闘将!!春香娘とは、ユキージPが2012年8月30日から連載を開始しているシリーズ作品で、全38話完結の”雪歩に○○かけたいシリーズ”の第4シリーズなのか新シリーズなのか、とにかくそういう作品である。
連載期間は2012年8月30日~同年10月05日(5話)。その後、同年12月20日に第六話が投稿されてめでたく連載再開の運びとなった。
これまでのシリーズとの繋がりに関しては当初不明で、英雄尻山がこれまでのシリーズで触れられていない事、同名のアイドルが前シリーズまでは普通にアイドルとして事務所に所属している事などから別軸である可能性が高い(勿論、それらが偶然の合致として、同じ世界軸である可能性は0ではない)と思われていたが、第五話で他シリーズとの繋がりが語られる事となった。
本編はこれまでのシリーズ同様、MMDモデルを用いながらNovelsM@ster調のテキストストーリーで進行し、要所でMMDムービーが挿入されるスタイルとなっている。
空手、テコンドー、ムエタイなど、世界のあらゆる武術・武道の源流は、1400年の歴史を持つ”アイドル”にあると言われている。そのアイドル事務所の一つ、765プロの壁面に突き出した4つの尻。それは後世の人によって刻まれたアイドル歴史上最強の達人達の尻であった。
物語はその中でも最強と呼ばれる天海春香の生きていた時代で展開され、そして彼女の修業時代にスポットを当てて繰り広げられていく……が、第五話にて驚くべき事実が明かされるのであった。
アイドル:
とりあえず、我々の知る一般的な”アイドル”という定義とは大きく異なっているのは確か(このシリーズに限った事ではないが)。北斗○拳とか、格闘流派の一角というか総本山というか、同時にそれを極めし者の称号? 一話を見る限りではそのような解釈で読むと読み易い気がします。
英雄尻山:
読みは不明。765プロ事務所の壁に突き出た四つの尻像の事。歴史上最強とされる4人のアイドルの尻が刻まれている。ホメ春香さんらしき尻もあるが金色ではない、念の為。
パパラッチ/悪徳記者団:
大体現代社会の同名の存在と一緒。ただ、エロい。
浣腸(カンチョー):
ユキージPの作品には欠かせない技。基本、どう見ても尻の穴ではないほうに刺さっているが、登場人物は尻に刺した(刺さった)と言い張る。つまり、お察し下さい。
アイドルの極意「超尻極意書」に書かれている技の総称。代々の極意書継承者が一つずつ、独自の技を編み出して書に技を刻んでいく。春香が書き足した時点で一〇三芸となる、と思う(原作では拉麺男が書き足した後も一〇二芸と呼ばれ続けた)。
後方尻車:高く跳躍して、後方宙返りの後に尻で相手を潰す(第二話)。
百戦百勝尻:所謂ヒップアタックだが、飛距離が半端ない(第三話、第五話)。
打尻三点崩し:尻で下から相手を三連続で突き上げる。技名は呼ばれてないが原作に倣うと多分これ(第四話)。
竜巻旋風尻:回転しながら跳躍し、それによって生じた竜巻で相手を吹き飛ばす(第五話)。
回転竜尾尻:相手を前方宙返りで飛び越え、そこから垂直落下して尻で相手を潰す。雪歩が始めて披露した超尻一○二芸(第五話)。
素手淫具・不得椅子:春香の編み出した新たなる一○二芸(正確にはこの時、超尻一○三芸に改名される)。相手の顔に尻を押し付けてぐりぐりして窒息させる。読みは多分”スティング・フェイス”(他シリーズでは”スティンク”。ここいらの説明は長くなるので省略)。
■天海春香(春香娘):
主人公。後に最強のアイドルの一角として名を残す事になる。アイドル候補生時代、候補生仲間の雪歩と共にパパラッチに襲われ、逃げ延びた先で出会った三浦あずさを師として12年の修業の後に愛怒流・春香娘(あいどる・はるかにゃん?)としてパパラッチへのリベンジ、ひいては雪歩の敵討ちを行う事に。仇をとり、雪歩を救い出した春香は雪歩と共に己を磨く修業の日々へと旅立つのだった。
■萩原雪歩:
春香と同じアイドル候補生だったが、パパラッチによってその若い芽を摘まれてしまった……と思いきや、12年の間876党に辱めを受けながら生き延びていた。春香に救われ自由の身になった後は、彼女に師事して春香のようなアイドルになるべく旅に同行する事になった。ちなみに言動はこれまでのシリーズ同様に相当なビッグマウス。
