出水公平(いずみ こうへい)とは、ワールドトリガーに登場するキャラクター。
A級1位・太刀川隊に所属するシューター。物語開始時点では隊長である太刀川と共に近界への遠征に行っており、4巻の黒トリガー奪取作戦から名前を出す。攻撃方法がかなり派手な、ワールドトリガーのビジュアル担当。
少ない登場のみで人気投票9位、後の2015バレンタインでは1位になるなど女性人気の高いキャラクター。ちなみに太刀川さんは人気投票では13位、バレンタインでは6位。どちらも隊長を押しのけて高順位に輝いている。
年齢 | 17歳 |
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誕生日 | 9月21日 |
星座 | おおかみ座 |
血液型 | B型 |
身長 | 175cm |
好きなもの | エビフライ、コロッケ みかん、全攻撃 |
所属 | ボーダー本部 太刀川隊 |
ポジション | シューター |
ハネ気味なクリーム色の髪をセンター分けにしているのが特徴な男子高校生。主要人物でないキャラクターの中では珍しく、ボーダーの隊服・学校の制服・私服と登場した服装のバリエーションが豊富。ただし、私服についてはご法度。
年相応の軽いノリや笑顔から親しみやすそうな雰囲気を出している………と思わせておいて、こと戦闘に入ると「ハチの巣にするぞ」「俺の炸裂弾でこのへん平らにするか?」など発言が物騒になる弾バカ。
ただ自分を囮にスナイパーの位置を炙り出すなどトリックスター的な役回りをすることもあり、ポジションも相まって他のバカ呼ばわりされている奴らに比べ幾分か頭を使って戦っているようである。位置を炙り出されたスナイパーにはその性格を「いやらしい」と評された。
米屋陽介とは学校が同じで普段から仲が良い様子。おまけ漫画でも二人で修・空閑に絡んでいる。
好きなものの中では特にエビフライが好きらしい。具体的に言うと7巻巻末の診断チャートでエビフライを好きと答えないとシューターにたどり着けないようになっているレベルで好きらしい。ちょっとよく意味が分からない。
概要に書いた通りビジュアル担当で人気も高く、見せ場も相応にあり単行本では表紙にもなっているはずなのだが、何故かアニメ公式サイトでは存在を抹消されており、太刀川隊の欄には虚しく太刀川さんが一人でいるだけになっている。三輪隊の古寺すらいるのに何故なのか。
「……なんちゃって 佐鳥みっけ」
空閑の黒トリガーを奪うという指令の元太刀川隊の隊員として参戦。黒トリガー持ちの迅は太刀川、風間隊、その他スナイパーで総攻撃をすることにし、出水は三輪隊の三輪・米屋と共に嵐山隊に立ち向かう。
戦闘開始早々全攻撃(フルアタック)と見せかけての全防御(フルガード)を展開し嵐山隊のスナイパーである佐鳥の位置を炙り出し、A級1位の容赦なさを見せつけた。
そこから米屋は佐鳥を片づけるため、木虎はそのカバーに入るため民家の中へ離脱。三輪と二人で残りの嵐山隊を相手にすることになる。
三輪のシールドを突き抜ける鉛弾(レッドバレット)で嵐山の機動力を落とすなど確実に手傷を負わせていくが決定的なダメージを与えることもなく与えられることもなくと言った状態が続き、その間に米屋は木虎にトリオン供給機関を破壊されてしまう。しかし米屋はダメ押しと言わんばかりに窓を突き破って木虎と共に外から出て出水に木虎の撃ち抜きを指示。悪態をつきながらも木虎に集中砲火する。
しかし傍にいた時枝がこれをガードしノーダメージで終わる、かと思われたところで、迅側についていたはずの当真が時枝の頭と木虎の足を狙撃。見せ場をとられてしまっ時枝がベイルアウトし、残りは三輪・出水・当真と嵐山・木虎・佐鳥となる。
嵐山は鉛弾で、木虎は狙撃によって機動力を失ったため狭い路地へと隠れてしまうが、三輪と出水は迅と太刀川らが戦っているほうへと向かうそぶりを見せることで二人をおびき出し戦闘の場を公園へと移す。
木虎の奇襲を警戒しながら嵐山を爆撃していくが、しかしそこで奇襲を受けてベイルアウトしたのはその場にいた三輪・出水ではなく遠くから狙撃を狙っていた当真だった。木虎は自在に剣の形を変えられるスコーピオンを足代わりにして狙撃地点まで上り詰めていたのだった。
怯みはするものの反撃しようとする三輪だったが、隙をついて佐鳥がツインスナイプで二人の腕を狙撃。広い公園に出てしまったことで斜線が通るようになってしまったことを敗因としA級5位のチームに一杯食わされることになった。
大規模侵攻(5巻~10巻収録)
「落としてください だろ」
米屋・緑川で組んだチームで戦闘。周辺にいたB級7人にサポートを頼んでB級スナイパー・東春秋を指揮官に据えてのA級・B級合同の10人で、新型トリオン兵の援護目的で来たランバネインと戦闘を開始する。
変化炸裂弾などで牽制し撃ち合っていくが、まとめての戦闘を避けたランバネインが緑川一人を釣って建物内で1対1の戦闘を始める。が、行き過ぎた余裕を見せてしまったランバネインは油断をし緑川に攻撃され片足がお陀仏へ。一人ずつでも厳しいことを悟ったため外へ出て飛び回り、浮いた兵から狩っていこうと一人たたずんでいた来馬へと攻撃を決めるランバネインだったが、それこそが合同チームの罠であり突進していくランバネイン向かってアタッカーである米屋が突撃していった。
