山本耕史(やまもと こうじ)とは、日本の俳優・声優・歌手である。ミュージカルなどの舞台でも幅広く活躍している。
幼少期から子役として活動し、テレビドラマ「ひとつ屋根の下」で江口洋介演じる主人公の弟にして、交通事故で車椅子生活を余儀なくされた少年・柏木文也役で注目される。このドラマの影響もあって、少年時代は繊細でナイーブな役どころが多かった。
山本にとって大きな転機となったのは、彼の出世作となった大河ドラマ「新選組!」である。この少し前に、彼は三谷幸喜のミュージカル「オケピ!」で、初々しいパーカッション団員を演じたが、そこを三谷の目にとまり、「新選組!」の土方歳三役に大抜擢された。
三谷幸喜は、演じる俳優の性格などを参考にして演じるキャラクターを作り上げる当て書きを行っており、インタビューやエッセイでも彼の性格を基に本作の土方像を作り上げたと述べている。山本の土方は当たり役となり、NHK正月時代劇では続編「新選組!!土方歳三最期の一日」で主役に昇格し、その9年後には連続テレビ小説「あさが来た」にて3度目の土方役を演じて、ファンを大いに喜ばせた。
これ以降、時代劇への出演も積極的に行うようになり、佐伯泰英の人気小説「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズのドラマ版でも主演。3シリーズに渡って放送されるヒット作となった。また、大河ドラマ「平清盛」では、悪左府・藤原頼長を怪演。それまでのイメージを覆す、不気味で色々とアクの強い役柄とその悲劇的な最期で、視聴者に強烈なインパクト与えた。
上述の通り、数多くのミュージカルに出演していることに加え、若い頃は歌手活動もしていたこともあり、その美声もかなりのもの。それ故、声優としての出演作も多い。ニチアサアニメと縁が深いのも特徴である。
私生活では、その甘いマスクからかなりのプレイボーイで、ドラマや舞台の共演者と交際の噂が立ったことから、共演者キラーと呼ばれていた。2015年に女優の堀北真希と結婚して話題となったが、その6年前に初共演してから猛烈なラブコールを送って成果を実らせた。※ただしイケメンに限る
先述の大河「平清盛」と同時期には、堀北主演の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の撮影・放送が行われており、スタジオもすぐ隣同士であった。関係者の証言によると、休憩中に頼長の衣装やメイクのまま、堀北のいるスタジオを訪ねてアプローチを行っていたらしい。悪左府の役柄を考えると、ものすごくシュールな光景だったであろう。
その後、堀北との間には2016年に第1子、2019年に第2子が生まれている。
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最終更新:2024/04/18(木) 21:00
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