。
変形機構のあるロボットのオモチャのテストをさせられたときは変形どころかバラバラに分解してしまった。
最近ネコを飼った、不細工だが可愛がっているようだ。  

• 石原副部長（いしはらふくぶちょう）

哀愁漂う52歳、家族仲はあまりよくない模様。
大学ラグビー部でも副部長だった、そういう星の下に生まれた男。
髪型がスネ夫に似ている。

• 社長（しゃちょう）

そのまんまアルクメの社長、よく輝戸と遊んだりふざけたりしては秘書のちはるさんに怒られている、社長なのに…
輝戸と遊んでいる時は小学校三年生くらいの気持ちに戻るらしい。

• ちはるさん

社長秘書という名のお母さん。いつも輝戸と遊んでいる社長を毎回叱り付けている。
オモチャやヒーローなどの知識はあまり無いようで、将棋にいたってはまったく指せない。
だが真面目で勉強家であるために理解する速度は尋常ではない。

• 宮代開発部主任（みやだいかいはつぶしゅにん）

その名のとおり開発部の主任で新しいオモチャの開発に日々勤しんでいる。
オモチャを開発する技術はすばらしいのだが発想が致命的に間違っておりトンデモなオモチャばかり作っている。
ある意味マッドサイエンティストといえるかもしれない。

• 越前コンバッ太（えちぜんこんばった）

開発部に研修社員として配属されその後、正式な社員となったミリタリー新入社員。
軍服を着用し言葉使いも「～であります！」といった軍人口調でしゃべる。
「コンバッ太キャノン」や「コンバッ太強行偵察型」などのバリエーションがある。
大砲が多すぎるとはいえ、あの宮代開発部主任がすばらしいと評する宇宙軍艦の図面をひけるあたり、実は有能なのかもしれない。

• 忍者係長（にんじゃかかりちょう）

忍者な係長、スーツに頭巾と覆面というかなり異常な服装の人。
素顔はわからないが目つきは鋭く本当の忍者、なのかもしれない…
「ぬううッ！！」 という言葉だけでほぼすべての感情を表現する。
後述するすずなさんに好かれているようだが本人は全く気づいてないようだ。

• すずなさん

忍者なOL、なんの前触れも無く新人として輝戸たちの部署に配属されたくノ一。
同じ忍者である忍者係長に事あるごとにからんでいる
というかどう見ても好きな子にいじわるしてしまう小学生である 。
作者のお気に入りなのか扉絵率が高い（様な気がする）

 

アルクメ社のオモチャ（一部）

• 「おフロでガー君」
  本来は20～30度のお湯で体の色が変化するオモチャだったが
  宮代開発部主任の新技術により80～90度の熱湯で色が変わる
  危険なオモチャになってしまった。
• 「安全ブロック」
  アレルギー対応でしかも食べても無害というものすごく安全なオモチャ
  だがパッケージにでかでかと書かれる「安全」「安心」「大丈夫」などの
  文句がいらぬ不安をかきたてる商品となってしまった
• 「答えてシンちゃン」
  野球のアンパイアの姿をした人形で質問をするとアウトかセーフで答えてくれる
  だが輝戸が聞いた「君はヒット商品になれるか？」の問いにアウトと答えてしまった
  ちなみに石原副部長の家庭はゲームセットらしい。
• 「新発売の知育玩具」
  これで遊ぶと子供の頭がよくなるという商品だがCMに問題があり
  「うーわ!!良くなって来た、良くなって来た」や「今スッゲ頭いい!!」等の
  台詞により逆に頭が悪くなっているようにしか見えないものに…
• 「相談人形ソクラテス君」
  哲学的な言い回しから浴びせられる「理想は理想であり現実とは違う」
  といった辛辣な言葉によっていたたまれなくなった石原副部長によって壊される
• 「その子の代わりにワシを打てじいさん」
  新次元の知育玩具を目指した商品で、悪さをした子供の前で子供の代わりに
  お爺さんの人形を鞭で打つ事によって、より罪悪感を与えて子供をしつけようと
  した商品だったが実演していた宮代開発部主任が新次元へ覚醒してしまった
• 「お電話ミカちゃんDX」
  豊富な語彙と高度な音声認識によって「ほぼ自然な会話」が可能というすごいオモチャ
  しかし莫大な開発費がかかっておりその開発費は大量のスポンサーをつける事で解決した
  そのためミカちゃんとの会話は「聞いて!!すっごくイイ浄水器があるんだけど」や
  「お家を買う予定ってあるかな？」といったセールスの話しかできない
• 「プロレス大カルタ」
  札の変わりにその文字のレスラーを倒して遊ぶテレビゲーム
  探すのと倒すので1枚に10分はかかる、しかもプロレスの部分は
  以前に出したプロレスゲームそのままというクソゲー
• 「ペガサスのラジコン」
  本当に羽ばたいて飛行するという物凄いオモチャしかし羽音が「プ～ン」

関連商品

 

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関連項目

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