しかしそれも分かっていたランバネインは更に進行方向を変え、米屋へと攻撃方向を変更。高火力で米屋を撃ち抜くつもりでいたものの、A級B級合同のチームはそれすらも見きっており、その場にいた周りの人間が米屋をフルガードしてランバネインへの突撃を援護した。結果ランバネインは米屋の槍型弧月の餌食となり戦闘体を失い、ミラに回収されていく。
その後は東に焼肉のオゴリの約束を取り付けつつ、C級隊員のサポートへと向かった。
「上手くやりゃ全部殺せそうだ」
ランバネイン撃破後、新型トリオン兵の集団に襲われるC級隊員を援護するようにまた三人で登場。
C級を逃がすために新型トリオン兵を足止めしようと囮をしながら爆撃していくが、そこでC級をカバーしていた玉狛の三雲が雨取のトリオンを使って計らずもの連携を繰り出し、協力して新型トリオン兵を1体粉砕した。
噂に聞いていた玉狛のトリオン怪獣の威力を前に希望が見えたかと思われたが、新型トリオン兵の粉砕によって雨取の力を敵側に知らしめることになり、敵の隊長であるハイレインがその腰を上げることになってしまう。
「余裕こいてんじゃねーぞこのわくわく動物野郎」
ハイレインの登場早々、新型トリオン兵との連携という予期せぬ事態もあり緑川がベイルアウト。先ほどまでの優位な状況から一転したことを確認し、C級隊員の逃亡を援護するため鳥の形をしたハイレインの弾丸を相殺していく。しかし派手な鳥の弾丸に気を取られていたことにより足元をおろそかにしてしまい、トカゲの弾丸にやられて両足が使い物にならなくなることに。
C級には逃げろと告げていたはずだったが、しかしここで無茶をした三雲が新型トリオン兵を粉砕したときのようにハイレインの脇をついて攻撃。だが付け焼刃もいいところな三雲の戦略はハイレインには筒抜けで、逆に雨取がキューブ化してしまうことになる。
ショックを受ける三雲だったが、出水は三雲を叱咤して手早く本部へ向かうよう告げ、キューブ化した雨取を抱える三雲のサポートをしていった。
三雲の逃亡はなんとか援護しきるものの、ハチなど細かくばらけるハイレインの弾丸に対応しきれずついには片腕まで使い物にならなくなってしまう。しかし戦闘の中でハイレインのトリガーはトリオン体にしか効かないということに気づいたため、周りの民家を爆撃して瓦礫によって攻撃。怯むハイレインではあったが、しかしトリオン体には大した痛手を与えることはできなかった。
だが民家の爆撃はトリオン以外での攻撃ではなくスナイパーの射線を取るためのものであり、あたり一帯が開けてしまったところでハイレインは奈良坂の狙撃を受けて胴体に大きな攻撃を受けてしまう。
その後スナイパー組はハイレインに何発かいれるものの新型トリオン兵とミラの妨害を受けて足止めを食らうが、それでも削った分から見て有利と思い込み弾数で押し切ろうとする。
しかしそこでハイレインのトリガーである卵の冠(アレクトール)の、『キューブからトリオンを吸収し自分の力として扱う』という掟破りの性能を披露されたことによって戦況を覆せないことを確信。手足が使い物にならなくなっている上で攻撃を開始されてしまい、悔しがりながら自主的にベイルアウトをした。
単行本8巻ではまるでかっこよく決めました的な顔で表紙になっているが戦闘中はほぼ膝をついて終
以上大規模侵攻においてはランバネイン撃破と後のC級の援護から一級戦功を獲得。
トリガーはアステロイド(通常弾)、メテオラ(炸裂弾)、ハウンド(誘導弾)、バイパー(変化弾)とガンナー用トリガーを全て使用。多彩な攻撃とボーダー内でもトップクラスを誇るトリオン量でとにかく弾丸をばら撒くスタイルを貫き、何事も物量で推し進める弾バカ族。スナイパーと連携をとるために民家をなぎ倒すなど色んな意味で攻撃に容赦がなくおっかない。
勿論それが全てというわけではなく、アステロイド+アステロイドのギムレット(徹甲弾)、メテオラ+バイパーのトマホーク(変化炸裂弾)といった複合弾を瞬時に精製するなど驚異的なほどにトリオンの精密なコントロールに長けており、命中率も決して低くはない。どころか三雲の低速散弾をすり抜けるハイレインの細かい弾丸をピンポイントで全て撃ち抜いているあたりで当てようとすればかなりの精度で当てることができる様子。
じゃあ座右の銘の千発百中って何よ、となりはするが、戦闘を見るに「量撃てるから百発を当てるため千発を撃ってる」という感覚らしい。絨毯爆撃から動きの制限まで可能とし、1対1での火力勝負にも他隊員との連携にも対応できる"トップの隊の隊員"らしい優秀なシューターである。敵側であるはずのハイレインにも「捕えて部下に加えたかった」と言われていた。
信頼もどん引きもされるレベルで弾をばら撒いては色んなところを爆破している彼だが、バイパーの使い方は一般的な扱いやすい弾道を数パターンあらかじめ設定しておいてから撃つものではなく、撃つ度に一回一回弾道を引いて扱っている。物量作戦に加えてそんなことをするなんてお前も十分変態とは流石天才と言ったところか。って太刀川さんが自慢してたよ。
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最終更新:2024/12/27(金) 00:00
最終更新:2024/12/26(木) 23:00
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