■三浦あずさ:
春香の師。尻で蟹を釣り上げる、等”百歩神尻”の使い手。12年の修業によって春香にその奥義を伝授する。英雄尻山の一つに彼女と思わしき尻が刻まれているが真偽は不明(真とかの可能性も一応ある)。年齢は不明だが、春香は初っ端から「老師!」と呼んでいた(ちなみに老師、は老いているとは限らず単純に先生、師匠の意)……が、春香が雪歩の仇をとった戦いを”無益”と評した(曰く、10の相手を100の力で倒した)事で春香の反感を買い、絶縁宣言をされてしまう。ちなみに雪歩から”やいババア”呼ばわりを(しかも二度)されても報復しない器の広さを持つ。
■涼:
悪名高き悪徳記者団”876党”の一員。二人の妹と悪事(主にアイドル候補生の痴態をスッパ抜き、デビュー前に若い芽を摘んでいる模様)を働いている。本文に拠れば”突然襲い掛かるのが得意”らしい。春香に粛清された後は、春香達を追って二人の戦い(というか雪歩の痴態?)を撮り続けるようだ。てか、お前ら雪歩好き過ぎだろ。得意技は妹の愛との連携”幻惑夢壁(涼が相手の視界を封じて=目の前で立つ、愛が飛び越えて攻撃してくる)”。
■絵理:
876党三姉妹(?)の次女。引きこもり/冷静らしいが初っ端から表に出ている上、名も知られていない候補生のスキャンダルをゲット(ねつ造)して”完璧な作戦”と言うあたり自称完璧超人の老害に通じる香りがある……が、雪歩の推察は実は的を射ており、アイドルになれなかった腹いせに若い芽を摘んでいると解釈すれば辻褄は合う。真偽はいかに。
■愛:
三姉妹の三女。元気だが、今回はそれが悪事の方向に働くのがやばい。非常に優れた身体能力を持ち、一話で雪歩を襲った際は涼を飛び越えて前宙ヒッププレスで顔面を潰している。第六話からの散弾流星鳥千早編では準主役のような役割となり、アイドルへの転身を迫られるが……?
■我那覇響:
我那覇流カンチョー拳の使い手で、道場を開いていたり、門下生も4人ほどいるなど。経緯は不明だが『超尻拳法とは敵対する者らしい』。手始めに雪歩を屠るが、春香の百戦百勝尻で秒殺されてしまい、更には懐に入れていたハム蔵の歯が肩を抉った事で左腕を失ってしまう。それにより門下生を失い道場は廃業寸前。響は右腕に毒をまとわせ、春香に報復すべく毒カンチョーを会得するのだった。ちなみに失った腕は原作では唐突に、何の説明もなく甦るので安心して頂きたい。多分。
■ロックマン/シルバーチャリオッツ/メタナイト:
我那覇流道場の門下生と思われる。前者二人はともかく約1名、人外がいる。浣腸できるのか? 響が春香に敗れた事で、多分響に失望して道場を去る……が、毒浣腸による報復を響が果たした後は何事もないように道場に戻っている。こいつらかなりの蝙蝠だ! まあ、約一名外見からして蝙蝠の方がいるけど。
■高槻やよい:
我那覇流道場の門下生と思われる。口がかなり悪い……が、ユキージPの作品のキャラではこれでも普通の口の利き方である(と思ったら第六話以降更にえげつなくなった)。響の敗北後は愛想を尽かして他弟子同様に道場を去った。何故浣腸を習っていたかは不明。他弟子と違い、毒浣腸による報復後道場に戻った様子は見られない(1カットだけなので映ってないだけかもしれないが)。その後は千早の弟子となり第六話で再登場した。
■四条貴音(圧迫拳貴音娘):
超尻拳法に興味を持ち、雪歩を人質として極意書の秘密を得ようとする。一度は春香の百戦百勝尻を破り、勝利を目前とするも、極意書の白紙部分の謎を解いた春香による新技”素手淫具・不得椅子”により敗れ去る。
■如月千早(散弾流星鳥千早):
響を見放したやよいが次に弟子となった拳法家。巨大な鳥かごを持ち歩き、その中には成人女性よりも大きそうな青い鳥がいる。戦闘の際はかごを蹴り壊し、青い鳥が勝手に相手を倒してくれる。壊れたかごはやよいの弟妹が新しいのを作って補充するようだ。やよいと会うまで自分で予備を作ってたかは不明。胸にコンプレックスがあるようで、雪歩を再起不能(?)にしてみせた。年齢的には貴音より”娘”だが、正式名称が”散弾流星鳥千早娘”なのかは六話時点では不明。
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